過ぎ行く冬を惜しみに。
早春の丹沢へ。
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すっかり春らしくなってしまった3月半ば。
三連休の中日に時間を貰って、丹沢へハイキングへ行ってきました。
実はこの数日前に、季節外れの寒気の影響で丹沢や奥多摩にも雪が降り、街から眺める稜線は白く染まっていて、なんとかこの連休中におそらく今季最後になるであろう、スノーハイクを楽しみに行きたかったのです。かくして前日にパッキングも済ませ、いくつかの新ギア・ウェアも実戦投入とあってウキウキワクワク・・あとはしっかり朝起きればOK!なのですが、今回も例のごとく寝坊・・・。
もはやこうなると「寝坊」ではなく、予定起床時間から1時間してから起きるっていうのは「定時」なのではと思えてならないワケで。
取りあえず大急ぎで起きて準備して自宅を出発。
登山口である戸沢へと向かいます。

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戸沢出合には6:30ごろ到着。すでに辺りは明るくなり、青空には大倉〜表尾根の稜線が浮かんでいます。車を降りて準備をしたら、早速出発!
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今回のザックはOMM Ultra8。先日購入してようやく初使用です。

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この日は戸沢から天神尾根を登って大倉尾根に合流、そこから塔ノ岳を踏んで主脈を歩いてみる予定です。天神尾根は先日の山初めで下山時に使いましたが、登りで使うのは久しぶり。
6:51、天神尾根登山口からスタート!

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もう一つ今回初実戦投入したのがTetonBrosのWindRiverPant。これ、実は去年買おうと思っていたのが既に売り切れで入手できなかったもの。今季は入荷の知らせと共に飛びつきましたwさて、実力はいかに。

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戸沢基点の尾根はいくつかあり、政次郎尾根、書策新道(廃道)、源次郎尾根(Vルート)、天神尾根とパッと思いつくだけでもこれだけあります。が、いずれも難所だったり急登だったりと、割とハードルは高めかもしれません。その中でも政次郎尾根は表尾根へ、天神尾根は大倉尾根へとメジャールートへのショートカットが出来るので個人的には好みのルートです。

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そして天神尾根と言えばこの人、「チャンプさん」でしょう!
チャンプさんは天神尾根の入り口に車を停めて歩荷をしてるんです。しかもかなりの急登の天神尾根をほぼ直登で登っていきます。この日は5574回目の歩荷だそうで・・・いやあ、気が遠くなります。

さて、この天神尾根を登っているときに少々嫌な思いをする出来事がありました。
この件はまた改めて記事に書きたいと思います。

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7:34、大倉尾根に合流。ここからはいつものルートです。
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1100m過ぎ辺りからちらほらと先日の雪が出てきました。
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地獄の階段を登り切って7:51、花立山荘着。ここで小休止。
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鍋割山稜越しの富士山は春霞にぼんやりと。
この日は気温も高めで終始こんな感じの富士山でした。

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花立を上がったところから塔ノ岳方面。中央に見えているのは山頂ではなく馬の背辺り。
その左手奥には丹沢山や不動ノ峰といった稜線が白く見えています。

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金冷し手前から凍結路が出てきました。朝のうちはガリガリですが、日が昇ればどろどろに溶けちゃうでしょうね。慣れない人は軽アイゼン必着です。
↑は塔ノ岳山頂直下付近の様子。やはりガリガリなので登る分にはまだいいのですが、下りはアイゼンがあった方が安全でしょう。

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8:20、塔ノ岳到着。やっぱりスタートが遅かったため山頂にはすでに数組が休憩中。
三連休の中日だし、もしかしたら丹沢山や尊仏に泊まった人も多かったのでは。

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塔ノ岳のノラ猫さん。この猫さんももう長い事いるなあ・・。
最初は不愛想だったけど。最近はちゃんと写真撮影にも応じてくれるみたいで。食い意地が張っているのは相変わらずだけどね。

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塔ノ岳から富士山方面。中央にうーっすらと見えてます。
周辺は雪があって冬らしいと言えば冬らしいけど、こうして遠くの山が霞むようになると、やっぱり春なんだなあ、と実感しちゃいますね。ちょっと寂しい気もするけど・・。

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さて、今日はまだ先に行きますよ。
目標は蛭だけど行けるかな〜。取り合えず進めるところまで。8:25、塔ノ岳を出発。
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塔ノ岳山頂北側の斜面はまだカリガリの凍結路です。ここはまだ暫くはこんな感じが続くでしょう。
無理せずチェーンアイゼン(CAMP ICEMASTER)を装着。
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昨年の忘年会ハイクでも使わなかったし、今年はチェーンアイゼンすら装着することなく冬を終えてしまうか・・と思ってましたが、ギリギリ使えてよかった!

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日高を過ぎると丹沢主脈の稜線が良く見えてきます。
塔ノ岳以北は人がグンと減って良い感じ。やっぱり山は静かに限ります。
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思えば主脈を歩くのはずいぶん久しぶりで、調べてみたらなんと2年前の2月のスノーハイク以来でした・・・。がっくり。もっとここは歩かないとでしょー!

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少し進んで塔ノ岳方面。
表尾根や鍋割山稜も良いけど、主脈や主稜の稜線も絶品です。
ああ、懐かしいなあ、この雰囲気。

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9:02、竜ヶ馬場通過。気温は急上昇、すでにトレイルは泥濘でヤバイです。
こりゃ帰りは大変だ・・・。

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竜ヶ馬場を下った辺り。この付近も北斜面なのでまだトレイルは凍ったままです。
しかし南斜面側はもう泥濘が酷くて丹沢名物田んぼ祭りが絶賛開催中。下手な凍結よりスリップするしアイゼンなんてもちろん効くわけもない上に下手に踏み込めば泥はねででテンション下がるし、本当始末が悪いですw

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9:20、丹沢山に到着。
お久しぶり!
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近くにいたNIKONのD600を持った学生?さんに写真を撮ってもらいました。ゴツイの持って来てるなあ・・。

まだなんとか時間はある!
という事で、小休止して先へと進んでみようと思います。
ここから先は小学生以来のルート・・・ごくり。