マジでもうどうしよう。
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テント泊時のマット問題、またも勃発です。


日本中を爆笑の渦に巻き込んだ昨年末の奥多摩ハイクの夜。
数々の忘れ物が発覚する中、就寝時にとどめとばかりに発生したNEMO TENSOR 20S INSULATEDのパンク事件以来、 テント泊時のマットをどうするか?という事で久しぶりにとっても悩んでます。

実は、昨年末にTENSOR20Sについては販売元であるイワタニプリムスに修理に出していました。
その後年末ギリギリに返答があり、なんと3か所もパンク穴があり、その場合は新品との有償での交換になる、という内容でした。

自分としては、エアマットの特性は理解した上での使用だったので、地面に直接置いての使用など論外、テント内での使用においてもまずは地面は小石や突起物などできるだけ整地した状態で、ハードタイベック→テントのボトム→SOLのエマージェンシーブランケットと極力パンクが起こりうるような状況は避けていたつもりです。
なので、今回の空気漏れの事象の原因は、接着面の不具合だと思っていたんですよね。
折しも、こちらのショップblogでも旧TENSORは接着面の相性?で空気漏れが起きる事がある、と書かれていたし・・。
さらに、今までも同じくNEMO社のZORを使用(こちらもTENSORと同じ20D)している時も同様にしており、これで問題が無かったのでTENSORも大丈夫だと思っていたんですが・・・。

こうなると、結構気を使って使用していても空気漏れは起きてしまう。しかもショップblogに書かれているような接着面の問題ではなくこちらの運用の問題。それも割と気を使って使用していたにも関わらずパンクが起きてしまう。
正直、そうなるともう自分の使い方では、同じ商品を使ったら同じことが起きるのでは、とかなりの疑念と不安を感じてしまうわけです。
(実際、自分よりもっと雑に扱っている人もいるはずですよね?それでも問題ってないんでしょうかねぇ)

これらの状況から、今考えているマットの運用方法は以下の3点に絞って検討しています。

1.TENSORを有償交換してもらい、そこにEVERNEWのFPmatを組み合わせる。
2.クローズドセルのみの運用に戻す。
3.TENSORよりも耐久性のあるエアマットへ切り替える。

1.TENSORを有償交換してもらい、そこにEVERNEWのFPmatを組み合わせる。
TENSORが使いたいならこれしかないか・・と思っています。
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現在、TENSORについては19モデルも一部店頭では出回り始めているそうで、新モデルであるALPINEも含めて接着面については改善されているとのこと。19モデルでは接着面の改善以外にもバルブが改善されていて、使い勝手は良くなっているので興味はあるんです。でも生地そのものは20Dで多分従来品と同じなんですよね。そうなるともう今までの使い方ではちょっと怖くてムリ。
なので、「エアマットを保護するためのマットを使う」という若干訳の分からない運用をせざるを得ないかと。その場合に組み合わせようかと考えているのはEVERNEWのFPmat125。
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厚さ5mmの薄いマット。これ単体での使用も出来るけど、ポイントは蛇腹状に折りたたむ事でザック内の背中側に入れて背面パッド代わりに使える事。今使っているTrailbumのBummerのパッドは約8mmで、このFPmatを折りたたむと約2.5cm。ちょっと厚めになるけど背面パッドと兼用できると思えば悪くない組み合わせです。実際エアマットの保護のために併用している方も多い様子。ただ、めちゃくちゃ品薄状態みたいで、あるところにはあるみたいだけど送料がすごく高かったりと入手しにくい面も。
似たような商品ではOMMのDuomatがあるけど、あちらは長さが80cmとやや短いので今回は除外。
あと、FPmatはULTIMATE DIRECTIONのFASTPACK15には入らないので、夏場のファストパッキングのような場合はやはりエアマット単体での使用が前提となってしまいます。
うむ、実に悩ましい。


2.クローズドセルのみの運用に戻す。
じゃあ、いっそのことパンクのリスクそのものをなくしてしまおう!というならこれしかないでしょう。元々自分はクローズドセル派でもあったんですが、エアマットに使用される素材の進化により収納サイズや重量面でのデメリットが薄くなって以来エアマット/インフレータブルマット派になっていたんです。でもこういったパンク経験が今までなかったのがむしろ不思議なくらいなので、もうパンクで悲惨な目に逢いたくないという事であれば、クローズドセルに戻すのも、まあアリと言えばアリ。
ただ、今持っているサーマレストのZ-LITEはもうボロボロなのでこの場合も買い替えですね。その場合はこの2つが候補かなぁ。

◆BigAgness サードディグリーフォーム(ショート)
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◆NEMO SWITCHBACK SHORTswitch-s_01
サードディグリーフォームは2017年に出て話題になったクローズドセルマット。自分もちょっと欲しいかも、と思ったけど当時はまだTENSORが元気だったのであんまり本気になって調べなかったんですよね。ただいざ調べてみるとスペックはかなり優秀で対応温度も-9度、表面のグリーンのフォームが結構固くて耐久性があるので、よくある黒いロール型のマットみたいにパッキングするだけで傷がついてボロボロ、なんて事にもならなそう。
一方SWITCHBACKは2019新モデルで、「長年に渡り目新しい変化がなかったクローズドセルフォームパッドのカテゴリーに大きな革新をもたらす新型パッド」となかなかに挑戦的な触れ込みで登場した注目のマットです。実際手に取ってみると、確かにクッション性はかなりあるにもかかわらず、手持ちのZ-LITEショートよりも畳んだ際の嵩張りは少ない印象。

ただね・・・クローズドセルとなると外付けになるわけで、個人的にあまりマットの外付けが好きではないので・・・。どちらも良いマットだと思うのですが、個人的趣向の問題で却下かな。

3.TENSORよりも耐久性のあるエアマットへ切り替える。
そもそもTENSORは20Dなんていう極薄素材を使っているからパンクのリスクが高い訳です。
勿論、それによりコンパクト・軽量という大きな恩恵にもあずかっているのですが、これまでの2つの選択肢内でも記載したことから考えると、そもそも単体でしっかり使えないと意味がないんじゃない?という事も言えるわけです。そうなると、TENSORよりも厚手の素材、かつ、軽量・コンパクトさ、価格、スペックのバランスが取れたものはどれか。で考えると、これしかないのでは。

◆SEA TO SUMMIT ウルトラライトインサレーティッドマット(X-スモール)
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細かい説明は製品サイトに譲りますが、これもTENSORと同じくマット内部に保温材としてサーモライトを封入したインサーレーテッドマット。価格帯や性能からもTENSORと競合するレンジですが、こちらはX-スモールで重量が約349g、TENSORの265g(いずれもカタログ値)と、やや見劣りします。
と言うか、TENSORの300g以下という数値が結構インパクトがあったこともあり、その人気の陰に隠れてしまった感はありますね。
ただ、このマットの一番のウリはずばり「耐久性」でしょう。そもそも生地がTENSORの20Dに比べて、こちらは40D!なんと倍の厚さ。ちなみにサーマレストのNeoAirなんかも、ボトム側は50Dだったりとやはり耐久性には気を使っているのですが、なにせあちらはかなりお高い・・・。
そう考えると、349gという重量も、生地の厚さを考えればその分の安心感というものでもあり、一度パンクを経験した身としてはもはや誤差の範囲と言っても差し支えない感覚です。
また、生地が厚い分収納サイズも若干大きめ(と言ってもTENSORに比べて少し大きい程度)ですが、これも1.のようにマット2枚持ちよりもマシ。冬場や雪山ではやや保温力が不安な感じもあるので、その場合は1.のようにFPmatを組み合わせるか、手持ちのアストロフォイルでカバーするっていう手もあります。


長々と書きましたが、3.のSEA TO SUMMITのマットにしたとしても100%パンクの懸念が消えるわけではありません。そう考えるといざと言う時に代わりのマットとして使える1.の組み合わせは決して悪い選択肢ではないようにも思えます。
ただ夏場の単体使用を考えると3.の方がよいのか・・うーーむ!!!
最終的にはもう一度現物見ながら考えたいところですが、どうなることやら・・・。