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空気がパンパンだった頃のTENSOR20s INSULATEDさん。

先日アップしたこちらの記事内で、「イワタニプリムスにTENSORを修理に出した」と書いたのですが、その修理箇所の詳細について問い合わせた ところ、返答がありました。
仮に有償交換するにせよ、どこがどうパンクしていたのかを知る事で、今後の使い方とか見直すことが出来ると考えたからです。
先日の記事でも書いた通り、ボトム関しては結構気を使って運用していたつもり、だけどやっぱりボトムがパンクしていたんだろうなあ、という予想の元、ボトム保護のためのFPmatの検討だったりをしていたのですが・・・実際に返ってきた返答は予想外の内容でした。
以下、その原文ママ。

修理担当へ確認をいたしまた内容をご案内申し上げます。 
1)現状で4箇所のピンホールが見つかっていて主に上半身部に存在します。
1ヶ所目:NEMOロゴのNの左下、2・3ヶ所目:さらにその下のほぼ中心部付近、4ヶ所目:それらの10cm程度下、の計4ヶ所です。

さらに穴の特定をおこなうには修理を進めないと難しいことと、費用がかさむため製品交換のお見積もりを差し上げました。

な・・・。なんと。
パンクしていた箇所は、マットのボトムではなく表面側、しかも上半身で見つかっているとのことでした。かなり予想外の返答だったので少々驚いてしまいましたが・・・。
少し時間を空けて冷静に考えてみたところ、まあ、思い当たる節が無い訳ではありません。

以下の写真を見ていただくと分かるのですが、だいたいテント内ではこんな感じで入口側にマット上部(頭のほう)を向けて使用しています。
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理由は、就寝時の呼気から発生する結露を最低限に抑えるため、入り口側のベンチレーションを多少空けて寝る事が多いからです。
このようなレイアウトになるので、自然マットの上に座って煮炊きしたり、着替えたりとすることが多い訳です。そうすると、当然のことながらマットの上部、つまり上半身に座っていることが多くなる訳で、今回のパンクの報告内容と一致します。

勿論、座るときにポケットに何か固いものを入れたままにしてるとか、ムチャな動作をしている、とかはあり得ません。
あり得ませんが、例えばウェアについているジッパー部分だったり、何かボタン的なものなどが、座ったりする、或いは着替えたりする動作の中で、マット表面と擦れているという可能性は否定できません。
ただの就寝だけなら、ほぼ静止状態なので余計な負荷がかかる事も擦れが発生することもあまり無いと思うのですが、起きている時の行動となると話が別で、無意識の動作の中で何かマット表面が擦れて、結果ピンホール(パンク)が空いてしまう、という事に繋がったことは否定できない訳です。

報告の内容からは、表面上半身側ですでに4か所のパンクが認められため、その時点で有償交換の対象となった、と読み取れます。
つまり、下半身やボトム部分までの調査は行われていないと考えられるわけです。ただ、仮に下半身やボトムにパンクが無かったとしても、自分としてはマットの上に座るなどは普通の動作の1つであって、その結果のパンクという事であれば、やはり耐久性に難があるのでは・・・と思ってしまうのです。

以前の記事でも書きましたが、同社のZORを使用している時も、もちろんマットの上に座っての動作などは全然、むしろTENSORよりも雑に行っていたと思います。
それでもパンクが今の今まで起きてないという事は、TENSORの生地素材にやはり問題があるんじゃないでしょうか?
自分の扱い方が悪いと言われればまあ、それまでなんですけど、イマイチ釈然としないものがあります。

という事で・・・。
今後エアマットを再び導入するにしても、本当に就寝時のみ使うようにして、停滞時の座ったり着替えたりなどは極力エアマット上ではなく、ザックの背面パッドとかその辺の上で行うようにした方が良いのかもしれません。

ちなみに・・・
誤解の無いように書いておきますが、今回の修理依頼に当たってイワタニプリムス社のご担当者様はとても丁寧に対応してくれました。
調査結果などもきちんと返答いただけましたし、サポートそのものには感謝しています。

ここからはブランド批評になってしまうかもしれませんが、NEMO社は2002年に立ち上げられた比較的新しいブランドで、折しも日本の登山ブームとUL文化の浸透、またそれまで選択肢の少なかった日本向けのテント市場に新しいプロダクトを投入したことで現在の地位を確固たるものにしていると思います。
ただ、各製品は毎年のようにアップデートされ、モデルサイクルが比較的短い事から、こういった不具合などが多く改善が必要なケースが頻繁に発生し、それが主に市場からのフィードバックを元になされているのでは、と勘繰りたくなってしまいます。
勿論改善を行いアップデートを継続的に行ってくれている事自体は正しい事ですし、消費者としてもありがたい事ではあるのですが、反面市場に投入するまでの社内での検証がやや不十分なのでは?とも思ってしまったりします。勿論、真偽のほどは定かではないですけどね・・・。


いずれにしても、今後のマットをどうするか問題についても、引き続き検討していきたいと思います。