3年前の、約束の頂へ。
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裏銀座ハイクへ行ってきました。


8月もあっという間に過ぎ去り、今年の夏ももう終わり。何とも今年も天気に泣かされた人も多かったのではないでしょうか。
自分も7月の伊豆以来、全くこの1か月山には行け悔しい思いはしていたのですが、それでもガマンできたのは9月の最初の週末に山の計画があったから。これが無ければもっと悶々としていた事でしょう・・w

当初の予定では、南アルプスか北アルプスかで迷っていました。
南アルプスなら北岳〜仙丈ケ岳をメインとしたラウンドハイク。
北アルプスなら、新穂高温泉からの鷲羽岳。そう、3年前のあの裏銀座ハイクのリベンジです。

ところが、直前まで迷走していた鈍足の台風15号の影響で9月初めの週末もピンチ。結局予報サイトを毎日吟味した結果、どうやら北アルプスの特に裏銀座周辺は天候も安定しそう。南アルプスも土曜の午後からは回復傾向でしたが、登り初めの午前中かかなりの高確率で雨だったため、歩き始めからレインウェアを着なくて済む北アルプスに決定。
そうとなれば、なんとしても3年前届かなかった鷲羽岳へは何としても辿り着きたい。そんな思いもあって今回はかなり荷物も軽量化。
金曜の午後も半休を取って、いざ登山口へ。
新穂高温泉の無料駐車場には深夜0時20分ごろ到着。この時点でまだ30台ほど空きがありました。
そこから2時間ちょっと仮眠を取り、4時過ぎには起床。朝ごはんと準備を済ませて、新穂高温泉の登山センターへ。
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ここでしっかりと登山計画書を提出します。
特にソロなので、ルートなど細かいところも記入。今回の幕営地は三俣山荘を予定していたのですが、実は余力があれば雲ノ平まで足を延ばすつもり。そのための軽量化と早朝出発でもあるわけです。
さて、どうなる事やら・・・。

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いざ、憧れの山頂を目指して、5時20分新穂高温泉登山口を出発!
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まだ空には雲がかかっていますが、所々薄くて青空を予感させます。
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ゲートを通過してまずは退屈な林道歩き。
3年前と変わったのは、ハイカーがずいぶんと多く感じられた事。前来た時もそれなりに居たような気はしますが、今回はそれよりもぐっと多くなった印象。お蔭でちょっと嫌な林道歩きも人の気配があるだけで安心感が違います。
空を見上げれば、雲は散り散りになり青空が覗いてきました。そう言えば3年前もこんな感じだったかも。

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6時3分、笠新道登山口を通過。
実は今回のプランでは笠ヶ岳の周回コースも検討していたんです。が、こちらはまたの機会に・・・。
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笠新道登山口から数分、6時11分にわさび平小屋に到着。ここでちょっとトイレ休憩。
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相変わらずおいしそうなものが浮いてます。そう言えば今回はビールは冷やして置いてなかったな・・誰か心無い人が持って行ってしまったりしていたんでしょうかね。

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わさび平での休憩を終えて再び歩き出すと、すっかり空からは雲が無くなりこれから向かう山々の稜線が見えてきました。天気やばいです。予報ばっちり当たってます。
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6時33分。小池新道入口に到着。ここまで約1時間20分、かなり良いペース。
そのまま先へ進みます。
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相変わらず歩きやすい小池新道。
ステップが低いので足さばきが楽で疲れにくいです。お蔭でペースも速め。

今回のハイク、一つの大きなポイントが「「双六にどのくらいで到着するか」でした。
3年前は疲労もあって双六への到着が12時45分とかなり遅かったため、三俣まで進むことが出来ませんでした。今回は目標としては、12時〜13時くらいに三俣に到着する、というプランなので相当速く進まないとなりません。凄く調子が良くて、お昼前に三俣に着くようなら、雲ノ平も見えてくるのですが・・・。

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途中、木々の間から穂高の稜線、そして大槍・小槍が見えてきました!

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開けたところに出ると、穂高連峰の稜線から眩しいばかりの太陽の光が降り注いできました。
これは・・・ヤバイ天気です。快晴は嬉しい反面、暑さによる体力の消耗が激しくなります。
出来るだけ小まめに水分と行動食(TrailButter)を摂取し、バテないように気を付けて進みます。
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7時1分、秩父沢に到着。
ここまで約1時間40分、小池新道入口からは30分ちょいで到着しました。自分としては出来過ぎなくらい快調。今のところ疲労もなく大丈夫なのですが、やはり暑さが堪えます。
秩父沢でザバっと水を被ってクールダウン、休憩もそこそこに先に進みます。
そうそう、このちょっと手前であったファストパッキングスタイルのお兄さんは、この日水晶まで行くと言っていました。いやあ・・すごいな。
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所々にある樹林帯ではしっかり体を休めつつ、細かいステップで足を運び体力回復を図りながらも先へと進みます。
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7時12分、チボ岩を通過。
チボ岩については・・・3年前に調べているので、興味のある方は読んでみてくださいw

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振り返ると、歩いてきた林道辺りから新穂高方面は雲海の下に隠れてしまっていました。
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みるみる内に谷を覆いつくす雲。その雲海の向こうには焼岳と、その奥には乗鞍が見えています。
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7時45分、シシウドヶ原に到着。
ここで初めての大休止。ザックを降ろして一休み。
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それにしても気持ちよく晴れてくれました。
もう残暑というべきなのですが、貴重な休みの山でこんな夏山感が満喫できるとは・・・感謝!

20分ほど休んで、8時4分にシシウドヶ原を出発。
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15分ほどで熊の踊り場を通過。
ここを通った時は一人だったけど、本当に熊が踊っていたら・・笑えないw

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8時35分、鏡平に到着!
風も雲もなく、逆さ槍もばっちり。そう言えば3年前はここで「にっぽん百名山」の取材クルーと遭遇して、結果なんとNHKデビューすることになったけなぁ・・w
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この日は取材クルーは居ませんでしたよw
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鏡池で槍の展望を楽しんだあとは小屋に行って小休止。
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どうしても炭酸が飲みたくて、まるでプレモルのようなオランジーナを購入。
普段こんな甘い飲み物絶対飲まないけど、山だと格別ですなあ・・・

さて、今のところかなり快調に進んでいまして、鏡平小屋には3年前より1時間半ほど早く到着できています。なのですが、序盤のハイペースが効いてきているのか足に疲労の気配が・・。
まだこのあと、前回も地味に体力を奪われた弓折乗越へのトラバースと、双六への小刻みなアップダウンが待ち構えています。
果たしてペースを落とさず進めるか・・・。

つづく。