20210314_072314_R
2年悩んでやっぱり入手。
BlackDiamond Distance8.


BlackDiamondが「Distance」シリーズとしてトレイルランニング系のギアをラインアップし始めたのが2018〜2019シーズン。
この時、トレイルランニング用の軽量・コンパクトな高機能ザック「Distance15」と「Distance8」をリリースしていて、自分も2019年にDistance15を購入しました。

これが非常に使い勝手の良いザックで、トレイルランニングはもちろん、日帰りのハイキング、夏場のテント泊、日常においては帰宅ランなどでも大活躍。
その大きな魅力は
・ブレない構造
・防水構造のメインコンパートメント
・多彩なベスト部分のポケット
と、一見してシンプルなザックなのに本当に良く出来ていて、2年たった今でも、最新のトレイルランニングザックに全く見劣りしない、どころか優れている部分も多く持ち合わせた、まさに名品と言えると思います。

そんなDistance15と同じラインアップにある「Distance8」。
その名の通り容量8Lで、Distance15を一回り小さくしたようなザック。当初はさほど気にはなっていなかったのですが、昨年からランニングが日常化してきた辺りから徐々に気になり初めて・・・。

ランニングの際にシェルとか財布とか、あとはボトル、スマートフォンなどちょっとした小物を収納するために、今まではMountainHardWearのフリューイッドレースベストパックを使っていました。

とても使いやすいトレランザックです。
唯一、不満というわけでもないですが、ザック自体が非常に軽量で通気性も良く作られているため、パッキングしたものが汗で濡れてしまうという事があります。そのため濡れて困るものはジップロックや防水パックライナーに入れておくなどの対処が必要でした。それ以外は大きな不満はなかったのですが・・・
ちょっとした臨時収入がありまして!
これから増々ランの機会は増えていきそうだし、いい機会だから・・・と2年越しで、Distance8を購入することしたわけです。

実は購入前にもDistance8のレビューは色々調べたんですけど、あまりピンとくるレビューが無かったんですよね。もしかしたら15の方が人気あるのかな。
という事で、購入に当たって気になっていたことや、購入後に分かったことなども踏まえてレビューしてみたいと思います。
20210313_194544_R
全体としては、作りはDistance15とほぼほぼ同じです。
ショルダーハーネスと背面を繋ぐドローコードや、左右ベストに配置された3×3の計6つのポケットも同様。実はMHWのフリューイッドレースベストパックも左右3つ、計6つのポケットがあるのですが、大きなボトルポケット以外は小さく薄いポケットで、ジェルやキーくらいしか入れられないんですよね。
それと比べても、Distanceシリーズのポケットは実用的な大きさでとても使いやすいと思ってます。
20210313_194617_R
背面も15と同じく「BD Dryベイパーバリヤーバックパネル」というBD独自の防水透湿素材が使われており、背面からの汗などでパック内の荷物が濡れてしまうことを防いでいます。
これが非常に良い!何せ濡れはほぼ気にせずにどんどんとパッキングすればいいんですから・・・。
これだけでもDistanceシリーズを選ぶ理由には十分なりえるわけです。
また、背面の横幅がDistance15に比べてやや狭くなっていて、このサイズがちょうど背中の肩甲骨の間に収まるサイズなんですよね。なので背負って走っていて本当にブレないです。
Distance15でもブレない!なんて思ってましたが、その安定感は15を遥かに凌ぎます。
MHWのフリューイッドレースベストパックは、背面全体で覆われている感じですが、Distance8はカチっとハマって動かない!って感じですかね。
20210313_194532_R
左:Distance15
右:Distance8

こうして並べてみると、容量としてはほぼ半分なのですが、ぱっと見は8の方が一回り小さいくらい、な感じですね。
ただ実際にはマチも15の方がかなりあるので、やっぱり8の方がコンパクトです。
20210313_194720_R
そして今回、購入して初めて気づいたのですが・・・
実はショルダー部分の2つのボトルポケット部分、どうやらDistanceシリーズの初期型(2019モデル)と2020モデル以降でポケットの口部分の構造が変わっています。
左のDistance15(2019モデル)では、2つあるボトルポケットの口がゴムコードで締められるようになっているのですが、今回購入したDistance8(右)ではこれがなくなっています!
おそらくソフトフラスクを使用することが前提となる変更だと思うのですが、15のようにゴムコードで口が閉じられることで、ボトル以外にもちょっとしたもの(例えばグローブやマスク、リップクリームとか)を入れても落としてしまう危険が軽減されていたのですが・・・。
また、走っている時の上下動でのボトルの飛び出しの危険も、Distance8では注意しなければなりません。
20210313_195335_R
↑Distance15のボトルポケット。ゴムコードで締めることでボトルの飛び出しを抑えることができる。
20210313_195241_R
↑Distance8のボトルポケット。そのままではランニング時の上下動でボトルが飛び出してしまう。

という事で・・・
20210313_200010_R
暫定ですが、ポケットの口についているリフレクター付きループにお手製のゴムリングを装着。
これで↑の写真のようにボトルの口に引っ掛けることで、飛び出しを抑えることにしました。
実際にこれで30劼らい走りましたが、まったく問題なし!でした。

その他、手持ちのDistance15との違いとしては
20210313_195001_R
アックススリーブがセパレート式ではなく一体となっています。
20210316_161817_R
右ポケット付属のホイッスルが小型化されていました。
20210316_161540_R
20210316_161555_R
本体左右のポールスリーブは15と同様ですね。
20210316_161438_R
ガバっと開く開口部はシンプルで使いやすいです。
中には15と同様、キーリング付きの小型ポケット、PCスリーブがあります。
20210316_161625_R
チェストベルトは上部がナイロンテープ、下部が平ゴム。

20210313_194940_R
さて、ざっとレビューしてみましたが、基本的にはDistance15の機能を踏襲しつつ、同様の使い勝手の良さを実現した、質実剛健のトレランザック、という印象ですね。
15よりもコンパクトな分、取り回しも良いですしこれからの季節のトレランやランニングでは大活躍してくれそうです。
さすがにこれでテント泊は・・・自分の装備じゃ厳しいかな💦
それでもラン旅とかではよい相棒になってくれるかも。
早くあちこち連れまわしてみたいところです!