初冬の奥多摩 冬枯れの山歩き。
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今年最後のテント泊、行ってきました。

10月、11月とあっという間に過ぎ去り、12月も早くも中旬に差し掛かる週末。
12月8日〜9日と、毎年恒例の忘年会ハイクへと行ってきました。

目的地はもちろん「奥多摩小屋」。
以前告知された、平成31年3月31日の小屋閉鎖までいよいよ4か月を切ってしまいました。
一時期は小屋継続の噂もちらほらとネット上では見かけましたが、その後音沙汰もなく、このままいけば来年の春を迎える前には小屋は閉鎖されることになります。
そうなると、来年の忘年会では奥多摩小屋は使えない事になります。
なので、今回のテント泊先としては、もう奥多摩小屋以外ない、という感じでした。

とは言え、奥多摩小屋へ至るルートは結構限られていて、ほぼ歩きつくしている(一部のVRを除き)状態。それじゃせめて、静かに山歩きを満喫できるルートが良いな・・という事でこんなルートを組んでみました。

○1日目
後山林道片倉橋→塩沢橋→ニジュウタキ尾根→ヨモギ尾根→奥多摩小屋(泊)
○2日目
奥多摩小屋→七ツ石山→七ツ石尾根→片倉橋

片倉橋を起点としたマイナー&バリエーションルートを組み合わせたラウンドハイクです。
片倉橋からのニジュウタキ尾根〜ヨモギ尾根〜奥多摩小屋は3年前にも一度歩いていますが、とても静かでのんびりと歩ける、お気に入りのマイナールートです。
一方、七ツ石山からの七ツ石尾根は今回初めて、事前情報でもかなりのバリエーションルートっぷりを見せてくれていて、さて、どうなることやら・・・。
そして今回は、ルート以外でもハプニング?というかトラブルも続出で、まあ、色んな意味で忘れられないハイクとなりましたw


まずは1日目。12月8日の早朝4時に相方のまんもを自宅でピックアップ。
片倉橋の駐車スペースに到着したのは6時半ごろ。すでに2台ほどの車が停まっていましたが、まだまだ駐車には余裕がある状態。以前来た時よりもスペースも整地され停車出来る台数も増えている感じでした。
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各自準備を整えて、6時52分、出発です。
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すると歩き出して数分、林道を歩きながら食べようと思っていたおにぎりを車内に置きっぱなしにしていることに気づきました。慌てて走って戻り、おにぎりを確保し一安心・・・。思えば、これが今回の「色々なハプニング」の最初だったのかもしれません。
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おにぎりを一度取りに戻り、6時58分片倉橋のゲートを通過します。
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ここにも奥多摩小屋閉鎖の案内。
今回のハイクでもあちこちで見かけることになります。
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片倉橋のゲートを過ぎると、すぐ右手に木製の階段が出てきます。
これが翌日、下山時に降りてくる七ツ石尾根の終点になります。これがまたとんでもないルートだとは、この時点ではまだ知らず・・・。
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片倉橋からはしばらくのんびりと林道歩き。
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7時34分、今回のトレイルヘッドとなる塩沢橋に到着。少々装備を整えて進みます。
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最初は沢沿いに。
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少し進むと崩壊地があります。高巻きに進みます。
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10分弱進むと道標が出てきます。ここから暫くは九十九折に山腹を上がっていきます。
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二つ目の道標は破損状態。落石が当たってプラの標識が落ちちゃったようで。
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ルートは比較的明瞭ですが、落ち葉が多く小さな石・岩がゴロゴロしているので、足を取られないように注意しながら進みます。
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やがて樹林帯に差し掛かると急登のスタート。
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結構な斜面をグイグイ登っていきます。
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朝陽を浴びて、体からは湯気がw
この日は気温は予想よりもやや高めで、急登が続いたこともあって、もう冬なのに汗が止まりません。
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上の写真のように、しばしばルートが上下に分かれているところに差し掛かります。道標があるので案内に従えば問題はありませんが、基本的に上の方のルートを通るのが正解。下の方は林業用の巡視路です。
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西側には丹波天平への稜線。後山林道のある谷合には朝もやが立ち込めています。
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ここも上下に分かれる分岐。やはり上のルートを進みます。
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塩沢橋から歩き始めて1時間ちょっと、針葉樹から落葉樹へと植生が変わると途端にトレイルが明るくなります。
このルートの良いところは、鴨沢ルートよりも早くこうやって明るく開けたトレイルに変わってくれるところ。冬枯れで葉の落ちた木々の間を歩くのは、開放感もあってとても気持ちが良いです。
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上空にあった朝もやもいつの間にか晴れて、青空も見えてきました。
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こちらも左手のルートへ。
ここから短い九十九折を登りきると、
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ちょっと平坦な場所に出ます。
時間的にも歩き始めて1時間半、ここでザックを降ろして小休止。
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今回のザックは、自分がTrailbumのBummer、まんもはOMMのclassic32。それぞれやや拡張しているもののどちらも32L〜35Lクラスのザックです。
冬時期のテント泊は何度も来ているけど、5年前とかはもっと荷物も多くてザックもでっかくて、歩くのもしんどかったけどね・・・。本当、スタイルの変化とギアの進歩って凄い。
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休憩を終えて再び出発。
ここからがヨモギ尾根、今回のトレイルの一番いいルートです。
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ほぼフラットなトレイルをのんびりと歩きます。
3年前と変わらず、やはり歩きやすくて、解放感もあって気持ちが良い。
何より人が居ない!聞こえるのは自分ら2人の足音と、風や木々の揺れる音。山を歩くなら、やはりこういった雰囲気を味わいたいわけです。
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細かいアップダウンはあるものの基本的には緩やかで、広い尾根を進みます。
踏み跡は一部不明瞭な箇所があるので(特に尾根に乗る手前辺り)やや注意が必要ですが、「尾根筋を外さない」という原則を守れば問題なし。あとはトレースは比較的しっかりしています。
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暫く進むとなにやら枝を集めてあるところが。
ファイヤーピット?いえいえ、違います。
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ここが奥後山(1466m)。
ちなみに・・・ずっと「おくごやま」だと思っていましたが、正しくは「おくうしろやま」らしいです。つまり、「後山林道」の「後山」も、ちゃんと山の名前なんですかね?

見落としがちな山頂ですが、ちゃんと確認できたという事で・・・先へと進みます。


つづく。