春を探して、甲斐の旅。
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今回はお山ではなく、桜を巡る旅に行ってきました。
慌ただしい年度末が過ぎ、桜の開花宣言が例年よりも早くでたなあ、と思ったらあっという間に都内の桜は散り、あれ、今年はまともに桜を見てないよおな・・・。
ならばと、桜を求めて旅に行こう!という訳で、今回は山登りではなく桜を巡る旅のお話です。

ちなみに、タイトルにしている「甲斐路」について調べてみると、諸説あるようですが、静岡方面から御坂峠を越えて甲府へと至る街道のことを指すようです。が、今回のこの記事では便宜上「甲斐路=山梨の道」という風に解釈していただければこれ、幸いでございます。

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4月11日土曜日、春旅初日。
天気はあいにくの雨模様でしたが、事前に調べた渋滞予想では相模湖をピークに午前7時の段階で渋滞25km!!とあり、そりゃいやだなあ、という事で自宅を5時過ぎに出発。
中央道に乗ったのは6時過ぎごろだったのですが、全く渋滞なし・・・。
それはそうか、この時点ではかなり雨が降っていて、おそらく桜目当ての客足も鈍かったんでしょうね。
渋滞をある程度考慮したスケジュールだったので、途中初狩PAにて1時間ほど仮眠し、再び中央道をひた走り、最初の目的地である勝沼の慈雲寺に到着したのは8時30分過ぎ。

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 夢窓国師が開創したと伝えられる、臨済宗の寺院。
樋口一葉の記念碑でも知られるお寺なのですが、今回のお目当ては樹齢300年ともいわれるイトザクラ。

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中に入ると、早速左手に見事なイトザクラが。これはまだまだ若いもの。天気は以前小雨が降っていますが、その咲具合は見事です。

そして、境内の奥にズドンと構えるのが・・

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「慈雲寺のイトザクラ」
うーん、残念ながら花のピークは過ぎてしまったようで、ほぼ散ってしまっていました・・・。
残っていたのはごくわずか。それでもその枝ぶりの力強さから、満開であればさぞかし見事だったでしょうね〜。
ぜひ快晴と、そして満開で観たい!ということで、ここは来年のリベンジを決定!

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外に回ってみると、菜の花とイトザクラの組み合わせ。
雨模様の天気を忘れさせるような、春らしい風景が広がります。

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雨にしっとりと濡れた花も、また趣があるってものです。


慈雲寺を後にして次に向かったのは、近くにある恵林寺。
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ここも桜が見事な場所なのですが・・・
入口ですでにこの散り具合。ううーん、と、取りあえず中に行ってみようか・・。

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参道も散った桜の花びらが・・・。
これはこれで雰囲気あるけど。

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境内へと進んでみると、やはり折からの雨と時期的なものもあって桜のほとんどは散ってしまっていました。
なのですが、池に浮かぶ花びらとか・・・

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まるで雪が降った後のような桜の花びら絨毯は、咲いている桜とはまた違った楽しみもありますね。

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山梨と言えば武田信玄。ここ恵林寺は武田家の菩提寺となっていて、武田信玄公のお墓もあります。

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せっかくなので庭園の方も回ってみます。
ここにも見事な枝垂れ桜があるのです。が・・・

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うーん、ここも!
7年前にもここには来ているのですが、その時は満開でした。
たしか7年前は4月5日。やっぱり時期としては1週間早いみたいですねえ。


この後、荒神山の桜も見に行く予定だったのですが、道路から見えた桜はほとんどが散ってしまっている状態でした。うーん、甲府の桜は関東とほぼ同じくらいで見ごろを終えてしまったようです・・・。

予定していた桜が見られなかったので、甲府にあるアウトドアショップ「エルク」に行ってみました。
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ちょっと時間つぶしが出来ればいいかな〜くらいに思っていたのですが・・・

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かなり品揃えも多く、見応え十分!
いつも見慣れているお店と違い、新鮮、というところもありますが、やっぱり面白いですね〜。
いつもと違う雰囲気に飲まれ(?)
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あれ・・・・?


結局エルクでは1時間近く店内を物色。長居したお蔭で雨も止んでくれたみたいです。
そうそう、トレランのウェアを色々と見ていたら、店員さんに毎週土曜朝にやっている早朝トレランに来ないかと誘われましたw
流石に神奈川から毎朝6時30分に通うのはキツイです・・・(^^;



時間も良い感じ潰れたのでお昼ご飯に。お目当ては「奥藤本店」の鳥モツ煮です。
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ちょっとエルクでのんびりし過ぎたのか、お昼時に重なってしまいここでも1時間近く待つことになりました。
が、待ったかいあって鳥モツ煮、美味しかったです!
セットになっていたもりそばものど越しがさっぱりしていて、味がちょっと甘辛で濃いめの鳥モツの箸休め替わりにもちょうどいい感じです。
コリコリとした食感の鳥モツは、ご飯にも良いけどお酒のつまみにも合いそうですね。

奥藤本店で鳥モツを満喫したあとは、北杜市にある酒蔵「七賢」へ。
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3年くらい前に一度、お正月に飲んだことのある「七賢」。
甲斐駒ヶ岳の麓にある酒造という事もあっていつか見学に行ってみたい!と思っていたので、今回のルートに組み込んでみました。
実際に製造している酒蔵も見学できるとのことでもちろんその場で予約。
少し時間があるので、七賢の裏手にあるお寺に行ってみます。ここもまた、桜がとてもきれいでした!
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芝桜と桜がキレイな竜福寺。
この日は桜まつりが行われていました。

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天気が良ければ、この方向に甲斐駒ヶ岳がバーン!と見えるみたいです。
ぐぐぐ、今日はガマン、心の眼で見ることにしときます。

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七賢の方へ戻ってきました。
そうそう、七賢の隣には「臺眠」というレストランがあります。
これがまた土蔵のような造りの雰囲気満点のお店。ただ、酒粕を使った料理を出しているようなので、苦手な人はご注意。

酒蔵見学は時間にして約30分程度。
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蔵(と言うか工場みたいに近代的ですが)の中は、かなりヒンヤリとしていて、ちょっと寒いくらい。
日本酒の加工に欠かせない麹の発酵速度を緩やかにするために気温を低くしているようです。製造されるのは9月〜3月末の間のみ。温度管理がシビアな日本酒製造は、冬場が最も適しているとのこと。
なるほど、東北や北陸などの寒い地域の日本酒がおいしいのは、お米とその気候にも起因していたんですねえ。

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米麹を作っているところ。
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「食べてみていいですよ」との事なのでちょっとだけ食べてみました。
噛んでいるとほんのりとお米の甘さが感じられる・・かな?程度。この時点ではほぼ無味と言った感じ。

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発酵しているところも見せてもらったり・・・

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このタンクの中にあるのが濾過前の原酒。
これが一番美味しいそうです。ほんのり黄ばんで見えるのはうまみ成分がたっぷり含まれているから。
実際には保存のため、このうまみ成分は濾過してほとんど除去してしまうそうです。なんてもったいない・・・!

七賢でたっぷり日本酒について勉強したあとは、お土産に幾つか日本酒を購入してこの日の宿へ。
夜はペロさんに教えてもらった、甲府駅北口にある「甲州夢小路」へ。
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ここにある「和食ダイニングKUU」で晩御飯。
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地元食材を使った創作料理、かなり美味しかったです!
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馬刺しがまた・・・うまい!
せっかくなので日本酒飲みたかったけど、運転があったのでガマン・・・!

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チキン南蛮に
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雑炊も美味!


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満腹で甲府昭和にあるビジネスホテルに戻り、お土産で購入した「七賢」で乾杯。

あいにくの天気ではあったのですが、なんだかんだと桜と地元料理にお酒まで満喫。
結果的にはとても充実した1日でした。エルクで衝動買いしちゃったけど・・・。

2日目、日曜は天気が回復する予報。
朝からお目当ての場所へと向かうので、この日は22時過ぎには就寝したのでした・・・。