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通勤・帰宅ランだけじゃもったいない。
MountainHardWear Fluid16.


先日訪れた昭島のMountainHardWear 昭島アウトドアヴィレッジ店でその存在を知ったMountainHardWearのFluid16
容量は16Lのベストパックで、コンセプト は通勤・帰宅ラン。と言ってもその容量やベストパックであることから、必然的にファストパッキングやロングレースにも対応できるキャパシティの広さが本来の売りかな、と思ってます。
で、少々事情がありましてこちらを本日入手。
早速あれこれと弄ってみました。

◆MountainHardWear Fluid16
容量: 16L
重量:396g

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見てのとおりのベストパックです。
造り自体は全体的には非常にオーソドックスで、この手の容量だと他メーカーでも幾つかリリースされているのですが、印象としてはかなりベーシックなスペック。
と、思われそうですが、冒頭にも書いた通りこのモデルのコンセプトは「通勤・帰宅ラン」。
そのためのポイントが幾つかあります。

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前面パネルには小物を収納できるポケット。
中は2層に分かれていて、浅いポケットとボトムまである深いポケットと2つになっています。
浅い方にはキーチェーンに繋げた鍵などを入れて、それ以外の小物は深いポケットに入れる、なんてことも可能です。

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ちょっと分かりにくいかもなのですが、構造はシンプルなトップロード式。
10L〜16L前後の容量のトレラン用ザックとなると、かなりストイックなレースを想定しているモデルも結構あって、その場合ポケットが小分けになっていて走りながらジェルを補給しやすくしていたり、とやや造りがレーシーになっているものがあります。
が、このFluid16はそういったベクトルではなく、どちらかというと兎に角ガバガバっと荷物を詰め込める感じ。
この点、ハイカーにも親和性が高い印象です。

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メインコンパ―トメントの背面側にはポケットが2つ。
ちょっと分かりにくいけど、写真向かって右手側はハイドレーション用、左側はモバイル機器の収納ポケットになっています。
背面側には薄手ですがパッドも入っていて、背中の背負い心地ちと、あとはランでの汗などの湿気がメインコンパートメント内に侵入するのを軽減してくれる構造。
これはこのザックが通勤・帰宅ランである事を考慮されたところです。
ただ、1点改良してほしいと思ったのが、このパッドが取り外すことができない点。
パッドを外せれば、それ単体でメンテナンスする事も出来るし、オーバーナイトのファストパッキングでは自分の使いたいクローズトセルマットを収納する、という方法も考えられます。
これはぜひ来年度のモデルで検討してほしいポイント。

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フロントのベスト部分。
向かって左側にはジップ付の小型ポケット、その下はボトルホルダー、ハイドレーション用のスリーブなど。
向かって右側にもゴムシャーリングで閉じるメッシュポケットにさらにボトルホルダー。
チェストハーネスは2本で、4か所で位置を調整できるようになっています。
そして、これはFluid16に限らずMHWのベストパック全体に言えることなのですが、このハーネス、仕組み自体は別に問題ないのですが、バックルが小さく外すのは良くても着けるのがやや面倒です。出来ればUltraSpireのようなフック式に変更してもらえると良いかなあ・・・とか。もしくはバックルを大型化して、ホイッスル付のものにするとか。この辺りも改良してほしいポイントですね。

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ボトム部分にあるメッシュポケットはFluid6譲り。
これが結構便利なんです。

で、せっかくなので1泊の装備をパッキングしてみました。
想定は春先〜初夏以降の1泊2日オーバーナイトハイキング。

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左上から
・マイクロファイバータオル
・OSPRAY ボトル
・セイシェルボトル
・プラティパス(1L)
・ペグ/ガイラインセット
・モンベル ULドームシェルター1型(シェルター/フレーム)
・シュラフ(ナンガ250DX)
・NEMO ZORショート
・クッカー(エバニューチタン500ml+SanpoCFStove)
・アルコールボトル
・コーヒーセット(fold a cupあり)
下段
・atelierbluebottle Hiker'sCase
・BlackDiamond ION
・OMM RotorVest
・MountainHardWear Ghostlightjacket
・救護セット
・トイレセット

前回同様、雨天想定のないパッキングです。が、これは工夫次第でレインウェア上下ありにすることも出来そう。
とは言え、ほぼ快適性を損なわないレベルのギアを収納することが可能です。
以前、同じようなことをFluid6でもやったのですが、この時はシェルターがNEMOのMETA1Pであったり、シュラフが使えないのでサーモライトリアクターとシュラフカバーで何とか耐える・・みたいなドM装備でしたが、さすがにこの容量あると今の装備なら普通にテント泊が出来る感じです。
食事とお酒はそれなりに・・といった感じにはなりそうですが。
パッキングウェイトまでは測ってないのですが、恐らく3kg前後じゃなかろうかと。

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ULドームシェルターのフレームだけはどうしてもパッキング出来ませんでしたが、意外とすっきりと仕上がりました。
あとは内容量稼ぎたければ前面パネル両サイドにあるリフレクター付きループを活用して、マットとかなにか外付けすれっば行けそうですね。
出来るだけ外付けはしたくないですけど。


それにしても久しぶりにパッキングをしました。
やっぱり楽しいなあ、もういっそのことこれ持ってそのまま山に行っちゃおうかなあw
・・と言うのは冗談なので、いずれこれを使ってファストパッキングをやってみたいと思います。