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先日の丹沢ラウンドハイクで実戦投入した「BlackDiamond Distance15」。
実際に使ってみて見えてきたポイントをレポートしたいと思います。


今季話題となっているバックパック「BlackDiamond Distance15」。
仕様やパッキングなどについては前回のレビューをご参照いただくとして、今回は実際に山で歩いて、走ってみた際に感じたことなどをメインにレポートしたいと思います。
多分に個人的な主観も含まれますが、1ユーザーのレポートとして参考になれば幸いです。
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【1】ボトルで振られてしまう感じがあまりない
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前回のレビューでも書いたのですが、実際に山で歩いたり走ったりしてみての感想。
まず、ボトルの位置が脇に近く、以前使っていたUDのFASTPACK15よりも重心が低くなるため満水の状態でも振られる感じがかなり少ないです。FASTPACK15はどちらかというと肩に近い位置にあり、ボトルの出し入れはしやすいのですがいざ走ったりすると結構ボトルの揺れが気になっていました。
これはDistance15に限った話ではないですが、大きく感じたポイントです。

【2】フィット感が良くパック自体がブレない
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これも前回書きましたが、チェストストラップの下段が平ゴムになっていること、また脇の下の調整部分もドローコードになっている事で、かなり体の動きに対する追従性が良くて、登り・下りどちらで走ってもパック自体がブレる事はほとんどありませんでした。
これに加えて、少ない荷物でもしっかりとコンプレッション出来るところも結構効いてます。
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【3】汗が浸透してこないストレッチポケット
地味だけど結構良い!と思ったのがこのストレッチポケット。
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自分は左側のストレッチポケットにデジカメを仕舞って使ってみたのですが、この内側の素材がちゃんと体側からの汗や発汗による湿気を抑制してくれていて、汗が染みてデジカメが濡れてしまう、なんて事はほぼありませんでした。
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こないだの丹沢ラウンドでは、気温はそこまで高くはなかったとはいえ、登り下りでは結構汗をかきました。それでもデジカメのディスプレイ側が湿っている感じはありませんでした。
実はFASTPACK15でも同じように左側のポケットにデジカメを入れて使っていたのですが、こちらはそのままだと汗が染みてきてデジカメが濡れてしまうため、一枚タイベックをポケットの形にカットしたものを入れて少しでも汗によるデジカメの濡れを防ごうとしたりしてました(あんまり効果なかったけど)。
過度な期待は禁物かもしれませんが、Distance15の左ポケットは内側の部分がしっかりとした防水性を持っているので、安心してデジカメを入れられそうです。

さて、褒めてばかりでもアレなのでここからはちょっと気になったポイントも。 

【4】ボトルは出し入れしづらい
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今回、ボトルはULTIMATE DIRECTIONのボトルと、セイシェルのボトル2本で試してみました。
が、上部のストレッチポケットにデジカメとか、または嵩張るものを入れているとボトルの出し入れにかなり苦労します。特に今回の2つは開口部が大きいこともあって特別難儀したような気もしますが、もし使うのであればサロモンのSOFT FLASK SPPEDのような多少細身のソフトフラスクなどを使うか、もしくはストローを付けるか、ですかねぇ・・・。
あと、某記事ではボトルを入れると脇腹にボトルが当たって気になる、というレポートがありましたが、オスプレーから出ているスポーツボトルならかなりぴったりとフィットしてくれます。
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自分は今後これに切り替えようと思ってます。
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↑オスプレーのスポーツボトル。体に沿うように湾曲しています。またボトル下部が丸くなっているので、他のボトルより多少は出し入れしやすいです。


【5】フロントの2つのポケット(小)は少し使いづらい
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ボトルポケットの前に配置されている小さなメッシュポケット。
ここですが、今回のようにセイシェルやUDのボトルような形状のボトルを使うと、このポケットの開口部が圧迫され出し入れがしにくくなります。やはりこの辺、ソフトフラスクを使う事を前提とされた造りなんですかね、やっぱり。。。


【6】少し使いづらかったジッパー
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左右にあるメッシュポケットのジッパー部分ですが、ツマミが小さく、自分のようにデジカメを取り出すために頻繁に出し入れしたりすると、このツマミがサッと掴めずちょっと使いづらいな、と感じました。いっそのこと紐みたいな方が指を引っ掛けてすぐに開け閉めできるのになあ、と思ったり。


【7】実は(?)貫通していたポールスリーブ
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これはパッキングしている時に気づいたのですが、ポールスリーブとアックスホルダーを収納するポケット部分は実は繋がっていて貫通しますw
パツパツにパッキングした状態でテント用のポールがうまく入らず、グイグイと入れていたら突然「ズボッ!!」っとポールが下から出てきたんです。最初は買ったばかりでもう穴開けちまった!!と焦りましたが、よくよく調べたらアックスホルダーの収納部分と繋がっているというね・・・。これはかなりビビりました。
で、よほどのことが無ければ大丈夫だとは思いますが、細いものをポールスリーブに収納する場合は、一応このポケット部分から脱落しないか、ちゃんと確認した方が良いですね。
歩いたり走ったりしているのに集中しちゃって、テント場についていざ設営、という時にテントポールが無かったらかなり泣けますから・・・w


【8】結構、汚れますw
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そのポールスリーブなのですが、一度使ったポールを再び収納すると、↑の写真のように先端部分が汚れている場合、この汚れがそのままパック側も汚してしまいます。
ふき取ればいい話なんですが、ちょっと気になりました。ポールを収納するときは一応こうなる、という覚悟を持っておいた方が良いかもw

今のところ気になったのはこんなところですかね。
色々書いちゃいましたが、なんだかんだで気に入っています。やっぱりフィット感が良いのは大きいですね〜。次は夏場、テント泊でも使ってみたいです。