新緑の奥多摩 鷹ノ巣山を歩くハイクの2日目、下山日です。
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土曜日夜20時過ぎにシュラフに潜り、その後4時間ほど眠ったころトイレに行きたくなって目が覚めました。
寒さはさほど厳しくはないのですが、体が疲労し過ぎているせいか寝返りが多く眠りも浅かったみたいです。それで気になっていたのですが、この日の夜は鹿の声とかがあんまり聞こえなかったんですよね。いつもならうるさいくらいに近くで鳴いていたり、足音がしたりするものなのですが、辺りはひっそりと静まり返っています。
取り合えず外に出てみると、辺りは一面ガスで真っ白・・・。
うーん、これ、朝には取れてくれるんだろうか。こればかりは夜が明けてみないと分かりません。
トイレを済ませて、再びシュラフに入り、起床時間まで浅い眠りを繰り返しました。

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テントの外が明るく感じるころ、日曜は4時30分ごろ起床。外に出てみると・・・まだガスは抜けていない様子。
仕方ないのでのんびりと朝ごはんの準備を進めながら、出発時間を7時に決定。2時間半もあるのですが、その間にガスが抜けてくれることを期待して・・・。

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朝ごはんはカップラーメンの中身だけをZIPロックに入れて持参したもの。
今回は麺の達人のとんこつ味。朝方はやっぱり冷えるので、寝起きは暖かいものがありがたいですね。

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時々外に出てみると、上空は風が強いらしく雲の流れが早いです。
ちなみに↑の写真は太陽。まるで日食観賞用のグラスでみているみたい。

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ゆっくりとパッキングをしていると、徐々に西側の方から青空が見えてきました。
ガスも晴れてきて良い感じ。もう少しすれば完全に抜けてくれそう・・・。

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なのですが、パッキング自体は6時半ごろには完了。あと30分待つかどうしようか・・・。
で、結局待たずに出発することにしました。歩いているうちに晴れるかもしれないし、早目に下山したいし。

という事で、トイレなどを済ませて、6時45分、鷹ノ巣避難小屋を出発。
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相変わらず良いところでした。
これからの季節はちょっと厳しくなってくるけど・・・また、秋口位に来れたらいいなあ。

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歩き始めて、途中の谷から下界を臨む。どうやらガスがかかっているのは標高の高いところだけで下は晴れているみたいですね。くー!

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目指す前方鷹ノ巣山方面はまだ白いまま・・・。

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後を振り返ると、雲取山の山頂部だけひょっこりと頭を出していました。
奥多摩小屋付近はガスの中っぽいです。あの状況だと山頂行きを諦めるハイカーもいそうですなあ・・・。自分だけだったら、間違いなく二度寝コースですねw

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7時3分、鷹ノ巣山山頂に到着。
稲村岩に抜ける方にテントが1張。まあ、何も言わないけど山頂標識にフライシートかけるのは止めてくれないかなあ。せめて人が来たら退けるとか・・・。それ、貴方のものではないですよ。

山頂も真っ白なので足早に稲村岩尾根へと向かいます。
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こっちは、50mも下ったところからもうガスは晴れてました。
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本当に山頂部分だけがすっぽりと包まれていたみたいで・・・まあ、いいんですけどね。鷹ノ巣山はなぜかこういったガスガスのイメージが強いです。

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見上げると・・・ああ、青空だあ。
この空が昨日も欲しかったなあ〜。

と、こことで問題発生。
鷹ノ巣山山頂までは問題の無かった右膝横の痛みが出てきてしまいました。
まだこの先は長く急斜面の稲村岩尾根を降りなければなりません。
これは困った、のですが、判断は早目にしないと。

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で、超久しぶりにストックを使う事に。
実は実際にこのディスタンスFLを使うのは去年の畦ヶ丸以来。最近ではほとんどストックを使う事もなくなってしまい、実際にはMETA1Pを設営するために使うのがメインになってるんですが・・本来の役割としては2回目の登板。

だったのですが。
下り始めて5分ほどで痛みよりストックを使うわずらわしさの方でイライラしてしまい・・・。
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結局使うのをやめて、ストレッチと歩き方を出来るだけ負荷をかけないようにする、という方法で下山することにしました。
幸い、稲村岩尾根は斜度こそ急ではあるものの、そこまでトレイルが荒れているわけでは無いので大きな段差とかも少ないんですよね。なので気を付けて歩けば大丈夫でした。

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途中で、行きにも寄ったウロに入ってみたり。

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新緑のなか、気持ちの良いフラットもあったり。

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8時4分、なんだかんだで鷹ノ巣山頂から1時間ほどで稲村岩のコルまで降りてきました。
ちなみに、この日日曜は天気が良かったこともあり、かなりのハイカーとすれ違いました。前日は数名だけだったのに。
さらにこのコルで休憩していたら、下から20名くらいの団体様。どうやら中学?か何かの登山教室みたいなものですかね。
みんな元気に奥多摩三大急登を登っていきましたよ。

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団体をやり過ごして、さらに山腹をトラバースしながら下っていきます。
見上げると太陽に照らされた新緑。昨日は曇りでも新緑はキレイだ、なんて思ってましたけどやっぱり晴れているとキラキラと輝いて見えますね。

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稲村岩手前を流れる沢と新緑。
この日は気温も高めで汗もダラダラでしたが、こんな景色を見るとちょっと涼しくなったような気分。

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稲村岩のゴルジュを抜けて・・・

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樹林帯のジグザグを降りて、吊り橋まで来ると、ああ、人里に戻ってきたな〜と実感。
あと少し!

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疲れた体に地味にキツイ、民家裏の階段を登って。

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振り返ると、青空にぽっかりとそびえる稲村岩。
晴れてる時に登りたかったけど・・・昨日くらい薄曇りで多少ひんやりしていた方が良かったのかも。

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8時48分、駐車場に到着!
鷹ノ巣山から1時間45分での下山完了、CTでは2時間15分なのでやっぱり30分巻き。足の痛みと途中の渋滞が無ければあと15分は削れたかな〜。

こうして新緑ハイクは無事終了。
3年ぶりの稲村岩尾根は、以前よりちょっとだけ成長出来た自分を感じる事が出来ました。
奥多摩三大急登という事で最初は構えていた部分もあったのですが、2度目という事もあって結構精神的にも楽だった、と言う点も登りでペースダウンしなかった理由かもしれません。

3年前は、2.5kgあるザックを背負って、ストック両手にヒーヒー言いながら登り、途中で心が折れそうになったところ。今回は荷物の軽量化、登り方の進歩・変化でだいぶ楽でした。
今までは鴨沢ルートからの奥多摩小屋、と言うのが一つのベンチマーク的になっていたのですが、今後はこのルートでもいいかも。


◆登山データ
4/25(土)
東日原バス停出発(8:21)→稲村岩尾根登山口(8:27)→吊り橋(8:34)→稲村岩直下のゴルジュ(8:48)→稲村岩のコル(9:08)→小休止→稲村岩のコル発(9:16)→大きなウロ(10:04)→ヒルメシクイノタワ(10:26)→小休止→ヒルメシクイノタワ発(10:31)→鷹ノ巣山山頂(10:51)→鷹ノ巣避難小屋(11:16)→幕営
【鷹ノ巣避難小屋↔奥多摩小屋】
鷹ノ巣避難小屋発(13:11)→峰谷方面赤指尾根分岐(13:37)→千本ツツジ下(13:41)→七ツ石山(13:54)→ブナ坂(14:01)→奥多摩小屋(14:17)→奥多摩小屋発(14:50)→ブナ坂(15:02)→七ツ石山(15:12)→千本ツツジ下(15:22)→鷹ノ巣避難小屋(15:53)

4/26(日)
鷹ノ巣避難小屋発(6:45)→鷹ノ巣山山頂(7:03)→ヒルメシクイノタワ(7:22)→大きなウロ(7:39)→稲村岩のコル(8:04)→吊り橋(8:31)→駐車場着(8:48)