夏の思い出は、遠く雲の彼方へ。
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新穂高温泉から黒部五郎岳へ。
裏銀座ハイク2019、いよいよラストです。


2日目の8月18日、10時02分に三俣蓮華岳を出発。
まずは双六小屋を目指して進みます。
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2年前と同じく、双六小屋への巻き道を使います。
それにしても、毎回すぐ近くまで来ておきながらスルーされてしまう双六岳・・・w
こうなったらあれですな、いずれ日帰りでサクっと登ってみようか・・・もしくは三俣にまたのんびりテント泊で来て、のんびり双六岳山頂経由で帰るか。まさか更に奥地にある黒部五郎岳を先に登頂するとは、思ってもみませんでした(汗
まあそのうち、機会があればね・・・w
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三俣蓮華から三俣峠に下る途中から。鷲羽岳の雄大な姿を見る事が出来ます。
このアングルの写真、2年前に来た時はガスってて撮れなかったんですよね・・・。
念願かなって絶好の場所から最高の景色をいただきました。
この写真、会社のPCとスマホの壁紙になってます。
いつ見ても鷲羽岳・・!ああ!最高・・!
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寄ってみてもイイ・・・。
あと1日あれば、三俣でのんびりテント張るのもありなんだけどね・・・。
当初の計画では、雲ノ平まで行く予定だったので、その行程で黒部源流へと行くつもりだったんです。
流石に黒部五郎と合わせて一泊2日で行くのは少々無理があるので、源流へ行くのもまた次のチャンスへ持ち越しです。
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鷲羽岳から右手に目を移すと、生々しい山肌を持つ硫黄尾根の姿。
相変わらずの迫力。。。そう言えば、伊藤新道を通る事が出来るようになれば、ここももっと間近に見る事が出来るんですよね。現状ではかなり難しそうな気もしますが、いずれ一般道として復活してくれることを祈ってます。
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さて、ここから先がまた個人的には好きなトレイルです。
巻き道というとどうもあまりこう、良い道ではないような印象がありますが、ここは全然そんなこと無いです。ただ以前も書きましたが、基本三俣→双六へ向けては下り基調、反対は登り基調になるので、使うなら三俣から双六に抜けるときの方が幾分楽です。
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目の前には槍ヶ岳と穂高連峰、左手は表銀座方面に鷲羽岳。
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振り返れば三俣蓮華〜丸山に至る嫋やかな稜線。
最高でしょう?
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時間はお昼前、ちょうど日差しも強くなり始めてキツくなる時間帯。
それにしてもこれだけ歩いてても本当人が少ない。裏銀座はやっぱり静かでいいですねぇ。
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11時18分、双六岳山頂方面・中道との分岐に到着。
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振り返って三俣蓮華岳〜祖父岳〜水晶岳〜鷲羽岳。
あのさらに奥、もう見えなくなってしまった黒部五郎岳まで行ってきたんだなあ・・と思うと感慨深いものがあります。
またいつかの機会に、あの夏空の向こう側へと足を延ばしてみたい、そんな風に思います。
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11時28分、双六小屋到着。
当初はここで昼食にしようかと思っていましたが、やや時間も押しているため休憩と行動食で済ませて先へと進みます。
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すっかりガランとした感じの双六小屋のテン場。ここも昨晩は大盛況だったんでしょうね。
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双六小屋を過ぎてすぐの木道。ここはなんとも牧歌的で好きな風景です。
前方の笠ヶ岳方面には少々怪しい雲。うーん、ちょっと急ごうか・・・。
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弓折乗越へと続く稜線に乗ると、槍ヶ岳側の展望が開けます。いつもだとこの時間ならもうガスって見えないのですが、この日はまだ西鎌尾根も槍ヶ岳方面もばっちり見えてますね。
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雪田からの槍ヶ岳〜大キレットの姿。
あっち側ってそう言えば全然行ってない・・・槍ヶ岳は、まあ行ってみたいけど、大キレットはあんま行きたくない・・・w
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12時39分、弓折乗越に到着。
ギリ、槍ヶ岳見えてますが、山頂付近に雲がかかり始めました。
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13時07分、鏡平山荘着。
ここでまんもと相談、自分としては天候の件で少し不安があったため、早めに森林限界以下に入りたいと思いここでも行動食で済ませて先を急ぎたい、と提案。
一方まんもは、先の双六小屋でも行動食で済ませているため、ここで少ししっかり食事をとりたい、とのこと。ここはまんもの意見を採用、少し長めの休憩を取る事に。
(結果的にトイレが混雑していて自分の方が時間かかってしまったのだけどw)
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そうそう、今回は特に行動食が大当たりだったのだけど、中でもこのセブンイレブンで売っている「黒糖わらび」は個人的に大ヒットでした。これが食べたいがために頑張れるというかw
詳しくは後日別記事にて。
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13時40分ごろ、鏡平山荘を出発。
写真は熊の踊り場付近。
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14時24分、チボ岩を通過。チボ岩については・・・こちらの記事にて。
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14時31分、秩父沢に到着。ここで小休止。
結構なペースで降りてきたのでもう汗だく。沢の水を頭からかぶってクールダウン。
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秩父沢からはさらにかっ飛ばして、14時57分、小池新道入口に到着!
ああ、ここまで来てやっと天気については安心できました。後はもし雨が降っても傘さして歩けるしね・・。

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・・・まあ、全然雨、降りそうにないですけどw

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1日目の朝同様、林道をのんびり歩きながら新穂高温泉へと向かいます。
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15時12分、わさび平小屋にて小休止。隣のベンチでそうめんを食べているハイカー発見。
めちゃ美味しそうだった・・・。

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16時9分、一気に下って新穂高温泉に到着!
いやあ・・疲れた・・・!

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無事下山の証拠写真。

こうして2日間、当初の予定よりはかなり短縮してしまったけれど、新穂高温泉←→黒部五郎岳のピストンハイク完了。
2年前に鷲羽岳の山頂から黒部五郎岳を眺めたとき、あまりにも遠くて、そして雄大で、いつかあそこを歩くことがあるんだろうか?なんて思ってました。
それが今回のハイクでまさか実現するとは、正直不安もあったけれどなんとか乗り切れたのは同行してくれたまんものお陰でもあります。
本当、2日目朝の黒部五郎岳へのアタックは初めの方がしんどくて、何度引き返そうかと思ったことか。それでもやっぱり登ってよかったなあと。黒部五郎小舎も黒部五郎岳も実に良いところだったので、特にまんもにはいつの日か黒部五郎岳にはリベンジ決めてほしいですね。
体力づくりと、パッキングスキルを磨くなら協力は惜しまないぜ・・・w

そして、今回のハイク、特に2日目はトータル約22劼箸いΦ離を歩けたことで、さらに奥まで目指せる可能性も感じる事が出来ました。体力面と、パッキング面、食事面の3つどれもが個人的にはうまくハマッてくれた感じ。夏のアルプスは1泊、または2泊程度ならなんとかDistance15で行けそうな目途も立ったし、軽量化は大成功だったと言えそう。
食事面も特に行動食のバランスが良かった。ただ、Slowbarに関してはちょっと見直しを検討したいかも。これも後日別記事で触れてみたいと思います。

行きたいところはたくさんあるのだけど、やはり北ノ俣岳〜太郎平の稜線は絶対歩きたい。3泊出来ればな・・・立山から新穂高へ抜けるか、はたまたその反対か。
天気にも恵まれたし、来年に向けさらに期待と妄想が膨らむ好ハイクでした。

◆登山データ
<1日目 8月17日(土)>
新穂高温泉発(4:47)→笠新道入口(5:35)→わさひ平小屋(5:44)→小休止→わさび平小屋発(5:59)→小池新道入口(6:14)→秩父沢(6:46)→シシウドヶ原(7:42)→鏡平山荘(8:15)→休憩→鏡平山荘発(9:02)→弓折乗越(9:38)→雪田(9:53)→双六小屋(10:45)→休憩→双六小屋発(11:28)→双六岳分岐(11:43)→稜線ルート合流点(12:28)→三俣蓮華岳(13:22)→三俣蓮華岳発(13:43)→黒部五郎小舎(15:00)→泊

<2日目 8月18日(日)>
黒部五郎小舎発(3:57)→黒部五郎の肩(5:20)→黒部五郎岳(5:30)→黒部五郎の肩(5:54)→黒部五郎小舎(6:54)→撤収→黒部五郎小舎発(8:25)→三俣山荘巻き道分岐(9:26)→三俣蓮華岳(9:57)→三俣蓮華岳発(10:02)→双六岳分岐(11:18)→双六小屋(11:28)→休憩→双六小屋発(11:54)→弓折乗越(12:39)→鏡平山荘(13:07)→休憩→鏡平山荘発(13:40)→シシウドヶ原(14:01)→イタドリヶ原(14:14)→チボ岩(14:24)→秩父沢(14:31)→小池新道入口(14:57)→わさび平小屋(15:12)→新穂高温泉(16:09)