ビビっとキタ靴、第2弾。
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SCOTT eRide Naoka GTX.
 

昨年末のラストハイクの際に昇天してしまった Evolv Talus。
その後の後継シューズとして、SCOTT T2 キナバル2.0を年初に購入。以降有雪期から無雪期のハイク、デイからオーバーナイトまですべてのハイキングT2キナバル2.0を使用してきました。

このT2キナバル2.0の素晴らしいところはあらゆるトレイルコンディションにおいても高いトラクションを発揮すること。粘りの強いソールはドライからウェット、泥道から岩稜帯までその性能を余すことなく実感する事が出来ました。
加えてアッパー・ソールについても高い耐久性を持つことから、もうSCOTTのシューズにベタ惚れな状態な訳です。

そんなT2キナバル2.0にも1つだけ弱点があります。
それは、やっぱり冬場の山では寒い・・・ということ。
今年の初めから春先にかけての丹沢・奥多摩などで使用した実感ですが、ソールのトラクションは雪道でも素晴らしいのですが、アッパーが防水素材でないためどうしても濡れ→冷えという現象が発生します。
また、通気性が良いので、晴れている山ならまだ問題ないのですが、これが雪や雨が降るトレイルだと、足からの冷えはどうしても回避できません。
夏場であれば防水ソックスで対応することも良いと思うのですが、冬場は濡れたものは乾きにくく、オーバーナイトでは夜間に凍ってしまう事も考えられます。
また、靴におけるGORE-TEXなど防水素材の本来の役割は『防風』による保温にあります。
これからの季節、どれだけ山に行けるかは分かりませんが、やはり選択肢の一つとしてトレランシューズであっても防水素材の靴1足くらい持っていたい、という事から、購入に至ったわけです。

と、かなり前置きが長くなりましたが、早速製品について。
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 デザインはSCOTTらしいレーシーなデザイン。
雪上では蛍光イエローのアッパーが映えそうです。
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 ソールのラグは、T2キナバル2.0と同様、コンパウンドに粘りのあるタイプ。
SCOTTのソールは特にウェットコンディションで強いので、これからの季節のトレイルでは期待できそう。
ソールの隙間から覗いている赤いストライプの部分がミッドソールに装備されているプレート。これによってトレイルからのインパクトを軽減させています。

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シューレースはコードロック付きのクイックシューレース。
Talusで使用されていたBOAのようにメカニカルな感じではありませんが、その分壊れにくいという点ではメリットあり。
クイックシューレースは賛否あると思いますが、個人的にはかなり好きです。実際使ってみる前は自分も強度などは懐疑的だったのですが、いざ使えばその便利さに病みつきになります。アッパー上部をほぼ均一に絞める事が出来るのもポイントです。

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コードロック部分はベルクロで固定できます。キナバルでもシューレースを固定するゴムが着いていたのですが、走っているときに微妙に気になるところをスマートにケアしてくれてますね。

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久しぶりの防水靴。と言っても、期待したいのは防風による寒さ対策。

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 SCOTT独自の『eRide』ソール。つま先から踵までの荷重移動をスムーズにします。実際キナバルでもその歩きやすさ・走りやすさは実証済み。

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 キナバルと並べてみました。
アッパーにGORE-TEXを使用していることもあって、Naoka GTXの履き心地は結構固く感じます。
あとは実際にトレイルで履いた時のムレ感とかですかね。キナバルみたいな通気性はもちろん期待してないですけど、どんなもんだろう。

山では『濡れない』という点は1年を通して重要なポイントですが、ある程度乾燥が期待できる夏場と違って冬場の濡れは本当致命的です。靴も季節と登る山の状況によって、多少使い分けてみたいと思います。