悩めるっていうのは嬉しい事ですよ。
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5月末から例の咳の影響で体を動かせない間、脳内では一生懸命妄想が働いておりまして。
今年色々とアップデートしたいものはいくつかあるんだけど、その中でもボチボチ決めようかと思っているのがヘッドランプです。 
今使っているのはBlackdiamondのReVolt。2013年に購入しているのでかれこれ4年前のモデルです。その後は同社のIONなんかも併用していて、最近ではコンパクトで使い勝手の良いIONがメインみたいになっています。
が、やはり明るさやランタイムを考えるとReVoltクラスのものが欲しくなるわけで。当時はUSB充電が可能なモデルが限られていましたが、今年はPETZLからもUSB充電が可能なモデルがリリースされました。その中でもスペック的に良さそうなのがアクティック/アクティックコアの2つ。
BlackdDiamondからもReVoltがアップデートされていて、この3つでどれにしようかと悩み中。
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◆BlackDiamond ReVolt(写真はメーカーサイトから引用)

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◆PETZL アクティックコア(写真はメーカーサイトから引用)

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◆PETZL アクティック(写真はメーカーサイトから引用)

どれを購入しても今使っているヘッドランプからは大幅にスペックアップするので、スペック面というよりは他のところでどういった違いがあるか、を見比べてみました。
こうしてみると、メーカーによる考え方なんかも見えてくるようで面白いです。

◆一番明るい=PETZL アクティックコア
最大照度350lmは、ともすれば目に危険なレベルの明るさ。
しかし、ReVolt2017もアクティックも300lmと、ほぼ同レベルの照度を持っていると考えて良さそう。

◆バッテリー特性=アクティックコア:コンスタントライティング
通常のアルカリ電池で運用した場合、電池容量は使用時間に比例して一気に減っていき、同時に光量も落ちていきます。
一方、リチウムイオンバッテリーを使ったアクティック/アクティックコアの場合は、そのバッテリーの特性上充電容量が無くなるまでほぼ一定の光量を保つことが出来ます。アクティックやReVoltの場合はバッテリーの特性に依存するものなので時間に比例した光量の下がり方が緩やか、と考えた方が良いかもですが、アクティックコアの方は基板側で光量を一定に調節する「コンスタントライティング」機能が実装されています。

アルカリ電池での運用は、例えるなら水が入った樽に穴をあけた感じ。水量が多い時は穴から出る水の勢いも強いけど、水量が経るにつれて勢いがも弱まります。
コンスタントライティングはこの樽の穴に蛇口を付けて、水の出る量を一定に調節した感じですね。
水量が減ってきたら、蛇口を一気に閉じてしまう感じ。
これが以前触れている実用的なランタイムに当たる訳で、この辺りはアクティックコアが理想に近いかも。

◆光量の調整:ReVolt=無段階、アクティック/アクティックコア=3段階
BlackDiamondのヘッドランプの特徴として、光量とスイッチ長押しで無段階に調節できるディミングが実装されています。自分の好きな明るさに調節できる半面、現在どのくらいの明るさなのか、それによってどの程度バッテリーが持つのか、などはちょっと分かりにくいかもしれません。

一方PETZLのアクティック/アクティックコアは弱・中・強の3段階が決まっていて、それぞれのLMも決まっているので必然的にそれによるバッテリーの状態もおおよその検討がつきやすいです。

ある程度使用者に任せるBlackDiamondか、誰が使っても同じような光量を使えるPETZLか、好みは分かれるところかも。使う人にとって必要な明るさは、そのシチュエーションによっても異なるので、より柔軟に対応出来るのはBlackDiamond、という事になるかもしれません。

◆ヘッドランプ本体の角度
BlackdDiamondの場合、ヘッドランプ本体の角度は0度〜約90度まで段階的に角度を調整できます。
PETZLの場合、本体のランプ部分にあらかじめ前方向に角度が着いています。
これも使用に適切な角度があらかじめついているPETZLか、自分で調節するBlackDiamondか、という感じでキャラクターが分かれています。

◆充電池について
ReVoltで使う充電池はニッケル充電池で、ヘッドランプ本体にセットしてからの充電になります。
サイズは単4サイズなので、ニッケル対応している製品であれば使いまわしが出来ます。ただし、充電は本体でしかできないので、本体を使っているときは当然バッテリーを使う事は出来ません。
一方PETZLのコアは専用のリチウムイオン充電池で、他の製品との使いまわしは出来ません。
が、コアの大きな特徴は、ヘッドランプ本体にセットしていなくても単体で充電ができる、という事。
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(写真はメーカーサイトから引用)

上の写真のように、バッテリー右上にUSBのポートが用意されているので、コアを充電中は予備のアルカリ電池で運用、なんてことも可能です。


さて、あれこれと書いてみましたが、こうすると見えてくるのがメーカーとしての考え方ですね。
推測ではありますが、ある程度使用者に自由に使わせることを前提としているのがBlackDiamond。
PETZLは、メーカーが考える最適な方法で使ってもらう、という意図が強く出ているように見えます。
分かりやすいのは照度の調節のところでしょうね。

自分はヘッドランプは今までずっとBlackDiamondを使ってきました。なので、もしPETZLに変えるとなると最初は結構違和感があるかもですね。
でもやはりヘッドランプの老舗PETZLですから、一度はちゃんと使ってみたいところ。
あとは、ようやくアルテリアのサイトにも掲載されたアクティックコアが、いったいいつ店頭に並ぶのか・・・。
実物を見て少し検討してみたい気がします。