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令和元年 最初の物欲。
BlackDiamond Distance15.


いやあ。
まさかここまで物欲が高まるとは思いませんでした。
そもそも、15Lクラスのランニングパックなら、ULTIMATE DIRECTIONのFASTPACK15があるので、本当は同じDistanceでもシェルターの方を買おうと思っていたんです。
が、シェルターのパッキングサイズがどうも大きそうなこと(パッキングされた現物を見てみたい・・)、かつなかなか現物を置いているショップが見つからない。
先日のTOAD5でも設営された状態のものはあったのだけど、パッキング状態のものは無かったんですよね。
そうこう悩んでいるうちにDistance15を背負う機会がありまして。
もう、その背負ったときのフィット感の良さに一瞬で惚れてしまい・・・。
平成最後の日に注文→令和元年初日に到着!時代を跨いでの物欲炸裂となったわけです。

という訳で 早速ディティールをチェック!
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デザイン=どこかクラシカルかつシャープな印象。かつての名作RPMに通じるような潔いシンプルさを感じます。ここのところのBlackDiamondのパックデザインは今一つ・・と思っていたのですが、昨年辺りからまたいい意味で簡素化されてきましたね。同系列でもRocBlitzやTrailblitz辺りのデザインは一目でBlackDiamondと分かるシンプルな主張があります。
ちなみにDistance15のカラー展開は2色。アロイ(グレー)と写真のブルーバード(青)。アロイも迷ったけどこのブルーのパックは珍しいかな、と思ってこちらにしました。
メインパネル部分は「重量あたりの引き裂き強度が鉄の10倍強い超高分子量PE糸のリップストップ+210dナイロンボディ(公式より)」という耐久性の高い素材。また、水分を通さないので防水性も高く、ちょっとした雨なら凌いでくれそうです。

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背面はメッシュ構造。「BD Dryベイパーバリヤーバックパネル」という独自の防水透湿素材により、ムレは低減し、パック内部が汗濡れすることを防いでくれます。
UDのFASTPACKは背面が厚手のパッド入りだったのですが、Distance15の背面は柔らかいパッドとこのメッシュ構造になっています。これがまた背中に良くフィットして背負い心地が良いんです。
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ショルダーハーネスはベスト形状となっており、片側3つ、計6つのポケットを備えています。
上からジッパー付のストレッチポケット、500MLボトル対応のボトルポケット、行動食や小物を収納できるメッシュポケット、となっています。ちなみに、上部のストレッチポケットにパンパンにモノを入れていると、ボトルの出し入れがちょっとやりづらくなります。ここは注意点かも。
また、このショルダーハーネスと背面側を繋ぐ部分がドローコードになっていて、ここが体の動きによく追従してくれるので、行動中のブレ軽減はもちろん、先ほどの背面パネルとも合わせて背負い心地の良さに繋がってます。実はFASTPACK15での不満点はこの背負い心地と、後述する荷物が少ない時のパッキングについてだったのですが、これが解決されていた、というのも購入の大きなポイント。
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右側のストレッチポケット内にはホイッスルが収納されています。
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そして一番「おお!」と個人的に思ったのはこれ。
チェストストラップが、上段の方は普通のナイロンテープなのですが、下段の方は平ゴムになっていて、胸の動きに合わせて追従してくれるんです。
これも例えば、自分は登りの時はチェストストラップは外して登る(呼吸の妨げになり結構ストレス)のですが、Distance15の場合この下段のストラップがゴム製なので、外さなくても登りの際の激しい呼吸にも胸の動きに合わせて追従しつつ、しっかりとパックを固定してくれるわけです。非常に単純な事なんだけど非常に効果的で、なるほどなあ、と思わされたポイント。
上段はしっかりと固定し、かつ呼吸への影響が少ないので伸び縮みしないナイロンテープ、という点も唸らせられるところです。

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シンプルなトップローディング方式、ガバっと開けてガシガシ詰め込んで、サッと閉められます。
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トップフラップの内側には小物が収納できる簡易ポケットがあります。が、ここ、パッキングはパンパンだとほとんど物は入りませんwフラップを閉じればそうそう物が落ちてしまう事は無いと思いますが、あんまり安心は出来ないかも。
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パック内側には、ハイドレーションスリーブとキーリング付きのメッシュポケット。鍵とか小物はこっちに収納した方が安心でしょう。
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アックスループとアックススリーブも装備。この辺りがコンセプトであるスクランブリング/4シーズン対応たる所以。汎用性の高さは本当素晴らしい。

・・・と、これだけコンパクトなのにめちゃくちゃ高機能です。
商品開発にあのジョー・グラントが参加しているだけあって、トレランパックとしてのスペックはもちろんのこと、BlackDiamondが得意とするクライミングのノウハウもばっちりと反映されたマルチユースなパックと言えるでしょう。
こうなると・・・やりたくなりますよね。アレを。
という事で・・・やりましたw
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夏のテント泊装備パッキング!!w
ちなみに、FASTPACK15のときはこんな感じ。
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詳しくはこちら

装備はほぼ同様。
変更点は
マット→STSウルトラライト・インサレーテッドマット
MONTANE FireballSmog→OMM RotorVest
大きなところではそのくらい。
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で、ばっちり収納出来ました!
タイベックのシートはサイドに。FASTPACK15ではメッシュパネルに入れていたものもある程度パック内に収納できたので、見た目はかなりすっきり。P1050645_R
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トップフラップ部分が意外と詰め込めるので、公称15Lより多く入る印象。
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ただ、両サイドにあるポールスリーブは結構ギリギリです。テントポールくらいならすんなり入りますが・・・
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これだけパンパンにパッキングしていると、ストックだとちょっと苦労するかも。
ちなみに、ストックはグリップ側を下にすると入れ易いですよ。
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モンベルのU.L.フォールディングポール(113cm)を収納したところ。
パッツンパッツンですw

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日帰り装備だと余裕ですね。
FASTPACK15と比べてDistance15が良いのは、こうした荷物が少ない時にしっかりとパックをコンプレッションできるところ。FASTPACK15の数少ない欠点だったなあ・・。

ちなみに実際にパッキングして背負ってみて気づいた点が3つほど。
1つ目は、前述のとおり、ショルダーハーネスのストレッチポケットにモノを入れすぎると、ボトルの出し入れがちょっとやりづらいこと。
2つ目はボトルはやっぱりソフトフラスクタイプが良いのかも。普通のボトルだと結構、脇と言うか、肋骨辺りに当たって長時間だと気になるかも。
3つ目は、ストックは、パックを背負ったままの出し入れはほぼ不可能ですww
少なくとも自分はムリでしたwwジョー・グラントなら出来るのかも!


何はともあれ、めちゃくちゃかっこいいパックである事は間違いありません。
このDistance15で、FASTPACK15では成しえなかったテント泊を、今度こそ必ずや実現させたい・・!w