苔むすトレイルを抜け、絶景の先へ。
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東梓を通過、しばらくはまた苔のトレイルが続きます。
そうそう、このルートは初日・2日目共にしばしば倒木がトレイルをふさいでいました。2日目の方が多かったかな・・。
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そして加えて多いのが小さな羽虫!
幸い、ブヨ・アブなどの刺す系の虫はいなかったのですが、特に日の当たっているところでは虫柱が出来るくらいの羽虫が・・でもそこを通らないと先に進めないわけで、途中からはもう気にせず突っ込んでました。
お蔭で何匹かは胃袋にINしちゃったけど。

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 人もいない、静かなトレイル。
風もほとんどないため木々の擦れる音も無く、聞こえるのは鳥の鳴く声と自分の息遣い、そして足音だけ。 
本当に気持ちが良い!

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これだけ太陽が出ていると、日陰の無い稜線じゃなくて良かった・・と思ったり。
もちろん快晴の稜線も良いんだけどね。

そして、この辺りから若干疲れが出てきたのか、登りでのペースが上がらなくなってきました。
所々小休止を入れて、行動食も定期的に取るようにしていたんだけどなあ・・・。
やっぱり、このルート、小刻みにアップダウンを繰り返しているので、知らず知らずのうちにペースが速くなったり遅くなったりで、だいぶ体力を消耗していたみたいです。

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12:04、東梓から30分ちょっとで両門ノ頭に到着。
国師ヶ岳辺りからずっと樹林帯だったので、まるで水面の上に飛び出したような感覚!
写真中央やや左側には目指す甲武信ヶ岳、その右横のピークは木賊山。おお、だいぶ近くなった!

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金峰山・大弛峠方面。朝はうっすら見えていた南アルプスも雲の向こうに隠れてしまいました。
しばし絶景を眺めながら小休止。
そうそう、これだけ開放感あれば電波拾ってくれるかな?と思いましたがやっぱりだめでしたね(docomo)。

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本当ならこの方向、やや右寄りに富士山が見えるはずなんだけど・・・こちらも雲に隠れちゃいましたね。

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両門ノ頭を後にして暫く進むと、今度ななかなかの斜度と長さの急登が出てきます。
ここ、めちゃキツカッタ・・・・

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登り切ったところはポカンと開けたスペース。
12:14、富士見に到着。名前からして富士山が見えるのかな?と思っていましたが、まったく展望のない木に囲まれた場所です「。
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ここをほぼ直角に右手に曲がり、ぎゅーんと下っていきます。
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ああ・・・なんか登った以上に降りてる気が(汗

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再び暫くはフラットな苔トレイル。
気持ちいいんだけど、だいぶ苔もおなか一杯になってきましたw

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そして再びの急登。ここがこの日一番キツイ登りでした。途中何度も呼吸を整えて・・・

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13:04、ミズシ到着。
ミズシ=水師と書くようです。近くに千曲川の源流がある事から何か関連する地名なんでしょうね。

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水師を少し抜けた先に崩壊地があり、そこからは先ほどよりもはっきりと甲武信ヶ岳と木賊山のペアが見られます。
写真だと分からないかもですが、甲武信ヶ岳の山頂には多くのハイカーが休憩している様子・・・。
さて、あと少し!

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一気に千曲川源流ルートとの分岐まで進みます。
ここからは4年前、2012年に源流ルートから甲武信ヶ岳に行ったときに歩いています。
ここまで来ればもう山頂まではあと少し!

なのですが、ここに来て足の疲労がピークになったらしく、左足の太もも辺りがヒクヒクと痙攣気味に・・。
やばい!ヤバイ!
仕方なく5分ほど休み、あまり刺激しないように軽めにストレッチしてみますが、痛みはあまり変わらず。
こういったときに足に力をかけると一気に肉離れみたいになってしまうので、かなり危険な状態。
最悪明日以降歩くのが厳しくなってしまいます。

さらに数分休み、痛みが治まってきたところで、足に負担をかけないように小刻みのステップで歩き始めます。
ここまで約4時間。所々で走ったりしていたツケが回ってきてしまったかな・・・。

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途中シカに脅かされたり・・・

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山頂直下のガレ場をゆっくり、出来るだけ刺激の無いように歩きます。。

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なんとか13:37、甲武信ヶ岳登頂!4年ぶり!
山頂は大勢のハイカーで賑わっていました。写真は休憩していたハイカーさんに撮っていただきました。

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いやあ〜歩いてきたなあ。。

さて、山頂は大混雑なので早々に甲武信小屋へと向かいます。

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13:47、甲武信小屋到着。
この時点ではまだテント場もまばら、早速幕営の受付へ。料金は幕営料500円+1人500円=1,000円也。

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今回は今年3月に購入したモンベルのU.L.ドームシェルターを使ってみました。
山では初陣です。テント場は比較的フラットで砂地。ペグも良く刺さります。風もほとんどないのでガイラインは無しです。
購入前から狙っていたことですが、やはりガイライン無しで完全自立するシェルターは、こういった混雑が予想されるテント場でもかなり有利ですね。
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シェルター内ですが、出入りは身を屈めないとなのでちょっと面倒ですが、入ってしまえば中はやっぱり広いです。
少なくとも一人で使うには必用十分以上かと。

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荷物をうまくまとめれば、もちろん推奨はされませんが悪天候時の緊急として、これだけのスペースを確保できれば火器も使えないことはないでしょう。実は今回はテストも兼ねていたので中で湯沸しをしてみようかと思ったのですが・・・さすがにアルコールストーブを使う気にはなれませんでした。
火器については一度再考の余地がありそうです。

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さて、落ち着いたら早速カンパイ!
非常にのどが渇いていたのでビールもあっという間でした。
ちなみにこのバジルソースのおつまに、めちゃウマいです。

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時間が経つにつれてどんどんテントが増えていきます。
結局この日はテント場は満員、小屋のトイレ脇のスペースも埋まり、最終的には登山道脇のスペースに2張りほど張られていました。
以前来た時よりテント多かったかな。

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その後は1時間ほど昼寝をして、テント場をふらふらと散歩したり。

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コーヒーを飲んでまったりしたり。

ソロだと、本当やる事が無いです。
寝るか、飲むか。散歩か。
でも、こんな風にゆっくりと、のんびりとするのは本当に久しぶり。
天気も良いし、穏やかに流れる時間が心地よいです。

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17:30過ぎには早目の夕飯。
今回は手軽にフリーズドライのカレーと尾西のアルファ米で済ませちゃいました。
荷物減らせたんだし、もう少し拘っても良かったかもだけど・・・

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陽が落ちてきて気温もやや下がってきました。
とは言え、風もないし寒いというほどでは無し。
とは言え、出発前にOMMのRotorVestからFireballSmogに変えたけど、これは正解だったかも。
今時期なら腕までカバーできるインサレーションの方が安心ですね。

この後は再びコーヒー飲んでゆっくりしたり、シェルターから出てストレッチやマッサージ。
あれだけ痛かった足も大分良くなったけど、あとは一晩眠ってどれだけ回復出来るか。。。
明日は予定では雁峠まで歩き、その後亀田林道→新地平へと抜ける予定ですが、

・徳ちゃん新道で西沢へ
・雁坂峠から西沢へ

というエスケープ案も考えています。
すべては天気と、自分の体のコンディション次第。

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シェルター内の気温は約8度。
結露の心配があったのでフロントのベンチレーションは半分明けた状態で、19:54、就寝。
2日目は3時起きで、5時出発の予定。
20時過ぎても何の話で盛り上がっているのかわからない、某高校のワンゲル部をどこぞの親父さんが「うるせー!!!」と怒鳴りつけたら、テン場全体がシーン・・・と静まり返りました。
お蔭で良く寝れそうです・・・・。

DAY2へつづく。