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山へ、森へ、歩いたり、走ったり。

カテゴリ:登山・山行 > 富士山

あれから1週間。山開き後最初の土曜はあいにくの雨。
これを考えると先週末に行っておいてほんと良かったと思う。この天気で今週末予定してたら、多分キャンセルしていたかテンションダダ落ちだったような・・・。

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9年ぶり2回目、嫁さんは初めてとなった富士登山。
登る前は結構後ろ向きだったけど、いざ登ってしまうとやっぱり良い思い出になった。
これが9年前とは一番大きな変化、かな。

という事で、富士山の総括など。

◆登山データ
【6月30日】
07:54 須走り口五合目出発

09:23 六合目 長田山荘着

小休止

09:40 長田山荘発

10:20 本六合目 瀬戸館着

小休止

10:36 瀬戸館発

11:35 大陽館着

小休止

12:03 大陽館発

12:58 見晴館着

山小屋でひたすらまったり。

19:22 就寝

【7月1日】
03:36 起床

04:30 見晴館鳥居より御来光

05:38 朝食後見晴館を出発

06:05 下江戸屋通過

06:24 胸突き江戸屋着

小休止

06:42 胸突き江戸屋発

06:53 御来光館通過

07:13 九合目鳥居通過

07:17 九合目 迎久須志神社通過

07:43 富士山山頂(富士山頂上浅間大社奥宮)着

08:03 下山開始

08:33 御来光館通過

08:42 胸突き江戸屋着

小休止

09:18 見晴館着

休憩・雨が降ってきたためレインウェアなどを装備

09:53 見晴館発

10:10 大陽館通過

10:38 瀬戸館通過

11:11 長田山荘通過

11:57 須走り口5合目着


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下山を開始して30分ほどで御来光館に到着。
相変わらず霧は濃いのだが、まだ雨は降ってきていない。出来れば振り出す前に五合目まで戻りたいところだが・・・。どうだろう。
行きと同じく、御来光館は通過。
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8時42分、胸突き江戸屋で小休止。
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下界を見てみると、雲の切れ間から芦ノ湖が見えた。
この感じならなんとか天気は持ってくれるだろうか?
淡い期待を抱きつつ、足早に下る。
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すぐ下には下江戸屋、その先には見晴館も見えている。
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胸突き江戸屋を出発して程なくして前方にうっすらと山小屋の影が見えてくる。
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須走口・吉田口の山頂までのルートでは最後となる山小屋、御来光館だ。
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6時52分、標高3,450mの御来光館に到着。
ここもまだ開業していないので、一息ついて先に進む。
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あいにくガスが濃くてトレイル周辺以外の展望は望めない。それでも登山道には殆んどハイカーがいないので快調に標高を稼ぐ。
嫁さんも今日は調子が良いようだ。

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九合目の鳥居。
この鳥居にはよく見ると小銭があちらこちらに刺さっている。
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その昔、江戸時代に富士山に登頂した人は山頂で小銭をばらまいたそうだ(前日にご老人に教わった)。
これはもしかしたらその名残かもしれない。
先人の慣わしに従い、自分も小銭を隙間に差し込んでゆっくりと鳥居をくぐる。
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見晴館を出発してすぐ。
雪解け水の流れる溶岩の沢をトラバース。
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上を見ると残雪地帯が。
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春になり気温も高くなると、こういった残雪地帯から雪の塊や、時には浮石などが落ちてくることもある。
上の方には常に気を配りながら慎重に進んでいく。
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雨は降っていないのだが、強い風が時折吹き付ける。
下の方には同じ宿に泊まっていた親子連れ。お子さんは昨日は高山病でだいぶ参っていたようだけど、今日になって別人のように元気になっていた。とは言えこの天候なので気をつけて、山頂まで行けるといいね。
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明けて7月1日日曜。富士山の山開き当日の朝3時30分に予定通り起床。
前日高山病で頭が割れるように痛み、布団に入ってからもしばらく頭痛と軽い吐き気があったのだが、寝る前に飲んだ酸素タブレットが効いてくれたのかすっかり頭痛も吐き気もなくなっていた。
寝る前に隣にいた男性二人は、夜中1時過ぎに目が覚めたときには既にいなかった。どうやら深夜強行で山頂を目指したらしい。
こちらも眠い目を擦りながら小屋の外に出てみると
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やや雨が降っていたらしく地面は濡れている。
それよりも問題なのが濃い霧。風も強く雲の流れが速い。
小屋の奥にある登山道手前には登山客が濃い霧に足止めを喰らっていた。
話しかけてみると、どうやら見晴館から先に進んでみたものの、ガスが濃すぎて登山道が途中で分からなくなり引き換えしてきたとのこと。
ここで無理をすれば怪我をしたり、最悪遭難という事にもなりかねない。
一旦小屋に戻り、しばらく天候が回復するのを待ってみる。

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ちなみに東の方向。
うっすらと水平線が赤くなっているのが分かるが、果たしてどうなるだろうか。。。
それにしてもガスがすごい。雲もだいぶ低いようだが、山頂からはこれでは何も見えないのではないだろうか。続きを読む

標高3,200mの山小屋の時間はゆっくりと流れる。
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実は今回は俺は人生2回目、嫁さんは初の山小屋泊。特に俺に至っては小学生のころ丹沢の山小屋で泊まって以来なので、かれこれ20年以上ぶり。
当時のあの畳1畳に3人くらいで、10畳くらいの広さの寝室にびっしりと人が寝ている・・・という山小屋。
その記憶があったためすっかり山小屋嫌いになっていた俺。
今回の山開きのタイミングを狙った富士山登山も、そういった山小屋の混雑はイヤだったからだ。なにせ富士山の山小屋と言えば誰に聞いてもヒドイ話ばかり。自分もだけど何より初山小屋泊の嫁さんにここで悪い印象を持たれると今後の山行にも影響が出る恐れがある(笑)。
それでも多少なりの不安はあったのだが、この日の見晴館の宿泊客は全部で17名ほど。70名以上泊まれるキャパシティを持つ山小屋からすれば贅沢すぎるくらいの空き具合なのだ。

そしてもう一つの不安は山小屋のクオリティ。
コレもまた子供の頃のあの山小屋の印象があったため、暗く古くて足元の板はきしんでしまい、何かお化け屋敷のようなイメージがあった(今思い返してみても子供の頃の山小屋のイメージって灰色なんだよね)。
しかし。
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これは昼間に映した見晴館本館の中。
2段の蚕棚になった客室は比較的明るく、かつ木の香りがまだ残るかのような綺麗さ。
そして残念ながら写真が無いのだが、自分達が泊まるところはこの本館よりも新しい別館。
造りはほぼ同じだが、上の写真よりさらに30%増しくらいで綺麗。
これは嬉しい誤算だった。
いつも山で泊まるといえばテント泊だけど、こんな感じなら小屋泊も捨てたモンではないね。
ただし富士山に限って言えば、この時期だからこそ、これだけの余裕があるという事はもちろん忘れてはならない。続きを読む

予定外のルート間違いで時間を取ってしまったが12時58分、本日のお宿・本七合目の見晴館に到着。
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こちらは前日の6月29日にOpenしたばかり。まだまだ営業の準備中。
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看板もこれからかけるみたい。

小屋の人に声をかけると、開業の準備で忙しいらしい。時間がかかったとは言え時間はまだ13時前。
という事で小屋の奥に荷物だけ置かせてもらい、しばらく外でのんびりすることに。
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見晴館からは富士山の山頂も良く見える。
ややガスが多いものの天気は快晴!
富士山と言うと黒い溶岩の大地、水の無い山、と言うイメージだけど、この時期は雪解け水の流れる音があちこちから聞こえていて、何だか沢の近くにいるみたいだ。
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という事で、外で履いてきた靴を干しておく。
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瀬戸館をあとにして先へ進む。
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標高もだいぶ上がり、トレイルもゴツゴツとした溶岩石が増えてきた。
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歩くたびに緑が目に見えて減っていくのが分かる。
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そんな中で、溶岩石の隙間から覗く可憐な花。

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この辺りは標高2,900m付近。周りは赤茶の荒々しい溶岩がほとんど。
他のルートを歩いた事がないのだけど、ずっとこの光景かと思うとなんだか勿体無い気もする。
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溶岩が流れたあとも生々しく残る。
これは何回目の噴火の時のものだろう?
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丸くくり抜かれてなんか書いてある岩。続きを読む

樹林帯を一旦抜けると砂礫のトレイルに変わる。
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ここから真正面、
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目指す3,776mの頂がついに姿を現す!
いやーこうしてみると意外と近い、いや遠いなやっぱり。
それにしても聞いてはいたものの雪が多いな。あの一部、どこかをトラバースしないといけないかもか・・・。
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なんてことを考えながら、ここで一旦小休止。
この日は気温も高く、樹林帯は風も少ないため汗を結構かく。それでも開けたところに出ると富士山からの吹きおろしの風がとても気持ちが良い。

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少し休んで、息を整えたら再び出発。
こうやって山頂見えてるとテンション上がるけど、意識してペースはゆっくり、ゆ〜っくりと。続きを読む

6月30日朝。
駐車場でしばらく高度順化をしたあと、さらにゆっくりと準備に取り掛かる。
今回のテーマは「焦らず、急がず」。
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まだ雲の向こう、目指すは3,776mの頂。

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須走五合目の山小屋「菊屋」の前で準備運動。トイレも済ませて
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2杯目も椎茸茶もご馳走になって、菊屋の美人女将さんと記念撮影も済ませて、
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7時54分、いざ出発。今日の行程は約3時間のCT。だが、なんせ初の富士山である嫁さんと、高山病にかかり易い俺の組み合わせなので慎重に慎重をかさねて、とにかくゆっくりと登ることにする。
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見上げると夏空。梅雨真っ最中なのに。明日まで持ってくれるといいのだけど。続きを読む

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