新穂高温泉から黒部五郎岳へ。
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長かった初日もようやく黒部五郎小舎へ。
1日目その3です。


 三俣蓮華岳から、黒部五郎小舎へと向かう稜線を進みます。
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まだガスっていて周りの景色も見えづらいのですが、風もやや強めに吹いているのでそのうち晴れてきそう。
稜線の北側には、若干ですが雪渓の名残が。
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その稜線の北側、谷の方に視線を移すと三俣山荘からの巻き道が見えます。
こちらも事前の情報では雪渓が残っているという話もありましたが、8月もお盆後半となるとさすがに消えてしまっていたようです。
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振り返ってみると、鷲羽岳方面はガスが抜けて見晴しが良くなってきました。
祖父岳の手前の雪田エリアや、ワリモ岳、水晶への稜線もちらり。祖父岳の向こう側にはかすかに赤牛岳の稜線も見えてます。
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前方もだんだんと、黒部五郎小舎へと続くなだらかな稜線、そして黒部五郎岳もその姿を現してきました。
この稜線を歩きたかった・・・!
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右手には大きな山体の薬師岳。その名の通り薬師如来のように悠然と鎮座する姿は圧巻の一言。この距離からもその大きさを感じ取れるほどだから、雲ノ平からみたらさぞ迫力でしょうね。
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さらに進むと、薬師沢から雲ノ平へと登る急登の斜面が見えてきました。
距離は大したことないのですが、ここからみても分かるエグい角度・・・!こりゃ登るも下るもしんどそう。でも使うなら登りかな・・・。
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そうそう、三俣蓮華からこの黒部五郎小舎までのルートでは、まんもとザックを交換してみました。
一つはまんもの体調がこのころ絶不調で、少しでも体への負担を軽くするため。
もう一つは、単純にOMM CLASSICを背負ってみたかったw
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というのも、まんもはこのザックで冬の雲取山等も来ているのだけど、その度に肩が痛い、と言っていたのが気になった、というのもありました。
実際背負ってみると・・・これ、ショルダーハーネスの造りがあまりよろしくないですね。
厚さはあるので一見するとよさそうに見えるのですが、クッション部分とハーネスの両端の固さが合ってなくて、クッション部分で負荷分散出来てないです。
なのでちょっと荷物が重くなると肩に食い込む感じが酷い。これで長時間ハイクするのは少々キツイような気もしますね。もっともコンセプトが山岳レース用だし、もっと軽いパッキングウェイトを想定しているようにも思えました。
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振り返って。
三俣蓮華からのなんとも美味しそうな稜線。明日ここを登り返すときは、晴れてくれてると良いんだけどね・・・。
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下り始めて1時間、14時43分、やっと黒部五郎小舎の赤い屋根が見えてきました!
ここからはハイマツ帯とおさらばして、樹林帯の急斜面をジグザグに下っていきます。
・・・が、ここがまた結構キツかった。これまですでに17劼らい歩いてきて、疲労が溜まったところでこの下り。
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いや、しんどい・・w
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滑りやすい急斜面を下る事20分、15時ちょうどに黒部五郎小舎に到着!ああ、イメージしていた通り、なんとなく牧歌的な山小屋。いい雰囲気です。
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小屋の看板に彫られているイラスト?がまたかわいい。
イワナとオコジョ、ですかね。
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受付を済ませてテント場へと向かいます。
すっかり青空の範囲も広くなってきて、天気は予報通り回復。
それにしてもここまで一度も雨に降られなかったのはラッキーでした。途中で一回くらいレインウェア着ないとダメかと思っていたし。
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黒部五郎小舎のテント場は、結構石や岩が多くてフラットな場所が少な目。幕営面積の大きいテントだとやや苦労するかも。ペグは刺さりやすいのですが恐らく場所によっては全然刺さらないところもありそう。石はたくさんあるのでそっち使った方が楽かもですね。
上段と下段があって、下段の方が小屋からは遠いもののフラットなところが多いです。
自分らは上段の左端の方に設営しました。
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テントを設営したら、もうあとは乾杯!三俣山荘では飲めない生ビールがここでは飲める・・・!
何という幸せwDSCN3019_R
まんもが持参したソーセージをつまみに。
今回、まんもの酒事情とおつまみ事情がかなり充実していたので、積極的に消費させていただきましたw

そんな感じで小屋前で飲んでいると、一人のトレイルランナーが通りがかりました。
blooper backpackのザックにマップ、これはもしかして・・・と思って、思わず声をかけてみたら、やっぱり!TJARの出場を目指しているランナーの方でした。
実はこのお盆中、あちこちでTJARのレギュレーション取りやトレーニングのため、北アを走りこんでいるランナーがいるという情報を事前にキャッチしていたので、どこかで遭遇出来たらなあ、と思っていたのですが、まさかここでお会いできるとは。
なんでもこの日は、折立から入り、薬師岳↔太郎平、そしてこの時間(16時半ごろ)に黒部五郎小舎、この後は双六に行って幕営の予定とのこと。え、これから双六・・・?
「いや、2時間くらいっすよ!」
と余裕の表情。ああ、話していると自分の尺度がおかしくなりそうw
せっかくなので、1枚写真を撮らせていただき、足を止めてしまってすみません、頑張ってください!と声をかけて送り出しました。
→これ、後日譚があって、実はこの方、自分がインスタグラムをはじめて結構初期のころからのフォロワーさんだったことが判明!お互いのインスタに上がっている写真を見て気づいたみたいでした。
しかも他のフォロワーさんとも結構繋がっていたり、同じランナー仲間だったり。。。
いや、面白いもんですね〜〜。
本当、応援しているので、来年のTJAR楽しみにしています!!

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TJARのランナーさんを送り出した後は、日の明るいうちに晩御飯。
今回はDistance15というかなりミニマムなザックでしたが、2年前の北アよりも良いものを食べたいwと思ってこんな感じのメニューです。
常温で持ち運べるハンバーグは結構良かったかな。そんなに重たくないし同じ常温保存出来るミートボールより嵩張りません。
スープご飯の方はご飯入れずに単にスープとして飲んでも美味しかったです。野菜もたっぷり入ってるし今後も使いたいかな。
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黒部五郎岳の稜線と、その向こうの夕焼けに浮かぶ薬師岳。
しばし小屋前に集まった方と軽く談笑したり、まんものおつまみをおすそ分けしたり。
ゆったりとした時間が流れます。

さて、明日はいよいよ黒部五郎岳へのアタック。
なのですが、ここでまんもから申し出が。初日の体調不良やペースの事を考えると、2日目は三俣への登り返しやそのあとも長い行程があり不安であると。そのため、残念だが黒部五郎岳のアタックは辞退すると・・・。

確かに、初日の感じを見ていると、早朝起きて黒部五郎岳をピストンし、そこからさらに三俣蓮華へ登り返して新穂高温泉を目指す、総計22劼肪する行程は厳しいかもしれない。
これは計画をした自分にも責任があり、今までの経験からまんもは常に自分よりも体力があって、動けるものだと思い込んでしまっていたこと。そのうえで自分の計画に付き合わせる羽目になり、挙句目的である黒部五郎岳の山頂を踏めないというのは、本人もとても悔しいだろう。。。
ここは本当に申し訳ないと反省。
話し合いの結果、明日自分は3時起床・4時出発で6時黒部五郎岳登頂、その後7時に小屋に戻る行程。
まんもは十分に休息をとり、明日の行動に備えることとしました。

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とても残念ではあるけど、本人も分かったうえでの判断。
またいずれリベンジに来ることを誓いつつ、この日は21時ごろ就寝。
空は一面の星空。
明日はきっとてハイキング日和に違いない・・・。

DAY-2に続く。