今年最初のアルプスハイク、行ってきました。
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ハイク仲間のまんもと、当初はこの時期、2000m前後の山をハイクに行こうか、と計画していました。
が、お互いなかなか山に行けない(行けなくなる)身、せっかくだからどこか遠征でもいいかな?と思いまして。

南アルプス・鳳凰三山へ、ついに行くことに大決定!
ついに、というのは、この鳳凰三山、今までも何年もの間行こうかな〜でもやっぱりな〜、を繰り返してきたエリア。
それもこれも、登山口から稜線に出るまでがとにかく長くて、 どうにもテンションが上がらない、というのが理由でして・・・・。ただ、いずれは行きたいと思っている山であり、南アルプスでもメジャーな山なのにまだ行ったことない・・というのもなぁ、という事で大げさですが一大決心をして、行くか!となったわけです。

ただ、結果から言いますと、タイトルの通り実際は「鳳凰二山」になってしまいましたが・・。
まあ、その辺はおいおい、という事で。


金曜深夜、まんもをピックアップして一路登山口となる夜叉神の森の駐車場へ。
当初は青木鉱泉からのルートにしようかと思っていたのですが、南御室小屋に泊まりたいという事もあって、夜叉神ルートへと切り替えたわけです。プランとしては天気が良ければ夜叉神から上がって、薬師、観音、地蔵と回って鳳凰小屋で1泊、翌日同ルートをピストンで戻る、という事を考えていました。
しかし、日曜の天気があまりよろしくない予報が出ており、南御室にテント設営後、荷物をデポして地蔵までピストンする初日強行プランへと切り替えたわけです。

 土曜深夜1時30分、予定より早めに夜叉神の森駐車場に到着。
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 まだ車は数台。
前日から山に入っているのか、自分らと同じように前日入りして仮眠しているのか・・・。
夜叉神の森駐車場はキレイな水洗トイレもあります。一応自販機もあり。
ここで5時30分まで仮眠します。

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 数時間の仮眠でなんとか起床。
なんだかんだで爆睡でした。狭いとはいえハスラーのフルフラットは本当便利。大の大人2人でもなんとかギリギリ寝られます。でもまんもはちょっと狭そうだったか・・w

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今回のバックパックは自分がatelierbluebottle PAC-03、まんもがOMM CLASSIC32。
本当はPAC-Sでもよかったのだけど、シュラフを450DXにしたため03を選択。テント場は標高2,400mですからねぇ。シュラフのランク下げるのはあと1か月後かな。

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準備運動も済ませて、6時36分、夜叉神の森登山口を出発!
行くぜ、鳳凰三山!

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 登り始めてすぐ、美しい新緑の森が迎えてくれます。
ブナ、ミズナラ、ダケカンバ、どれもこれも明るい緑色、とてもこれからきっつい登りが待っているなんて思えないような雰囲気。

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夜叉神の森の登山口は標高約1,380m。夜叉神峠は1,770mなのでだいたい400mのハイクアップ。
CTでは1時間ほどで、まさにウォーミングアップといったルート。
とは言え、寝不足の体にはそれなりにキついわけで。

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新緑を愛でつつじんわりと進みます。

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とは言えなんだかんだで7時23分、夜叉神峠に到着。
この場所と言えば・・・

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やっぱりこの景色ですか!
薄雲が若干空にはありますが、それでもなかなかの展望。左から農鳥岳→西農鳥→間ノ岳→北岳。
白峰三山ばっちりです。3月末にtsujioさんが行ったときは、まだ冬景色で木にも葉が少なかったこともあって、もっと北岳がちゃんと見えてた感じ。2か月でだいぶ変わりましたね。

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夜叉神峠で小休止を終えて先に進みます。
ここからがまずは、南御室までの区間では最初の関門と言ったところでしょうか。杖立峠までは標高差約400m。CTでは約2時間の行程です。

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前半は九十九折のやや荒れたルート。
ここがなかなかキツイ!

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トレイル上に浮石、倒木などがかなりあって歩きにくいうえに、なかなかの斜度。標高を稼げるとは言え、堪えるなあ・・・。

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やっと尾根に乗って一安心・・・と思ったのですが、ここで自分がダイナミックに右足をグネっ!

↑の写真を撮ろうとセルフタイマーをセットして戻るときに思いっきりやってしまいました・・・。
実は捻挫自体はもう両足クセになっていてさほど登山に影響はないのですが、一旦やるとまたどこかでやってしまう可能性があるんですよね・・・。しかもこういう時の捻挫は荒れているトレイルより、こういった一見するとフラットで歩きやすそうなところにあるちょっとした凹凸でグネってしまう事の方が多い気がします。
取りあえず痛みはすぐに引いたのでそのまま進みます。

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尾根に乗ったと思ったら今度は延々と続く緩斜面の登り。
ここが一番しんどかったかなあ・・・。登れど登れど先が見えず。登りは嫌いじゃないけど、こういったダラダラとしたところは精神的に嫌なモンです。

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8時42分、杖立峠道標に到着。
ここまでの登りもその名の通り杖でも立てながら登ってくるくらいしんどかった訳ですが、実際の杖立峠はここからもう少し先でここは道標がある場所です。

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先ほどの杖立峠の道標からは緩やかに下っていきます。
この辺りから徐々に植生の雰囲気も変わっていくんですけど、なんですかね、独特な雰囲気。
同じ南アでも甲斐駒とかとはまた少し違った感じ。でも苔は良い感じで多いんですよね。
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今年は雪が少なく、かつ雪解けも早かったこともあり、苔の成長にも影響がありそう。

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杖立峠道標から下って、この辺りが最も低い辺りでしょうか。
多分この辺りが正しい杖立峠?なんですかね。山と高原地図が今一つはっきりしません。

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徐々に登り返していくと、今度は前方が開けてきました。

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その先には朽ちた道標。
文字も完全に消えてしまっているので全く何か分かりません。
帰宅後調べてみたら、どうやらここが火事場跡らしいです。しかしですねえ。

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さらに20分ほど進んだところにも「火事場あと」の道標があるわけですよ。
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どうやら南御室小屋の方が設置したらしい看板。
うーむ。
もしかして、下の朽ちた道標からこの辺りまで一帯を火事場跡、と言いうんですかね?
杖立峠と言い、火事場跡と言い、何となくもやっとしますねぇ。
取りあえず当blog上ではここを火事場跡としておきます。

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それでもここからの展望は最高!
先ほどよりも少し目線高さが近づいてきたかな。

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記念に。
まんもは本格的な登山は昨年末の三条の湯以来。流石にきつそうではあったけど元々歩けるヤツなので、自分のペースに合わせてちょうどいいくらいかも。

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この時点で9時38分。南御室小屋までのCTは5時間半ほどで、予想では4時間半程度を見込んでいたのですがこの分だとさらに30分は縮められそう。
無理をする必要はないので稼いだ時間は休憩や慎重に歩くところに時間をかけるよう割り当てながら、さらに小屋を目指して進みます!