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ようこそ、夏山。
 
未だ梅雨の明けない関東地方。
台風3兄弟の影響も心配されるなか、ようやく訪れた週末の晴れ間。
ここを利用しない手はない!という事で、7月12日(日)〜13日(月)と今年最初の夏山ハイクへと行ってきました。

今回のハイク、当初は北アルプスへと向かう予定でした。
が、週末になっても北アの天気は不安定、 日付が変わって八王子でタカさんと合流しても行き先は決まらず。
中央道を走る車内でタカさんに天気予報などの情報をかき集めてもらい、出した結論は『オーレン小屋ベースで硫黄岳や根石、天狗を回る』というプランに決定したわけです。

北アでの目的地は『鹿島槍ヶ岳』。
テン場は冷池山荘をベースにする予定だったのですが、冷池のテント場はご存知思いっきり稜線です。
しかも予報では12日の午後から風が強くなり、13日月曜は雨も混じるとのこと。
要するに暴風雨になる可能性がある・・というものでした。
実際はどうだったか分かりませんが、今年最初の夏山で、そこまでリスクを侵す必要もないし、万が一天気が崩れたとしても撤収も容易なオーレン小屋はちょうどいいだろう・・・・という結論に。
鹿島槍ヶ岳、いずれちゃんどお伺いします!

さて、前置きが長かったけど、結局諏訪南インターを降りたのが午前3時。
まあ、この時間から扇沢に向かっても仮眠もほとんど取れないよね・・というのも理由でしたけど。
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コンビニの駐車場でしばし仮眠。
フルフラットして大の大人が2人、テント泊装備でも仮眠が出来るわけです。ハスラー、本当に優秀。

2時間ほど仮眠を取って、スタート地点となる桜平へと向かいます。
ウワサでは美濃戸口へ向かう林道よりもひどい、と聞いていたので結構ビビってましたが、結果から言うと反対ですね、美濃戸口の方が数倍ひどい道路状況ですw
桜平までの林道なんて超快適でした。
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桜平が近づくと、すでに林道左右には路駐の車がわんさか。まともに駐車出来そうなスペースが残っているか不安でしたが、何とか途中にあった駐車スペースにも車を停めて出発の準備。
最初はここが桜平かと思ったんですけど、実際ここからもう少し上がったところが桜平、なんですね。

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今回のバックパックは二人ともatelierbluebottleのPAC-03。
本当はPAC-Sでもよかったんですが、行き先が決まっていなかったこともあって、万が一ギアが変わっても対処出来るようにと大を取りました。

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7時45分、駐車場を出発。
今日はオーレン小屋にテントを張った後、硫黄岳を回るというユルハイクなので特に急ぎません。
それにしても鹿島槍ヶ岳にしてたら、こんなのんびりは出来なかったなあ・・・。
やっぱりテント泊のハイクはせかせかしない方がいいや。

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10分弱で本当の桜平に到着。
駐車場というよりは『車を停められそうなスペースがあちこちにある』といった印象。
なので、停め方も結構バラバラ。詰めて停めればもっと車も駐車できるのに・・とか。

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桜平をあとにして林道を進みます。
それにしても何という快晴!この週末までほとんど太陽も見られなかったのに、山に来てこの天気!
こんな空の下を歩くわけですから、一気にテンション上がります。

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そうそう、桜平から少し下った先に仮設のトイレが容易されていました。
中は確認していませんが、夏山シーズン中は使えるようです。
トイレもちゃんとあるし、穴ぼこだらけのひどい林道を通った挙句、バカ高い駐車料金を取られる美濃戸口よりも全然こっちのがいいんじゃないでしょうかね?
なんで今まで使わなかったんだろう・・・。

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林道の脇を流れる沢。部分的に滑床状になってます。
天気が良い=暑い!という事で早くも汗だらだらな訳ですが、こんな涼しげな風景を見ながらだと暑さも多少和らぐ感じ。

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8時15分、夏沢鉱泉に到着。
ずいぶんと立派な建物にびっくり。ここで登山届を提出します。

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夏沢鉱泉からは北アルプス・穂高連峰が遠くに望めます。
今のところは晴れているみたい。早く上に上がれば硫黄岳からも見られそう。

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夏沢鉱泉から先に進むと、八ヶ岳らしい雰囲気の森が広がります。
シダ系、苔、そして広葉樹に覆われた森。
桜平からオーレン小屋までのトレイルは、全体的には美濃戸口からの北沢ルートなどとよく似ています。
が、こちらの方がやはり北八ヶ岳の雰囲気があるというか、奥秩父感もあるというか。
この雰囲気を味わうと、ああ、八ヶ岳に来てるなあ、と実感します。

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まだ朝の9時前、木漏れ日が差し込む苔の絨毯。
濃い陰影に足を止める回数も増えてしまいます。

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八ヶ岳の特徴として、その豊富な水量が挙げられるかと思います。
この水のお蔭で苔もキレイに育ち、そして自分らハイカーもその恩恵を受けることが出来るわけです。
北アだと水の心配は常について回るので、その苦労から比べればまさに天国。鹿島槍だったら2Lは水を担いで行こうと思ってたし・・・まあ、その代わりにビールが沢山入ってるわけですが。

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木漏れ日と、深い森を味わいながらのハイク。
視線を移すたびに、あちこちできらきらと輝いている苔を見つけます。八ヶ岳にきて苔好きになる人もいるでしょうね。

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9時5分、オーレン小屋に到着!
目の前には眩しい青空の下に緩やかに浮かぶ硫黄岳の稜線。
ああ、たまらん!

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小屋で受付をしてテント場へ。
テント代は1000円×二人分なり。

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テント場には荷物をデポして山へと向かっている人たちのテントがあちこちに残っていました。
が、日曜の9時過ぎという事もありテントはまばら。
自分らはテント場の奥にある大きめのパレットにテントを設営。ちなみにこの時点ではまだアブ・ブヨ系は結構いました。と言っても今年は少し少な目なんじゃないかな・・・。いずれにしても、お盆を過ぎればもっと減るでしょう。
あと陽が当たっていると寄ってきますね、、奴らは・・・。

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シュラフを干したり、小腹が空いたのでちょっと腹ごしらえ。
これはタカさんのフランスパンサンド。ベーコン焼いて挟んでました。自分はオニギリ、写真は撮り忘れw

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このあと自分は少しだけ仮眠。
と言ってもテント内はめちゃくちゃ暑くてあんまり寝られませんでした。
META1Pはメッシュ構造なので風通し良さそうに見られがちですが、風が無ければやっぱり暑いんですよ。
メッシュを開ければ涼しいんですが、そうするとブヨだのアブだのが入り放題なので・・・
タカさんはテント場をウロウロしてたみたいです。この辺、去年の双六行った時と全く同じ・・・w

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あまり寝られなかったけど、取りあえず体はすこし休めたので行動開始。
八ヶ岳は午後になると雲が出てきてしまう事が多いので・・・。
オーレン小屋から硫黄岳までは1時間ちょっと。11時50分、夏の稜線目指して出発です!