また、会う日まで。
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雪と青空の奥多摩小屋ハイク、2日目です。



空けて日曜、3月10日。
予定通り5時に起床、外に出てみると空はすでに白み始め、彼方の空は赤く染まりつつありました。
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やや雲は多いものの、まだ空気は澄んで、冬らしく遠くの山々までくっきりと見えています。
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いつもならこの時間で結構かなりテントは減っているのですが、この日は皆さん随分とのんびり。
もしかするとテントを残して雲取山にご来光を見に行っているのかもしれない。
または、奥多摩小屋での残されたテント泊の時間を満喫しているのか・・・。
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この日は夜間の冷え込みも少なく、風も無かったためかなり快適に睡眠を取る事が出来ました。
恐らく気温は-0度前後。外気温とテント内の気温差があまりなかったのか、フロントのメッシュパネルもフルクローズした状態にも関わらず結露も全くありませんでした。
そして今回初投入となったSEA  TO SUMMITのウルトラライト インサレーティッド マットですが、かなり良かったです。
NEMOのTENSORに比べればクッショニングは弱くやや硬いものの、沈み込みや体を動かした際のフワフワ感もなく、十分なクッションでした。サイドスリーパーである自分も問題なし。
ただ保温力については、やはり、というか、マットの窪み部分からやや冷気を感じます。もっと気温が低かったら少々辛かったかも。この辺りは薄手の銀マットを併用するか、何かしらで対処が必要と感じました。詳しくはまた後日のレビューにて。
そうそう、就寝時のレイヤリングは以下の通り。

・スマートウール TrainingBeanie
・TetonBros VaperS/S
・patagonia キャプリーン4フーディ
・OMM RotorVest
・無印良品 ダウンジャケット
・モンベル ジオラインタイツ(ミッドウェイト)
・MP ダウンパンツ

カイロ使用は無しでした。

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テントからのそのそをはい出し、隣でまだ寝ているまんもを起こします。
Roadmanさんにも声をかけるべきか・・と悩みましたが、気持ちよさそうな寝息が聞こえてきたのでそのままに。

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外は少し寒いので、テント内で朝ごはん。前日のお昼の残りであるパンとブイヤベースのスープ、さらにカレー飯のシーフード味。昨晩あれだけ食べたのに朝もまた結構がっつり。でも美味い。
特に冬の朝は暖かい汁物を飲むと、穏やかに体が目覚めていく感じがしますね。

このあと、Roadmanさんも起床、撤収タイミングが同じなので一緒に鴨沢まで下山することに。
各々手早く荷物をまとめ、そうだ、小屋前でせっかくなので記念写真撮りませんか?という事で・・・
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奥多摩小屋にはもう10回以上来ているわけだけど、小屋の前でこうやって写真を撮るのは初めてだったりします。
これが最初で最後になってしまうのか・・・。
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写真を撮った後、小屋前に荷物を置いて出発前の所用を済ませていると、前日一緒に飲んだHさんもやってきました。もしかしたら鴨沢まで一緒におりるかな、と思ったのだけど、前日話していた通り石尾根を奥多摩駅まで降りてみるとのこと。
トレースはついていたみたいだけど、雪はまだ深かったし、エスケープも視野にいれていけるところまで行ってみるそうです(そう言えばその後どうだったんだろ)。
Hさんとも、また山やイベントなどでの再会を約束し、お見送り。DSCN9773_R
また会いましょう!今度はもっとゆっくり、千葉の話やデポのオーナーさんの話も聞かせてくださいw

さて。

それじゃ、そろそろ自分達も出発しましょうか。
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奥多摩小屋の前からの景色。
この景色を次に見に来るとき、どこにテントを張ってるんだろう。もしくは日帰りなんだろうか。
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7時55分、奥多摩小屋を出発。
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いつもはここから出発するとき、次はいつかな、やっぱり春夏は暑いし、虫も多いし。
秋が良いかな。また冬が来て雪が積もるころにも来たい。やっぱり奥多摩小屋は良い場所だ!
なんて思いながら出発していました。

でも今回は、違う。
次来るときは、もう小屋は無いかもしれない。
あっても、きっと中には入れない。テントも張れない(可能性が高い)。
次は・・・という想像が出来ないというのは、こうも寂しいものなのか。
分かってはいても、やはり何かしらの可能性を探りたくなってしまう。
せめて、3月中に沢山のハイカーが訪れて、その声がどこかに届いて、何か前向きな動きが出てくれると良いのだけど。

だけど、やっぱりここは「また来るよ」と言っておきたい。
テント張れなくても、やっぱり自分は来てしまうような気がする。
だから、「また来るよ」としておきたい。

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残雪の石尾根をブナ坂へ。
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今回も巻き道は使わず、七ツ石山山頂へ。
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何となく口数が少なかったのは、実はRoadmanさんと歩くこと自体に結構緊張していたこともあるけど、何となく小屋のことを思い返しながら歩いていたから。
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8時31分、七ツ石山山頂着。
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七ツ石神社へ無事下山のお参りをして
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Hさんが進んだであろう石尾根縦走路。
トレースは増えているようでした。
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七ツ石小屋手前の水場でチェーンアイゼンを外し、小屋を過ぎれば雪道ともさよなら。
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順調に進み、無事登山口に到着。
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10時24分、駐車場着!
この後、Roadmanさんを八王子駅前まで送って、まんもも送り届けて、渋滞にもほぼ巻き込まれることなく13時過ぎには自宅に到着。


このハイクから早くも3週間弱が過ぎようとしています。
いよいよ今週末が本当の最後、という事になります。見ているとやはり週末はテント泊や小屋を惜しんで訪れる人が多いようで、この時期としては異例ともいえる賑わいを見せているようです。
今週末、小屋の最後がどういったカタチになるのか。
自分は行くことが出来ませんが、何らかの形で見守りたいと思っています。

◆登山データ
<3/9(土)>
村営駐車場発(6:56)→登山口(7:00)→廃屋通過(7:14)→水場(7:56)→堂所(8:14)→七ツ石小屋(8:56)→休憩→七ツ石小屋発(9:25)→七ツ石山(10:05)→ブナ坂(10:19)→奥多摩小屋(10:57)→幕営→奥多摩小屋発(12:40)→ヨモギノ頭(12:45)→小雲取山(13:07)→雲取山山頂(13:26)→雲取山発(13:38)→奥多摩小屋着(14:13)→泊

<3/10(日)>
起床(5:00)→奥多摩小屋発(7:55)→ブナ坂(8:18)→七ツ石山(8:31)→七ツ石小屋(8:51)→廃屋通過(10:09)→登山口(10:19)→村営駐車場着(10:24)