いよいよ（やっと？）完結！針ノ木サーキット2日目、
そしてアフターもちょっとだけ。
いきなりの修羅場でビビったｗ
新越山荘での休憩を終えて、今回の山行では最後のピークとなる岩小屋沢岳を目指して9時39分に出発。さて、ここから種池までの区間は熊警戒レベルMAXだな、と気合を入れなおしてスタートした直後。
ちょうど↑の写真辺りでなんと猿同士がもの凄い声を荒げて喧嘩してるｗ
タイミング悪く種池方面から歩いてきたお兄さんも立ち止まって動けない。とは言え自分も先へ進まないとならないので、ポール同士を叩いて音を鳴らしながら歩いていくと、猿は2匹とも藪の中へと姿を消していきました。
あービビった・・・。
対面から歩いてきたお兄さんは、どうやら熊だと思ったらしく
「いや〜めっちゃビビりましたｗ猿で良かった〜」
と一安心。とは言ってもあんなに大声出して荒ぶってる猿の近くなんて通りたくないよね・・・。
（喧嘩シーンは写真撮れず）
取り合えず気を取り直して、お兄さんとも別れて改めて岩小屋沢岳へと向かう。
ちなみに、新越山荘を過ぎると一気に熊の生息域に踏み入れた感が激増。
なんせ、 「ここは熊のトイレか？？」ってくらい、熊糞が登山道にわんさか落ちてる。
取り合えずなんか怪しい、と思ったら熊鈴以外にもポールをガンガン叩いて音を出す。
この際ポール壊れても良いから・・・熊に襲われるよりはマシ。
新越岳を過ぎると岩小屋沢岳までのなだらかな稜線。本当綺麗。だけどもう騙されない、赤沢岳だってこんな感じだったのにめちゃくちゃキツかったもん。
・・・でもこちらは結局見た目通り、ダラダラ〜っと長い稜線を緩やかに登っていく。とは言えサーキットも終盤、結構疲れてるのであんまりペースは上がらない。
という訳で10時10分、今回最後のピーク岩小屋沢岳に到着！
ここは、昨年爺ヶ岳に来た時に、種池山荘で勤務している友人に「剱岳が一番近く見える」と聞いていたので結構楽しみにしていた山頂だ。
が、しかし。ちょっと到着が遅かったか、既に立山・劔方面は雲が湧いてきていて、剱岳も雲の向こうで見えず・・・。
まあ仕方ない、ここまで散々見たしね。ここでは写真だけ撮って、早々に出発。
さて、ここまで来ればあとは種池山荘までは基本下り基調で行けるはず。
山行も終盤、気が緩みやすいところなので改めて気を引き締めて、転倒とか下手な怪我をしないよう、あとは熊に会わないように・・と進みます。
頭の中の地図では種池まではそう遠くない、という感覚。それは前述の種池の友人に、爺ヶ岳に行くか、もう一つ岩小屋沢岳もオススメで爺ヶ岳と同じくらいで行ける、と聞いていたので、そこまで時間はかからないだろうと勝手に思っていたんです。
ところが、全然着かないｗと言うか、山荘が見えないｗあのオレンジの屋根は遠くからも良く見えるので、見落としていることは無いはず。ここに来てかなりトレイルも歩きやすくなって、それなりに早めに歩いているはずなのに・・・！ガスっているというのもあるけど、チラリと見えるくらいしても良いはず。
山荘が見えないことの焦りからか歩く速度は速くなり、でも一向に見えてこない山荘。
まじで？どうした山荘だけ別の世界線に飛んだ？とか本気で思い始める始末ｗ
11時03分、やっとの思いで種池山荘に到着！なんだかんだ50分くらいかかったらしい・・。
いや、疲れた・・そして腹減ったｗ
残念ながら種池山荘のピザは既に終了（9月中旬から再開するそう）していたので、手持ちのエネ餅、柿ピーを一気食い。更にジェルと、今回初めて持ってきたVESPAも食べてみた。
いや、これ凄い味するねｗ如何にも効きそう、だけどなんて表現すればいいのか分からない・・・
取り合えず水無しじゃ飲めないなこれｗ
それでもここから、柏原新道の下りは要注意だからね・・疲れている状態にこの長い下り、絶対気を抜いたらどっかでやらかす。そう言った意味での気付け薬としてはVESPAは良いかもね。
ここで標高の高い場所ともお別れ。次はまたケンさん居るときに来たいなあ。
11時26分、下山開始！
残念ながら爺ヶ岳はガスで姿見えず。
どんどんガスが上がってくる。
下山は基本走らず、安全優先で早歩き位。走ると絶対、足引っかけたりして転びそうだったのでね・・・。
やっぱり、軽量化してきたとはいえ、テント泊装備で走るのはなかなか大変だ。そう考えると本当TJARの選手とか凄いよなあ。
途中、後ろからきた下山中のトレランに1人抜かれたけど、あとは先行するハイカーをどんどん抜いていく。
12時56分、柏原新道登山口に到着！な、長かった・・・！
柏原新道を降りてくると、ここで水浴びしたくなる・・・（実は下りれるところあるらしい）。
そして駐車場には12時59分着！これにて針ノ木サーキット完了、お疲れ様でした！
やーそれにしても、無事下山出来て良かった。実は途中で1回、左足をグネったんだよねｗでも軽めだったしすぐに痛み引いたし、大ごとにならなくて本当よかった。
取り合えず、地球温暖化が加速しそうなくらい汗臭いので、まずはお風呂！
去年見つけた「上原（わっぱら）の湯」ここは本当最高です。なんてったって安い（500円）し、空いてるし、冷たい北アルプスの湧水も飲めるし。
この後は車で松本までのんびり下道移動。泊る宿に入る前にコインランドリーで山行中に来ていたウエア類を洗って、宿に入ったら部屋で干しておく。
その後はしばり宿でのんびり。
夜になって、松本駅にある「松本からあげセンター」へ。閉店30分前だけどなんとか滑り込みできた。
頼んだのは「美味だれから揚げ定食」。これめちゃくちゃ美味しかった・・・。
これ書いてて写真みてたらヨダレ出てきたよ。他にも色々あるんだろうけど、ここはまた行きたいなぁ。
晩飯のあとは、楽しみにしてた松本ナイト！
だったのだけど・・・1件目に行った松本駅前にある「松本ブルワリー」、ここはね、正直イマイチだった。ビールはさすが、とても美味しかった。NARA ブリューイングとのコラボビールも悪くない。ただ、高すぎる！Sサイズ（約160ml）で700円は、いくら駅前でもちょっと高い。と言いつつ2杯飲んじゃったけどさ。ここはもう来ないかなー。
気を取り直してもう1件、こちらも松本のブルワリーの「Bacca ブリューイング」に行ってみた。
こちらはSサイズで500円と比較的リーズナブル。そして店内奥で醸造しているタンクがあったり、お店的にも雰囲気は良かった。ただ、飲んでいる途中で常連客がわっと入ってきて、店員さんもそこに交じって話始めちゃって急に居心地が悪くなり、ここも2杯のみで退店。
去年みたいに角打ち的なお店行った方が楽しかったかも・・・。
結局そのまま宿に帰り、シャワーを浴びてこの日は就寝。疲れもあって多分一瞬で気絶してたみたい。
さて、俺の夏休み最終日。
この日は松本から諏訪まで下道で移動し、久しぶりに諏訪大社上社 前宮へ。
ここは、諏訪に4つある諏訪大社の中でも一番好きなところ。山麓にあって、里の神社っぽさが凄く良い（ちなみに諏訪大社は上社 前宮、本宮、下社 春宮、秋宮と4つある）。
多分なんだけど20年ぶりくらいに来たと思う。
↑こんな庭園みたいのとか、休憩所とか無かった。だいぶ観光地化されちゃったんだなあ。
それでも里の神社っぽさは健在。
やっぱりここはなんか良い。何が、と言うか雰囲気がね。
そう言えば夏に来るのは初めてかも。いつも車山でのスキーとセットで来ていたからなあ。
冬にまた来てみるのも良いな。と言うか、寺社仏閣巡りしたくなった・・・。
という事で、これにて「俺の夏休み2025 針ノ木サーキット」は終了。
この後はいつも通り？下道で勝沼まで行って、そこからちょっとだけ高速乗ってなんだかんだで14時位には帰宅。
ちょうど↑の写真辺りでなんと猿同士がもの凄い声を荒げて喧嘩してるｗ
タイミング悪く種池方面から歩いてきたお兄さんも立ち止まって動けない。とは言え自分も先へ進まないとならないので、ポール同士を叩いて音を鳴らしながら歩いていくと、猿は2匹とも藪の中へと姿を消していきました。
あービビった・・・。
対面から歩いてきたお兄さんは、どうやら熊だと思ったらしく
「いや〜めっちゃビビりましたｗ猿で良かった〜」
と一安心。とは言ってもあんなに大声出して荒ぶってる猿の近くなんて通りたくないよね・・・。
（喧嘩シーンは写真撮れず）
取り合えず気を取り直して、お兄さんとも別れて改めて岩小屋沢岳へと向かう。
途中はガスったり晴れたり。
ガスるとなんか熊出てきそうで怖えええ〜
ちなみに、新越山荘を過ぎると一気に熊の生息域に踏み入れた感が激増。
なんせ、 「ここは熊のトイレか？？」ってくらい、熊糞が登山道にわんさか落ちてる。
いや〜、居るねぇ・・・（怖
取り合えずなんか怪しい、と思ったら熊鈴以外にもポールをガンガン叩いて音を出す。
この際ポール壊れても良いから・・・熊に襲われるよりはマシ。
そうそう、実は岩小屋沢岳の手前には新越岳というピークがもう一つ存在する。
ただ、ここはピークの方に向かってもその先には行けず、元のトレイルに戻らないとならない。
今思えば行っておけばよかったと思いつつも、この時は先を急ぎたくてスルー。
あと、この辺りから種池方面から来るハイカー・ランナーも一気に増えてきた。時間的に被るのかもしれない。中にはこの日種池から上がって来て、そのまま船窪岳まで行く、という猛者も。すげーｗ
あと、この辺りから種池方面から来るハイカー・ランナーも一気に増えてきた。時間的に被るのかもしれない。中にはこの日種池から上がって来て、そのまま船窪岳まで行く、という猛者も。すげーｗ
見た目に騙されちゃいけない岩小屋沢岳。結構登る。
・・・でもこちらは結局見た目通り、ダラダラ〜っと長い稜線を緩やかに登っていく。とは言えサーキットも終盤、結構疲れてるのであんまりペースは上がらない。
今回のラストピーク「岩小屋沢岳」劔岳は残念雲の中・・・
という訳で10時10分、今回最後のピーク岩小屋沢岳に到着！
ここは、昨年爺ヶ岳に来た時に、種池山荘で勤務している友人に「剱岳が一番近く見える」と聞いていたので結構楽しみにしていた山頂だ。
が、しかし。ちょっと到着が遅かったか、既に立山・劔方面は雲が湧いてきていて、剱岳も雲の向こうで見えず・・・。
まあ仕方ない、ここまで散々見たしね。ここでは写真だけ撮って、早々に出発。
種池山荘が・・・見えないｗ
さて、ここまで来ればあとは種池山荘までは基本下り基調で行けるはず。
山行も終盤、気が緩みやすいところなので改めて気を引き締めて、転倒とか下手な怪我をしないよう、あとは熊に会わないように・・と進みます。
それにしても種池方面歩く人全然いないな！
頭の中の地図では種池まではそう遠くない、という感覚。それは前述の種池の友人に、爺ヶ岳に行くか、もう一つ岩小屋沢岳もオススメで爺ヶ岳と同じくらいで行ける、と聞いていたので、そこまで時間はかからないだろうと勝手に思っていたんです。
ところが、全然着かないｗと言うか、山荘が見えないｗあのオレンジの屋根は遠くからも良く見えるので、見落としていることは無いはず。ここに来てかなりトレイルも歩きやすくなって、それなりに早めに歩いているはずなのに・・・！ガスっているというのもあるけど、チラリと見えるくらいしても良いはず。
種池山荘どこ？異世界転移した？
山荘が見えないことの焦りからか歩く速度は速くなり、でも一向に見えてこない山荘。
まじで？どうした山荘だけ別の世界線に飛んだ？とか本気で思い始める始末ｗ
全然見えない山荘、でも着実に進んではいるはず、何故ならここは稜線1本のルートだから。
いきなり目の前に出てくるから大丈夫・・なんて思っていた矢先。
ちょうどこの写真を撮った直後くらいに、茂みの中右手奥の方から、何と言うか獣が威嚇するような「ヴルルルルルルゥッ！」
と言う唸り声？みたいなものが聞こえてきた。
すぐさま立ち止まり暫く周辺の様子をうかがうも、何かが動いているような音も声も聞こえてこない。
１〜２分止まっていたかと思うけど、意を決してポールを叩きながら先へと進む。
幸い、何モノも出ては来なかったけど、種池周辺も棲みついている個体が居ると聞いたことがあるので、内心バクバクですｗ
そんな風にビビっていると、先ほどの石段を登り切って少し歩いたら、突然視界にカラフルなテントが飛び込んできた。あああ〜〜〜やっとだ〜〜〜！
いきなり目の前に出てくるから大丈夫・・なんて思っていた矢先。
ちょうどこの写真を撮った直後くらいに、茂みの中右手奥の方から、何と言うか獣が威嚇するような「ヴルルルルルルゥッ！」
と言う唸り声？みたいなものが聞こえてきた。
すぐさま立ち止まり暫く周辺の様子をうかがうも、何かが動いているような音も声も聞こえてこない。
１〜２分止まっていたかと思うけど、意を決してポールを叩きながら先へと進む。
幸い、何モノも出ては来なかったけど、種池周辺も棲みついている個体が居ると聞いたことがあるので、内心バクバクですｗ
急にテン場でた！
異世界転移してなくてよかったｗ
いや、疲れた・・そして腹減ったｗ
写真見切れてるけど取り直す元気無しｗ
残念ながら種池山荘のピザは既に終了（9月中旬から再開するそう）していたので、手持ちのエネ餅、柿ピーを一気食い。更にジェルと、今回初めて持ってきたVESPAも食べてみた。
いや、これ凄い味するねｗ如何にも効きそう、だけどなんて表現すればいいのか分からない・・・
取り合えず水無しじゃ飲めないなこれｗ
それでもここから、柏原新道の下りは要注意だからね・・疲れている状態にこの長い下り、絶対気を抜いたらどっかでやらかす。そう言った意味での気付け薬としてはVESPAは良いかもね。
残念ながら爺ヶ岳はガスで姿見えず。
やっぱり、軽量化してきたとはいえ、テント泊装備で走るのはなかなか大変だ。そう考えると本当TJARの選手とか凄いよなあ。
やーそれにしても、無事下山出来て良かった。実は途中で1回、左足をグネったんだよねｗでも軽めだったしすぐに痛み引いたし、大ごとにならなくて本当よかった。
取り合えず、地球温暖化が加速しそうなくらい汗臭いので、まずはお風呂！
この後は車で松本までのんびり下道移動。泊る宿に入る前にコインランドリーで山行中に来ていたウエア類を洗って、宿に入ったら部屋で干しておく。
その後はしばり宿でのんびり。
頼んだのは「美味だれから揚げ定食」。これめちゃくちゃ美味しかった・・・。
これ書いてて写真みてたらヨダレ出てきたよ。他にも色々あるんだろうけど、ここはまた行きたいなぁ。
晩飯のあとは、楽しみにしてた松本ナイト！
こちらはSサイズで500円と比較的リーズナブル。そして店内奥で醸造しているタンクがあったり、お店的にも雰囲気は良かった。ただ、飲んでいる途中で常連客がわっと入ってきて、店員さんもそこに交じって話始めちゃって急に居心地が悪くなり、ここも2杯のみで退店。
去年みたいに角打ち的なお店行った方が楽しかったかも・・・。
結局そのまま宿に帰り、シャワーを浴びてこの日は就寝。疲れもあって多分一瞬で気絶してたみたい。
この日は松本から諏訪まで下道で移動し、久しぶりに諏訪大社上社 前宮へ。
前はこんなの無かった。
多分なんだけど20年ぶりくらいに来たと思う。
↑こんな庭園みたいのとか、休憩所とか無かった。だいぶ観光地化されちゃったんだなあ。
やっぱりここはなんか良い。何が、と言うか雰囲気がね。
冬にまた来てみるのも良いな。と言うか、寺社仏閣巡りしたくなった・・・。
という事で、これにて「俺の夏休み2025 針ノ木サーキット」は終了。
この後はいつも通り？下道で勝沼まで行って、そこからちょっとだけ高速乗ってなんだかんだで14時位には帰宅。
濡れたテントもシュラフも一気に乾かして、シューズも洗って、いや、最高の夏休みでした。
来年はどこ行こうかねえ・・。
と言うか毎度思うけど、あと1回くらい北アルプスなり南アルプスなりどっか行きたいなあ・・・。
おわり。来年はどこ行こうかねえ・・。
と言うか毎度思うけど、あと1回くらい北アルプスなり南アルプスなりどっか行きたいなあ・・・。
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