6年ぶりにヘッドランプをリプレイス。
お久しぶりのBlackDiamond スポット400-R。
昨年秋くらいから、ヘッドランプをそろそろ買い換えようかなーとボチボチ物色をしてまして、その中で筆頭候補だったのが今回購入したBlackDiamondのスポット400-Rです。
今まで愛用していたPetzlのACTIK CORE（初期モデル）も、明るさやバッテリーの持ちの面では不満は無かったんですが、
１．もう少ししっかりした防水性能を持ったものが欲しい（IPX4はちょっと不安）
２．COREバッテリー2個あるのは便利だけど、山行でほとんど2個を使うことは無い
この2点を解決出来そうなのが、前述のスポット400-Rでした。
１．に関しては、ACTIK COREのIPX4に対してスポット400-RはIP67。1mの水中に30分入っていても正常稼働出来る、という優れもの。もちろん、自分のスタイルとしては雨が降るような状況での行動は想定外ではあるけど、1つは今後、もしトレイルランニングのレースにもう少し出るようになると、だいたいトレランのレースって雨天決行だったりするじゃないですか・・・。個人的には本当イヤなんだけど、もし必要な状況ならしっかりしたものを持っておきたい。
２．に関しては、COREバッテリーの劣化を心配して2個体制で交互に使い、山行の際は1つを予備として持参してたんですよね。ただ、ここ数年、山行中に2個目のバッテリーが必要になったケースはゼロ。だったら、ACTIKにしか使えないバッテリーを持ち歩くより、汎用性のあるモバイルバッテリーでカバーで良いんじゃない？・・と、COREの必要性が無いかもね〜と。
じゃ、もう400-Rで良いなと。あとは買うタイミングかなー。
一応、3月くらいに本国サイトで新しい情報出てくるから、新商品があればその情報見てから判断しよっかな。
なーんて思ってた矢先。
本国サイトで2023新商品の情報を見ると、スポット400-Rは新色追加のみでスペック変更はなし。ああ、それじゃ新色でもいいかなー・・と思っていたら・・・
※ロストアローサイトより引用
んん？？
雑ｗ
めちゃ値上がってる・・・！！！
え、しかも2,000円も・・・！！！
いやーマジか〜〜
と思って慌てて他のオンラインショップ等を見てみたら、Amazonはまだ以前の価格で買える！
という事で3月の頭に慌てて購入した、という次第。
★ちなみにまだAmazonでは2022年価格で買えるみたいです。が、いつ値上げされるか分からないので買う予定の方は早めの方が良いかも。
とまあ、そんな感じで、約6年ぶりにBlackDiamondのヘッドランプに買い換えました。
ACTIK COREの前はReVoltを使ってたんだよなあ。懐かしい。
購入してからそろそろ1か月、夜のランニングがメインだけど数回使ってみて気づいた点もあるので、ちょっとレビューなんぞしてみたいと思います。
パッケージ。購入したのはアズールです。
背面にスペック表があり、特に400lmでのランタイムがACTIK COREの2倍の4時間、と言うのはかなりいいですね。また中照度の200lmで8時間というのも、ACTIKでは100lm/7時間だったので実質スペックは倍増しています。そう考えるとバッテリー2個より効率的なのかも。
※ちなみに皆さんご存知かとは思いますが、ヘッドランプのランタイム（照射時間）などのスペックは「ANSI FL1 STANDARD」という規格に沿って計測されています。ここで言うランタイムは、「初期の明るさの10%以下になるまでの時間」という事になるので、400lmが4時間と言っても、そのままの明るさで4時間持続するのではなく、40lm以下になるまでの時間が4時間、という事になります。
詳しくはGoogle先生に聞いてね💛
前面部。向かって左側の大きなランプがスポット、右側上がフラッド、右下が赤色灯。
ちなみに400lmのMAX照射時は、スポットとフラッドが同時点灯します。
それ以外ではそれぞれ個別での点灯が可能です。
上部にはボタン類。向かって左側の丸っこいのがモード選択ボタン、右側の楕円状のボタンがON/OFF、あとは長押しでのディミングボタン。BlackDiamondのヘッドランプはこのディミングが使えるのが特徴の一つかな。まあ賛否両論あるけど自分は好みの設定が出来るので好きです。
右側面にはバッテリーの充電口とパワータップのボタン。
マイクロUSBだったのはちょっと残念・・・まあこれは次期モデル以降に期待ですな。
パワータップは、現在の照度→最大照度に一瞬で切替できる機能。トレイルで分岐の確認や遠方を照らす時以外は、バッテリー消費を抑えるため必要な明るさのみで行動できるので便利と言えば便利。
あと、本体の角度調整が無段階になってました。今までって「カチ、カチ」って4段階くらいで止まってたと思うんだけど、これは地味に良いです。「ここじゃなくてもうちょっと上なんだよなあ！」って事、無くもないんでｗ
実測値で69g。カタログだと68gだったので、まあ1gくらいは誤差ですかね。
ちなみにPetzlのACTIK COREと並べてみるとこんな感じ。
スポット400-Rの方がちょっとだけコンパクトかな。
で、実際に夜のランニングで使った際に、照射の感じを写真で撮ってみました。
↑MAX照射。400lmの場合はスポット＋フラッドのミックス光になります。中央がスポットで一番明るく、手前周辺も視認出来る感じ。広場で撮っているので分かりにくいかもですが、トレイルでMAX照射を使うと、すごいです。ACTIK COREの時もそうだったけど、視界全部が明るくなる感じ。現状ではこれ以上の明るさは要らないかなーって思います。
↑スポット。
MAX照射の状態からモードボタンでスポットに切り替えると、恐らくこれが200lmくらいの明るさっぽいです。通常の行動ではこれで十分ですね。スポットとは言え照射範囲はある程度あるので、トレイルでは問題ないと思います。
↑フラッド。
むらなく前方全体が明るくなる感じ。ゆっくり歩くときやテントサイト、市街地ではこのモードで照度調整して使うと良いかもです。
↑赤色灯。
明るさはさほどないけど、テントサイトやテント内、小屋内で自分の行動範囲だけで使うには十分ですね。
夜ランではこんな感じで使ってます。スポットだと帽子のツバがあまり影響しないので人の少ない、暗いサイクリングロードなんかではスポット、明るい市街地や幹線道路ではフラッドに切り替えてます。
購入してから夜ランを３〜4回くらい、1回1時間〜1時間半くらい走ってますが、充電したのは購入してから2回ほど。照度が極端に暗くなってるような印象も無く、リチウムイオン電池ならではの緩やかな減光特性のようにも感じます（厳密に測定したわけじゃないですが）。
バンドの取り外しもPetzlと違ってバンドだけを外すことも出来るのも良いです。
総じて使い勝手は良いのですが、1点だけ難と言うか、パワータップをたまに誤作動させてしまい、突然MAX照射になっちゃうことが💦右利きなので右手でディミングしようとすると、本体を押さえる時にどうしても右側面を触っちゃう事があるんですよねぇ・・・。まあこれは慣れていくしかないかな。
と言う訳で・・・
欲しい人は値上がる前に買っときましょうｗ
お久しぶりのBlackDiamond スポット400-R。
昨年秋くらいから、ヘッドランプをそろそろ買い換えようかなーとボチボチ物色をしてまして、その中で筆頭候補だったのが今回購入したBlackDiamondのスポット400-Rです。
今まで愛用していたPetzlのACTIK CORE（初期モデル）も、明るさやバッテリーの持ちの面では不満は無かったんですが、
１．もう少ししっかりした防水性能を持ったものが欲しい（IPX4はちょっと不安）
２．COREバッテリー2個あるのは便利だけど、山行でほとんど2個を使うことは無い
この2点を解決出来そうなのが、前述のスポット400-Rでした。
１．に関しては、ACTIK COREのIPX4に対してスポット400-RはIP67。1mの水中に30分入っていても正常稼働出来る、という優れもの。もちろん、自分のスタイルとしては雨が降るような状況での行動は想定外ではあるけど、1つは今後、もしトレイルランニングのレースにもう少し出るようになると、だいたいトレランのレースって雨天決行だったりするじゃないですか・・・。個人的には本当イヤなんだけど、もし必要な状況ならしっかりしたものを持っておきたい。
２．に関しては、COREバッテリーの劣化を心配して2個体制で交互に使い、山行の際は1つを予備として持参してたんですよね。ただ、ここ数年、山行中に2個目のバッテリーが必要になったケースはゼロ。だったら、ACTIKにしか使えないバッテリーを持ち歩くより、汎用性のあるモバイルバッテリーでカバーで良いんじゃない？・・と、COREの必要性が無いかもね〜と。
じゃ、もう400-Rで良いなと。あとは買うタイミングかなー。
一応、3月くらいに本国サイトで新しい情報出てくるから、新商品があればその情報見てから判断しよっかな。
なーんて思ってた矢先。
本国サイトで2023新商品の情報を見ると、スポット400-Rは新色追加のみでスペック変更はなし。ああ、それじゃ新色でもいいかなー・・と思っていたら・・・
※ロストアローサイトより引用
んん？？
雑ｗ
めちゃ値上がってる・・・！！！
え、しかも2,000円も・・・！！！
いやーマジか〜〜
と思って慌てて他のオンラインショップ等を見てみたら、Amazonはまだ以前の価格で買える！
という事で3月の頭に慌てて購入した、という次第。
★ちなみにまだAmazonでは2022年価格で買えるみたいです。が、いつ値上げされるか分からないので買う予定の方は早めの方が良いかも。
とまあ、そんな感じで、約6年ぶりにBlackDiamondのヘッドランプに買い換えました。
ACTIK COREの前はReVoltを使ってたんだよなあ。懐かしい。
購入してからそろそろ1か月、夜のランニングがメインだけど数回使ってみて気づいた点もあるので、ちょっとレビューなんぞしてみたいと思います。
パッケージ。購入したのはアズールです。
背面にスペック表があり、特に400lmでのランタイムがACTIK COREの2倍の4時間、と言うのはかなりいいですね。また中照度の200lmで8時間というのも、ACTIKでは100lm/7時間だったので実質スペックは倍増しています。そう考えるとバッテリー2個より効率的なのかも。
※ちなみに皆さんご存知かとは思いますが、ヘッドランプのランタイム（照射時間）などのスペックは「ANSI FL1 STANDARD」という規格に沿って計測されています。ここで言うランタイムは、「初期の明るさの10%以下になるまでの時間」という事になるので、400lmが4時間と言っても、そのままの明るさで4時間持続するのではなく、40lm以下になるまでの時間が4時間、という事になります。
詳しくはGoogle先生に聞いてね💛
前面部。向かって左側の大きなランプがスポット、右側上がフラッド、右下が赤色灯。
ちなみに400lmのMAX照射時は、スポットとフラッドが同時点灯します。
それ以外ではそれぞれ個別での点灯が可能です。
上部にはボタン類。向かって左側の丸っこいのがモード選択ボタン、右側の楕円状のボタンがON/OFF、あとは長押しでのディミングボタン。BlackDiamondのヘッドランプはこのディミングが使えるのが特徴の一つかな。まあ賛否両論あるけど自分は好みの設定が出来るので好きです。
右側面にはバッテリーの充電口とパワータップのボタン。
マイクロUSBだったのはちょっと残念・・・まあこれは次期モデル以降に期待ですな。
パワータップは、現在の照度→最大照度に一瞬で切替できる機能。トレイルで分岐の確認や遠方を照らす時以外は、バッテリー消費を抑えるため必要な明るさのみで行動できるので便利と言えば便利。
あと、本体の角度調整が無段階になってました。今までって「カチ、カチ」って4段階くらいで止まってたと思うんだけど、これは地味に良いです。「ここじゃなくてもうちょっと上なんだよなあ！」って事、無くもないんでｗ
実測値で69g。カタログだと68gだったので、まあ1gくらいは誤差ですかね。
ちなみにPetzlのACTIK COREと並べてみるとこんな感じ。
スポット400-Rの方がちょっとだけコンパクトかな。
で、実際に夜のランニングで使った際に、照射の感じを写真で撮ってみました。
↑MAX照射。400lmの場合はスポット＋フラッドのミックス光になります。中央がスポットで一番明るく、手前周辺も視認出来る感じ。広場で撮っているので分かりにくいかもですが、トレイルでMAX照射を使うと、すごいです。ACTIK COREの時もそうだったけど、視界全部が明るくなる感じ。現状ではこれ以上の明るさは要らないかなーって思います。
↑スポット。
MAX照射の状態からモードボタンでスポットに切り替えると、恐らくこれが200lmくらいの明るさっぽいです。通常の行動ではこれで十分ですね。スポットとは言え照射範囲はある程度あるので、トレイルでは問題ないと思います。
↑フラッド。
むらなく前方全体が明るくなる感じ。ゆっくり歩くときやテントサイト、市街地ではこのモードで照度調整して使うと良いかもです。
↑赤色灯。
明るさはさほどないけど、テントサイトやテント内、小屋内で自分の行動範囲だけで使うには十分ですね。
夜ランではこんな感じで使ってます。スポットだと帽子のツバがあまり影響しないので人の少ない、暗いサイクリングロードなんかではスポット、明るい市街地や幹線道路ではフラッドに切り替えてます。
購入してから夜ランを３〜4回くらい、1回1時間〜1時間半くらい走ってますが、充電したのは購入してから2回ほど。照度が極端に暗くなってるような印象も無く、リチウムイオン電池ならではの緩やかな減光特性のようにも感じます（厳密に測定したわけじゃないですが）。
バンドの取り外しもPetzlと違ってバンドだけを外すことも出来るのも良いです。
総じて使い勝手は良いのですが、1点だけ難と言うか、パワータップをたまに誤作動させてしまい、突然MAX照射になっちゃうことが💦右利きなので右手でディミングしようとすると、本体を押さえる時にどうしても右側面を触っちゃう事があるんですよねぇ・・・。まあこれは慣れていくしかないかな。
と言う訳で・・・
欲しい人は値上がる前に買っときましょうｗ
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