12月初めの週末、久しぶりのテント泊へ奥多摩へと行ってきました。
20201205_095301_R

本当に色々とあった2020年も、いよいよラストの1か月を切りました。
世界的にはコロナのこともあり、プライベートでは転職があり・・まあ、他にもあれやこれやとありましたが、1年の締めくくりにはやっぱり山で飲んで寝たい!ということで、恒例となりつつある忘年ハイクのために奥多摩へと行ってきました。
当初は去年同様三条の湯へ行くつもりだったのですが、この秋の台風の時に後山林道が土砂崩れを起こしてしまい、人も通行できない状況。行きは色々とルートを使えばいいのですが、翌日はまったりと林道を歩いて帰るつもりだったので、これは結構・・・

▼去年の忘年ハイク。めちゃ楽しかった・・なあ。


ルートとしては雲取山から水無尾根か、丹波村からサヲラ峠か、ということになるのですが、今回はソロということもありもうちょい無難なルートへ変更。
ルート自体は

 鴨沢→七ツ石小屋→石尾根→鷹ノ巣避難小屋(泊)→鷹ノ巣山→榧ノ木尾根→倉戸山
という、安定のルート。まあ面白味はないと言えばないけど、初冬のこの時期、人の少なくなった奥多摩をまったりと歩くにはちょうどいいかな、と。

と言う訳で、今回はソロでの忘年ハイクですw


20201205_062628_R
12月5日の土曜、朝6時半ごろに大麦代の駐車場に到着。
今回はここに車を停めて、バスで鴨沢に移動します。が、本来は7時15分の鴨沢西行きのバスに乗るつもりだったのですが、前日寝るのが遅かったせいもありめちゃくちゃ眠い・・・ということで予定を変更、7時半ごろまで仮眠して次の7時40分のバスで留浦まで向かうことにします。留浦からは鴨沢まで歩いても10分弱。まあ準備運動代わりにはちょうどいいでしょう。

20201205_075106_R
予定通り7時40分のバスに乗車。が、問題が2つ。
チャージしたばかりのPASMOが反応しない!仕方ないので現金払いで済ます。
そして・・・止まない雨。これは参った。。バスの窓から見える奥多摩湖の湖面には、結構な量で雨がしとしとと落ちているのが見えるくらい。バスのフロントガラスのワイパーも気持ち忙しなく動いてるように思える。
とりあえず、鴨沢までは行こう。最悪雨が強くなるようなら、もえぎの湯で温泉浸かって帰ろう。。。

20201205_080824_R
留浦から鴨沢へてくてくと歩く。
歩いている間も雨は降り続けている。傘をさすほどでもないけど、視界に雨粒はしっかりと見えている感じ。まいったなあ。

20201205_081320_R
8時13分、鴨沢バス停に到着。
いつもの見慣れたベンチには、今年大ブームとなった「鬼滅の刃」のメインキャラクターのガラを模したのぼりが立っていた。そうか、主人公炭治郎と禰豆子のイメージってこんなガラだったっけ。
コロナで登山客や観光客の足が遠のいた奥多摩としては、願ってもないブームだろうなあ。
自分もコミックを読んだりしたけど、正直ここに到着するまで奥多摩に来ているにも関わらず、全然思い出すことがなかった・・

一方雨。鴨沢到着当初はまだ降り続いていたので、同じくバス停で降りたハイカー数名を見送ってからは、ベンチでパッキングしなおしたり、トイレに行ったりと準備をしていた。
するとどうやら雨は小雨になってきた様子。この程度なら樹林帯に入ってしまえば気にならないな、と思い、8時35分、鴨沢バス停をいざ出発。

20201205_083652_R
歩き始めてすぐの鴨沢小学校跡地の上にものぼりが。
炭治郎の生家は雲取山の麓という設定らしいが、どのあたりなんだろう?

20201205_084607_R
坂道を上る途中、南側に見える稜線の上には青空が覗く。なんとか回復してくれそうかな・・!

20201205_090041_R
9時ちょうどに小袖の駐車場に到着。
写真には写ってないけど、ここの右脇にも丹波村ののぼりが立ってました。
が、この2日間で見たのはここが最後だったなあ。
小袖の駐車場、混んでいるときは真ん中にも駐車してる車があるけど、この日はそれもなく、まだ数台は停められそうな雰囲気。トイレによって靴紐を締めなおしていると野良猫がすり寄ってきた。
多分ここに来るハイカーから餌を貰っているんだろう。
自分が「餌はないよ」と話しかけると、そそくさと立ち去ってしまった。言葉は通じずとも餌をくれそうな人とそうでない人は分かるんだろうかw

20201205_090422_R
さて、やっと登山口。
またずいぶんと立派な案内板が立ってました。ここの案内板は来るたびに変わってる気がするなあ。
今回のはそうそう変えられなさそうだけど。
9時4分、ハイクアップ開始!

20201205_091232_R
最近になって鴨沢ルートで、下山時に滑落事故が立て続けに起きることがあった。
このルート、初級ルートと思われがちだけど決してそう言い切れるものでもない。
確かに斜度や歩きやすさにおいては初級と言えそうだけど、登り始めてしばらく、すなわち下山時においては終盤にあたる区間では、このように片側切れ落ちてるところが続く。
特にこの右手下には車道が見える部分があると、つい人の心理として覗きたくなって、それで落ちてしまうとかバランスを崩す、なんてこともありそう。
登りやすいルートであるけど、気を抜いていいわけではないんですよ〜。

20201205_091351_R
それでもこんな冬枯れのトレイルを歩いているとついつい気持ちは浮ついてきてしまう。
なんと言っても晩秋から冬にかけては、山の1年の中でも一番好きな季節。
今年は春も夏も秋も山には行けなかったけど(あ、高尾錬は行ったかw)、やっぱりこの、普段なら賑わうようなルートなのに全然人が居ない、という、独り占め感がいいのだ。

20201205_091448_R
ふと見下ろすと終わりかけの紅葉。
秋の置き土産ってところですかね。

20201205_091821_R
9時18分、いつもの廃屋。
壊れそうでなかなか壊れないこの廃屋。なんだかんだでもう10年近く見続けている気がするけど、大きな変化もなくただただ時を経ているといった感じ。なんだか不思議な建物ですな。

20201205_094731_R
この日は気温はやや高めで、日の当たるところでは汗が結構出る。
樹林帯に入るとひんやりとした空気が流れていてとても心地よい。

20201205_095429_R
20201205_095454_R
途中、1,150m地点の手前にある水場。この時期にしてはかなりの量出てました。

20201205_095527_R
1,150m地点。
奥に見える石尾根の稜線は・・・ガスってるなあ。
行くまでに晴れてくれればいいのだけど・・

20201205_101004_R
10時10分、堂所を通過。

20201205_102332_R
いつもなら額縁に入れたような富士山が見えるビュースポットも、今日はダメ。
雲が思ったより低くて分厚い。これ本当に晴れるんだろうか(;'∀')

20201205_103253_R
さらに進んで10時32分。マムシ岩付近で初めてザックを下ろして休憩。
辺りはガスっぽくなってきていて、風も冷たく感じる。

20201205_104344_R
10時43分、ブナ坂方面との分岐を通過。

20201205_110127_R
10時51分、七ツ石小屋に到着。
良く歩く鴨沢ルートではあるけど、今までの中で一番早かったかも。
久しぶりのテント泊装備ではあったけど、ここのところチャリやランニングで体を動かしていたのが効いている気がする。明らかに足が軽かったもんなあ。。。
こう調子がいいと、そのうち雲取山日帰りもやってみたくなる。いずれチャンスがあればやってみよっかな。

20201205_105534_R
バスのハイカーが上がってくるには少し早い時間ということもあり、休憩スペース兼テント場はガラガラ。トイレだけ借りて、あと風が冷たくなってきたのでpatagoniaのフーディニジャケットを羽織る。

20201205_110155_R

11時1分、七ツ石小屋を出発。まずは小屋上の水場へ。

20201205_110543_R
七ツ石小屋管理の水場。小屋からはほんの数分のところにあります。
が、この日はやや水量少な目かな・・・?2Lためるのに3分ちょいくらいかかりました。
以前はもっとドバドバ出てた気がするけど、ここのところ雨が少なかったせいでしょうかね。

20201205_110926_R
ともあれ無事2L+αの水を確保。
これで鷹ノ巣の水が使えなくても何とかなるな。

20201205_111912_R
水2L=2kgを追加したザックはなかなかにずっしりとくるw
なのでこの日は七ツ石山の方には上がらず、このまま巻き道で進みます。
早く鷹ノ巣避難小屋着いてのんびりしたい・・・。

つづく。