のんびり、2015年〆の北アルプス。
blogものんびりですんません。
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雷鳥沢の夜は結構冷え込み、META1P内は結露が凍って霜になっていました。
途中0時ごろにトイレで起きたときに霜をふき取り、外に出てみると相変わらずの星空。2日目も快晴のハイクが期待できそう。と思って再びシュラフに包まったわけですが。

そう言えば。
前の記事で書き忘れていたのですが、前日の夕方、時間は18時過ぎでしたでしょうか。
辺りが真っ暗になってから別山方面から降りてくるヘッドランプの灯りが見えました。
それも2つ。同じパーティではなさそうですが、ソロだとしたらなおさら、あの時間での下山は結構ハイリスクだなあ・・と。

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朝。
4時過ぎに起きて外に出てみるとなんと一面の曇天。
雄山の稜線には重苦しい雲がもっさりと垂れこめていて、今にも雨が落ちてきそうな空模様。。。
それでもまだこの時点では雨は降らないだろう、と楽観視してました。予報では日曜も快晴、加えて上空の風の強さから雲の動きも早く、天候は回復だと思っていたのです。

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取りあえず各自テントに戻って朝ごはん、撤収の準備。
まだ大丈夫、まだ大丈夫、と思ていたら・・・ついに雨が落ちてきてしまいました。
最初は雪か?と思ったのですが、残念ながら雨・・・雨の撤収なんて久しぶり。取りあえず急いで荷物を詰め込み、レインウェアを取りあえず上だけ着込んで、6時過ぎ、一晩お世話になった雷鳥沢のテント場を後にします。

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この日は一旦室堂平まで上がり、そこから一ノ越へ向かって、東一ノ越→黒部平へと向かうルート。
実は・・・天気が良ければ、自分だけこの日は別行動にさせてもらい、内蔵助カール→内蔵助谷→黒部ダムのクラシックルートを歩いてみたいと思っていたんです。が、この天気では当然行く気にもなれず。

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雷鳥沢から室堂平までは、前日に歩いてきた遊歩道を戻ります。
こんな天気だと、かえって普通の登山道よりありがたいです。某掲示板では階段がしんどい、と書いてありましたが、まあ、気持ちはわからなくはないけどね。

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タカさんは傘を持参。
自分も雨が予想されるときは傘を持ってくる事があるのですが、今回は晴れ!としか考えてなかったので持って来てませんでした。

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のんびり歩いて、殆どホワイトアウトな室堂平に到着。
前日までのあの絶景はどこいった・・・・。

さて、問題なのがこの後のルート。
まさかこんなに雨が降るとは思っていなかったので、先に書いた通り黒部湖まで歩いて下山することが前提した。が、このまま雨が止まず、天候が悪化するのであれば下山も危険なので初日のようにトロリーバスやロープウェイを使って降りる、という案も浮上。
しばし室堂平の休憩場所で天気予報などを調べてあれこれと相談。
雨雲レーダーなどで情報を集めてみると、どうやら大観峰付近は晴れている様子。という事は、一ノ越を過ぎれば、標高を下げるごとに天候は回復する様子。
という事で、当初の予定通りのルートで下山することにしました。立山付近はほとんどのキャリアで電波が入るのでこういった情報収集が簡単なのはありがたいですね。
それにしても、個人的にはさらに6000円弱の出費が出なくて本当良かった・・・!

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という訳で、7時44分、予定より1時間遅れくらいで立山室堂を出発。

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室堂〜一ノ越間も快適な遊歩道。
お蔭でハイカーの数もグンと増えます。一ノ越までは本当、街中を歩くような靴でも行けちゃいそうなんですよね。で、雄山への登りを見てムリムリ・・・となる、と。

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途中、浄土山の斜面辺りにはまだ雪渓が残ってました。
そう言えばこの辺り、以前来た時はこの辺でスキー滑ってる人がいたっけ。

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前日に続いて、暴風にさらにガスを追加した一ノ越山荘に到着。
この辺りまで来ると雨も止んでくれました。が、あまりの暴風に立っているだけでどんどん体温を奪われていきます。そのためシェルをORのヘリウム競献礇吋奪箸らMHWのゴーストライトジャケットにスイッチ。風さえ防げれば何とか大丈夫そう。

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8時35分、一ノ越山荘を出発、東一ノ越へ向かいます。

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一ノ越から降りてすぐのところで、山腹をトラバースするルートと、沢側へと下っていくルートの2手に分かれます。
特に分岐の表示もないのですが、ここはトラバース(まっすぐ)が正解。東一ノ越はずっと先です。

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それにしても一ノ越からのトラバース、個人的には一番気に入ってます。
草紅葉と岩肌の白、ハイマツの緑、谷から沸き起こるガス・・・なんだか歩いていて楽しかった。

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ここは晴れているときにもう一度歩いてみたいですね。
来年の目標、黒部湖からの立山ラウンド、本気で計画しようかなぁ。

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トラバースは比較的歩きやすいルートでした。
が、一部で枯れた沢筋を通過する場所があり、この辺りは落石には注意が必要そう。

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御山谷方面の下の方には、陽が差し込んで山肌を照らしています。写真では再現しきれてないけど、あの辺りの標高だと紅葉が真っ盛りでしょう。

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暫く歩くと前方には待望の青空が!
やっぱりレーダーとライブカメラの情報を信じて良かった・・!

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ここれレインウェアの下も脱いで、ついでに小休止。
風が無ければ快適なんだけど、山肌で風が抜けるところは相変わらずの暴風。。。

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前方には東一ノ越の分岐が見えてきました。
雲も晴れて、遠くの山も見えてくるように。ああ、この稜線は気持ちいいなあ・・・!

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振り返ると立山方面、頂を雲に隠しているのは龍王岳でしょうか。クライミングのルートがあるらしく、一ノ越直下の分岐で谷側に下るのは、そのためのルートかもしれませんね。

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9時27分、東一ノ越に到着。
右手にあるう鳥居みたいなものは、かつては看板だったものの様子。さらに建物の土台があったり、どうやらここには以前何か建物があったようですね。
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眼下にはタンボ平の紅葉と、その下には黒部湖も。
後立の稜線はまだ雲を被ってますが、時間が経てば取れてきそう。

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こちらは立山方面。


写真を取り忘れたのですが、東一ノ越には石組のスペースがあり、谷からの風を防いでくれます。
ここも相変わらずの物凄い暴風、石組の陰で小休止をとろうかと思ったら、なんとtsujioさんが
『ちょっとアソコ(前方に見えているピーク)まで行ってくる!』
と言ってザックを放り出してすたすたと行ってしまいました。
という事で、残るメンバーは石組の内側に避難して休憩することに。
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室堂平で購入したます寿司のおにぎり。これめちゃくちゃ美味かった!おすすめです。

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やがてtsujioさんもピークハント完了。
それにしてもかなりの暴風なのに大丈夫なんだろうか。

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・・と心配していたら、何やらベリー系の実を収穫してきてくれました!
tsujioさん、こうやって山を歩くと実とか食べられそうなものはどんどんトライしているそうです。
お味の方は・・・さっぱりとして食べやすかったですw

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ここで後続の団体さんも来たので、石組のスペースをお譲りして東一ノ越を出発。
いよいよこの日のメインディッシュ、タンボ平の紅葉ハイクです!