奥多摩小屋の夜は、やっぱり最高。
DSCN9280_H_R
忘年会ハイク1日目つづきです。

奥多摩小屋を目指して先へと進みます。
奥後山の山頂を過ぎると、左手の山の斜面にこんなものが。
DSCN9222_R
モノレールの軌道です。
3年前に来た時は気づかなかった、というか、無かったような・・。
ニジュウタキ〜ヨモギ尾根の周辺は、巡視路も多いしモノレールもあるし、林業などで入る人が結構多いんですかね?土日だとあまり会うことは無いですけど。

DSCN9223_R
少し進むと、木々の間から石尾根が見えてきました。
よく見ると、稜線の木が少し白くなっているようで、どうやら霧氷がついているようです。
という事は・・・相当寒いってこと。そう言えば、尾根を通る風もかなり冷たくなってきたような。
DSCN9224_R
奥後山を過ぎると多少登る箇所が幾つか出てきますが、基本的にはほぼフラット。
鴨沢からのルートだと結構登りっぱなしですが、だいぶ印象が違いますね。ただ歩くだけなら断然こちらのルートの方が楽です。
DSCN9228_R
ちなみに・・・
上の写真とはあまり関係ありませんが、今回はルート上で熊と思われる糞をあちこちで見かけました。
今年は暖冬という事もあり、まだまだ熊も活動しているのかもしれません。
DSCN9231_R
尾根筋から南斜面のトラバースに変わり、少し進むと奥多摩小屋への最後の分岐が出てきます。
気分的に何となく右手の水平道へ行きたくなってしまいますが、ここも左手の上へ進むのが正解。
DSCN9232_R
10時42分、奥多摩小屋の水場に到着!
小屋に上がる前に水を汲んでいきます。
DSCN9233_R
やや細目だけどしっかりと水は出ていました。
ここの水場は本当安心感あります。が、小屋の閉鎖後は管理とかどうなるんでしょうね・・・。
やっぱりそのままの状態になってしまうんでしょうか。
DSCN9234_R
水もたっぷり汲んで、小屋への最後の登り。ここが結構しんどかったりする。
DSCN9236_R
DSCN9237_R
10時53分、1年ぶりの奥多摩小屋に到着!
小屋のすぐ上の木々にも霧氷がついてます。そして風が…冷たい!
この時点では樹林帯の中にテントが1張のみ。ほぼ選び放題です。
取りあえずはテント受付に小屋へ向かいます。
DSCN9238_R
DSCN9256_R
以前来た時はたしか雲取山荘の方が来ていたと記憶しています。
なので今回もてっきりそうなのかと思っていたら、いつものあの、ちょっと暗い感じの青年が小屋番でした。
取りあえずテント2張り分、1000円を支払い、まんもがビールを買おうとすると「在庫処分済みなのでビールは無いです」とこれまた愛想もない返答。愛想は良いとしてもビールも無いとは・・。
まだ閉鎖まで4か月あるのに、まさか年内からもう荷揚げもされない感じなんでしょうかね?
恐らく小屋の閉鎖を惜しむハイカーはむしろこれから増えると思うんだけど・・・。
こういうところが、ある意味では小屋としての営業努力の足りなかった部分なのでは。
ビールが買えない、という事以上になんだか残念な気分になってしまいました。

まあ、ビールについては自分も2缶持って来ているのでそれで間に合わせよう、という事で、幕を張りに行きます。
DSCN9243_R
今回は、小屋のすぐ手前にある小さなフラットスペースに張りました。
この場所見晴は良いんですけど、人通りが多い感じで今までは張ったことが無かったんです。
が、奥多摩小屋ももしかしたら今回が最後になるかも・・とういう事で特等席を確保。
DSCN9240_R
今回持参した酒たち。これだけあれば安心でしょ!
ちょっと寒いけど防寒しっかりすれば大丈夫!

・・と、シェルタ―内に荷物を入れている時に、重大なことに気づきました。
俺「おい・・・俺、ダウンパンツを持ってくるの忘れたぞ・・・!」
まんも「ええっ???」

そう、まさかと思って何度も探しましたが、防寒対策で重要なダウンパンツが入ってないじゃないですか・・!道理でザック内の荷物が少ないと思ったら・・・!
数日前の事前パッキングではちゃんと入れてあったのに!どういう訳か入ってない・・。
もう一度ザック内とシェルター内を探していると、さらに気づいたことが。

俺「おい・・・俺、OMMのRotorVestも忘れたぞwwww」
まんも「お前バカかwwww」

はいwwww
バカですwwwwww
まじかwwwww

もう笑うしかありません。まさか、この真冬の奥多摩テント泊で肝心のダウンパンツにインサレーションを忘れるとは・・・。
不幸中の幸いだったのは、ダウンパンツの代わりとしてはモンベルのジオラインタイツを持って来ていること。これと今履いているパンツ、あとはウィンドパンツを組み合わせればそこそこの保温力は期待できます。
もう一つは、無印ダウンが今回初投入で、実際山でどれだけ保温力が期待できるか未知数だったため、保険の意味でホッカイロを8つも持ってきたこと。最悪体中にカイロを張りまくればなんとかなるか・・・。
いや、驚きました。
こんな事が起きるとは。ただ、カイロを大量に入れた自分は褒めてやりたいw

まんものダウンパンツとFireballSmogを奪おうとしたけどダメだったので、もうこれで乗り切りる覚悟を決めてカンパイしますw
DSCN9244_R
俺「俺、死んじゃったらゴメンな?」
まんも「アホwwww」

DSCN9245_R
さて、気温はこの時点で-5度前後。風が無く日差しが当たっていればめちゃくちゃ快適。
幸い風はあまりないのですが、日差しが雲で隠れると途端に寒くなります。
DSCN9249_R
お昼は各自のシェルターで取り、日差しが出てきたところで宴会開始。
DSCN9250_R
持参したセブンプレミアムのもつ煮。
結構うまかったんだけど、まんもにはウケは良くなかったみたい。
DSCN9252_R
まんも持参の名古屋コーチンの手羽煮はトゥルットゥルで美味かった!!
DSCN9253_R
風&ハイカーの視線避けで登山道とは反対の斜面側で飲んでますが、これがまた結構快適。
去年はもっと風が強くて難儀したけど、今回は本当ラッキーでしたね。
DSCN9247_R
寒くなったら時々テント場をふらふらしたり。

ちなみに、飲んでる途中トイレに行って戻ってくると、テント場の中腹辺りにどこかで見たことのあるハイカーが。
なんとblog「Roadmanの遊具大全」のRoadmanさん!
自分が今の登山スタイルになる前、軽量化を進めるときによく参考にさせてもらっていたblogの方です。TwitterやFBでは繋がっていて、去年のギアループマーケットで初めてお会いしたんですが、この日は事前にTwitterで奥多摩小屋に来る、という事で会えるのを楽しみにしていました。
軽く挨拶だけさせていただきました。

DSCN9255_R
一通りツマミをとお酒が進んだところで、少し仮眠をとる事に。
お互い寝不足だしね。
それぞれシェルターに戻って寝ようとしたところで・・・第三の忘れ物が発覚。

俺「おいwww俺モンベルのエアピロ―も忘れてるぞwww」
まんも「まじかwwてか枕なんて無くてもいいだろ??」
俺「俺枕無いと寝れないんだよ!!」
まんも「www」

うわーまじか。
こりゃあれだ、ULハイカーのお決まり、靴枕しかないか・・・
→で、靴枕で結局寝ることにしたんですが、意外と快適でしたww今度から枕要らないかも!

1時間ほど仮眠して、起きてみるとあたりは薄暗く、ややガスが出てきてしまっていました。
DSCN9259_R
そう言えば、とRoadmanさんの幕のところに行ってみると、同行者であるタンクロさんも到着されており、こちらも初めて挨拶させていただきました。インスタではよく見ていたのですが、まさかRoadmanさんと一緒とはつゆ知らず。
(ちなみに・・・奥多摩小屋に到着して間もなく、水場にもう一度行くときに会ったハイカーさんがあの有名なイラストレーターのジェリー鵜飼さんでした。装備がカリカリのULだったのでじろじろ見ちゃってすみません!!)

DSCN9260_H_R
その後暗くなってからもチビチビとホットワインやらウイスキーを飲みつつ。
そろそろ晩飯作ろうか?という事で準備開始。
DSCN9261_R
今回はセブンイレブンで買ったスンドゥブチゲのスープを使った鍋。
生卵は持ってくるのが面倒なので代わりに茹で卵。豆腐は半町のパック。
肉はちょい奮発して肉屋で購入したもの100g+オマケのお肉少々。
DSC_1994_R
ちなみに・・・ここでも忘れものがあって、シメジを車の中に置きっぱなしにしちゃってましたw
なのでキノコは無しですw
DSC_1997_R
まんもは定番の火鍋。去年も同じの作ってたよね?不思議な味だけど癖になるうまさ、らしい。
DSCN9266_R
セブンのスンドゥブスープ、かなり美味しかった!今冬またテント泊来れたら、同じのにしちゃいそう。
〆のラーメン(写真忘れた)も、鍋用の麺を持ってきたのでちょうどよかったかも。鍋用の麺は入れっぱなしにしていても伸びにくいので気を遣わず突っ込んでおけて良いですよ。

気づけば辺りも静まり返り、時間も19時半過ぎ。
DSCN9271_H_R
一度、Roadmanさん達と少し飲みたいな・・と思って幕のところまで行ったのだけど、灯りが消えて既に就寝中のようだったので撤退。
時間も時間なのでぼちぼち寝ようか、という事になったのですが、この日は星が良く見えていて暫く星空撮影に没頭しちゃってました。
DSCN9276_H_R
遠くにうっすらと富士山。
DSCN9278_H_R
DSCN9280_H_R
翌日は5時起きの7時出発目標。
初の七ツ石尾根からの下山なので、少し時間には余裕をもって出発する予定です。

DSCN9282_H_R
南の空には、冬の星座のオリオン座も。

やっぱり、テント泊はこうして星空もゆっくり見られるのが魅力。
そして、奥多摩小屋はそのロケーションとしても抜群なわけです。
これだけ魅力的な小屋が、あと数か月で閉鎖されてしまう。もう残念以外の何物でもありません。
直ぐには無理だとしても、そう遠くない先には再び営業小屋として復活して欲しい。
もしくはテント場として存続できる何か良い方法があれば、それで続けてほしい。
そう、切に願わずにはいられません。


ここでこうして寝る事が、最後にならないことを祈りつつ・・。
結局、22時ごろにそろそろ寝ようか・・・と、歯を磨こうとしたら・・・。
ま、まさかの忘れ物5発目、ハブラシを持ってきてないwww
もうなんなんだ今回は・・・こんな細かいところまで忘れ物してるとか、もうあり得えない!
しかし、これまた小物入れに潜ませていた、無印の歯磨きシートをで代用。
取りあえずなんとかすっきりしてやっとシュラフイン。

奥多摩小屋に着いてからはなんだかネタのオンパレードでどうなる事やら、と思ったけど、やっと休める。
そうだ、寒くないようにとカイロを5つ(お腹、腰、背中の上の方、両足太ももの裏)に張って防寒も万全!ダウンパンツは無いけど、ジオラインタイツを履いたら結構温かいし、無印ダウンは期待通りのヌクヌク。これなら朝までぐっすり寝られそうです。

しかし、このあとこの日最後の一ネタがあるのでした・・・。

つづく。