2015年の山初め、丹沢・大山をバリエーションルートを交えながらのラウンドハイク。
DSC00892_R
いよいよ念願のネクタイ尾根(バリエーションルート)へと向かいます。

 
梅ノ木尾根と大山三峰縦走ルートとの合流点から、北側の唐沢峠へと向かいます。
DSC00850_R
 ルートはこの時間、まだ日陰になっていて霜柱がびっしり。
霜柱の状態を見てみるとあまりべちゃべちゃになっておらず、また比較的踏み跡もある事からここ数日は気温も低め、そして結構歩かれているルートである事が分かります。

DSC00851_R
さすが、地図上でもしっかりとしたルートとして紹介されているだけあって、痩せ尾根部分にはしっかりとした柵が設けられています。梅ノ木尾根だとこのくらいの尾根でも何もないので緊張感はだいぶ違いますね。
とは言っても油断は禁物。

DSC00855_R
この道標から下った先が唐沢峠。
ザレているので慎重に下ろう・・としたその時、前方の山腹を黒い物体が4つ通るのが見えました。
げげっ!まさか・・最初は鹿?そして鹿ほどスラッとしていない=熊???と、一人緊張が走ったわけですが、よくよく見てみたらイノシシの家族連れでした。。。
熊ではなかった、と言ってもあまりホッとはできません。というのは、どちらかというとイノシシの方が人間を怖がらず突っ込んでくる印象があるからです。一旦ルートの上まで20mほど登り返し再びイノシシを見てみると、登山道を横切ってそのまま沢の方へと消えていきました。
彼らが見えなくなって、こちらに来なくてよかった・・・と思いつつも、何となく慎重に峠へと降りていきます。

DSC00856_R
8時21分、唐沢峠に到着。
取りあえず周辺にイノシシの気配無い事を確認。やー本当びっくりした・・・。ソロハイクだとこういった緊張感がたまらないですね。実際はおっかなびっくりなんだけど。

DSC00859_R
この唐沢峠から、いよいよ本日のメイン・ネクタイ尾根への取りつきへと向かいます。
東屋の裏手のロープをくぐり、作業道を九十九折に下ります。

※この先・ネクタイ尾根については登山詳細図でも「自粛要請部分あり」と記載されているバリエーションルートです。利用する場合は自己責任で、しっかりとした装備・事前情報の収集をお願いします。
なお、登山詳細図では「熟達者向け」と紹介されています。


DSC00857_R
ロープにはこんな札が。
名言!

DSC00861_R
唐沢峠から堤まで降りる作業道はやや荒れています。
とは言っても慎重に下れば問題ないですが。

DSC00863_R
一旦枯れた沢まで降りて、対岸の杉林のところまで進みます。
ちょうど堤を渡り切った辺りに木の階段(崩れかかってますが)があるので、そこを登ります。

DSC00864_R
しばらくは鹿柵沿いに歩きます。
ここもやや崩れ気味なので足元注意。

DSC00865_R
鹿柵が途切れたところから右手に登り返していくと・・・

DSC00866_R
木の階段が見えてきて、ここが「ネクタイ尾根」の取りつきになります。
8時35分、登りはじめ!
DSC00867_R

DSC00868_R
暫くすると最初のネクタイ発見!
一度通り過ぎてしまったのですが、んん?と思ってちょっと戻ると、バー○リー?的なネクタイが木に巻き付けてありました。

DSC00869_R
その後もちょっと歩くとあちこちにネクタイが。
DSC00870_R
登山道にこうやってネクタイが木にぶら下がっているのを見ると、何となくゾクっとするものがあるんですけどね・・。この日が快晴で良かったです。どんより曇り空だったらちょっとイヤだったかも。

DSC00873_R
ネクタイ尾根、基本的には広い尾根で、やはり尾根筋を外さないように歩けば問題ないでしょう。途中やや藪に突っ込むところもありますが方向を維持すればOK。また、途中からネクタイが出てこなく(見つけられなかっただけ?)なりましたが、ピンクテープもあるのでそれをしっかりと探せばまず問題ないですね。
もしピンクテープが怪しいと思ったら、尾根筋を信じましょう。

DSC00874_R
トレイルは、人気があるとはいえやはりバリエーションルート。踏み固められているわけでもないのでところどころザレていてやや滑りやすい箇所もあります。しかし冬枯れの、日当たりの良い尾根は歩いていてとても気持ち良いルートです。何より、大勢の観光客でにぎわう大山にあって、これだけ静かなトレイルは本当に貴重。
この日は朝早かったこともあり、ここまで誰にも会いませんでした。

DSC00876_R
序盤は緩やか、中盤以降は段階的に急登が出てきて標高を上げていく感じです。

DSC00878_R
このネクタイを過ぎた辺りからやや緩やかになり。。

DSC00880_R
9時12分、大山北尾根との合流点であるモノレールが見えてきました。
そう言えば、お正月に降った雪はほとんどなくなっていて、日陰にちょっぴり残っている程度。
もしかしたらのスノーハイクを期待していたのですが、チェーンアイゼンの出番はありませんでした・・・。

さて、ここから大山の山頂はもう目と鼻の先。
モノレールとの合流点から左手に進みます。
DSC00882_R

で、少し歩いた先に・・・

DSC00883_R
うーん、どうみてもアレの糞ですね、これ・・・。
北尾根側は目撃情報もあるらしいのですが・・・。この糞は数日経過しているもののようですが、まだ活動中の熊、いそうです。
雪が降って、気温が下がっても活動中の熊はいるので、「冬だから冬ごもりしてるだろう」といった思い込みは捨てた方がいいでしょう。熊鈴などある程度の対策は大前提ですね。

DSC_1018_R
モノレール沿いに山頂に向かって進むと・・・

DSC00892_R
右手にどーん!と、突如この展望が!
なんと、大山から丹沢表尾根方面、そして富士山までバッチリ!
こんなに展望の良い場所があるとは・・・今まで知りませんでしたw

DSC00890_R
展望を満喫しつつ、山頂直下の鹿柵を越えて・・・

DSC00891_R
DSC00896_R
9時30分、大山山頂に到着!
登山口からだいたい3時間弱ってところでしょうか。ところどころ下り基調・フラットはランを交えてきましたが、基本的に登りが多いしザレていて走れるところも少なかったので、思ったよりタイムは縮まなかったです。とは言え念願のネクタイ尾根も歩けたし、ここまで、すれ違った人は、北尾根に合流して山頂手前であった1人のみ。
しずかーな山歩きを満喫できましたよ。

さて、それでは山頂が混み始める前にちょっと一休み、しますかね・・・。