10年。いろいろありました。
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2009年から
そして2019年、その先へ。




みなさま、ご無沙汰しております。
すっかりblogの更新が滞っておりますが、本人はいたって元気(謎の咳が止まらないくらい・・w)でございます。

記事タイトルにもあるとおり、この2019年7月で当blogもまる10年を迎えました。
毎度のことでもありますが、ペースが落ちつつもここまでblogを続けて来られたのはひとえに陰ながらも当blogを読んでいただいている皆様のお陰に他なりません。
本当に、本当に、本当にありがとうございます。

ともすれば自己満足に終わってしまうblogというメディアにあって、読者の方がいるということは非常に大きなモチベーションになると同時に、こうして書いている内容がどう読まれるか、まさに記事を通してディスプレイの向こうにいる皆様のことも少なからず想像しながら書いているわけです。
(ブロガー皆さんがそうかどうかは分かりませんが)
当初から、このblogの役割として「同じようなことで悩んだり調べようとしている人達の、少しでも比較参考の材料になれば」という想いがあります。
それはだけは今も変わっていなくて、これからもそうありたい、と思っています。


10年前とはあらゆるものが変わっていて、今までも毎年この時期になると昔の記事を読み返しては一人赤面したりもするわけですが、さすがに10年となるとまあ何と言いますか、時代も感じるというか。
10年前のblog掲載時はまだガラケー主流の時代だったんですよね。なので画像の表示に関する注意事項が書いてあったりと、今ではあまり想像できないようなこともしっかり記事になってたりします。
個人的には古ければ古い記事ほど見られると恥ずかしいことこの上ないのですが、最近は新しい記事のアップペースも落ちているので・・w
興味のある方は、2009年のblog記事を読んでみてはいかがでしょうか。
・・・ああ、なんて、いや、本当は見て欲しくないw読んでも思う事は胸の内にしまっておいてくださいww

さて、せっかく久しぶりの更新ですし、10年ということで何かそれらしいものを・・と思っていたのですが、ここ数年で大きく変わった、「山にいて思う事」なんぞを書いてみようかと思います。

皆さん、山に行ってる時、山を歩いている時ってどんな事を考えてますか?
自分は昔からソロでも山に行くことが多く、特にここ数年はソロも増えてきていることもあって、こんなことを思いながら歩いています。
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「山を歩くことは、自分と向き合うこと」

1つ、矛盾するかもしれないのですが、山に行くぞ!と決めると、仕事とか、プライベートとか、まあ色々あるじゃないですか。その「色々」の部分、平たく言えばしがらみと言うか、そういった部分を一切排除して行きたい、というのがあります。
ただひたすら山を歩く。もくもくと。
自分のペースで、自分が好きなように山を感じて、ああ、いい景色だなあ、とか、めちゃくちゃキツイ!とか、テントを張ってのんびりする時間とか、そういったものはソロで行ってる時は全部自分だけのものだ!ってなるんです。
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でもそうやってると、まあ、やっぱり一人ですから、段々と思考が内側に向いてくるんですよね。
気づけば景色を見ながらも、考えているのは自分のことだったりします。
山を歩けば歩くほど、見えてくるのは良いも悪いも含めた裸の自分。
そんな感じがするんです。

まあ、だからなんだ、って話でもあるんですが、その思考の深度って、不思議と下界との隔たりが大きくなればなるほど深くなっていく感じがするんです。
ここ2年ほどは、ソロで北ア・南アを歩く機会がありましたが、その時にとても強く感じました。
あの感覚を知ってしまうと、もっと奥地へ、もっと遠くへ、って思っちゃうんですよね。
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でも、同時に、そんな内側への思考が深まっていけば行くほど、無性に
「早く帰りたい」
って思う事も多くなってくるんです。
「早く家族に会いたい」
ってのが本音かな。

自分の意志と足で、一人山の奥地へと歩いて進んでいく。
しがらみを振りほどき、ああ、自由だな、と感じる反面、こうも下界の生活に囚われている。
囚われているんじゃなくて、やっぱりそこがあるからこその、「山と向き合う」という事なのか、ということを最終的には思い知らされるわけです。

不思議なモンですよね。
振り払いたいと思っているものほど、手放したくないものであること。
こうした矛盾を感じながら、山を歩いてるわけです。
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もちろん意識してそんなことを常に考えているという事ではなくて、なんていうか、結果的にそんなこと考えながら歩いてたなーって感じ。
一人しかいないのに、今まで自分が思ってもいなかったような思考や感情が湧き上がってくる。
本当不思議なのです。

もちろん、素晴らしい景色を見たり、気の置けない仲間と山を歩くことも大好きです。
でも一番は・・・と言われたら、やっぱりソロかなぁ。
つくづく山屋というのは、自己中で自己満で・・wどうしょうもないっすねw

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とまあ、これが10周年の記事として適切だったかどうかは良く分かりませんが、一つ、今まであまり語ったことの無い、中の人の山に対する考えなんぞを披露してみました。
また、これからは適度に、ゆる〜くblogは続けていきますので、引き続きヒマなときにでもフラッと覗きに来ていただければ幸いです。

10周年。
まあまた次10年後まで続いてるかどうかは分かりませんが・・・。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。