今年も、あの場所へ。
DSC00607_R
2014年を締めくくるハイク、行ってきました。
 

1年の最後のハイク、と言うと、なんとなく肩の力が入ってしまい、どこにしようか・・となかなか決まらず。
とは言え、近場で、雪があって、景色のいいところ、というと、結構場所は限られるわけで・・・。
当初、丹沢にしようかなーと思ったのですが、幸い30日-31日と天気もよさそう。これは、あれが期待できるかも・・・という事で、昨年と同じあの場所へ行ってきました。

DSC00572_R
浅間神社の鳥居を抜け、神社で今年1年のハイクの御礼と、ラストハイクも無事下山できますように、とお祈りをしたあと、九十九折の樹林帯をジグザグと登っていきます。

DSC00588_R
針葉樹の急登を抜けると、緩やかな尾根道。
そう言えば、ソロハイクは久しぶり。仲間とわいわいと歩くのも良いけど、たまにはこんな風に静かなトレイルを一人で歩くのも良いもんです。

DSC00590_R
DSC00595_R
のんびり歩いたつもりだけど、お昼前には鷹ノ巣避難小屋に到着。
トレランと思わしき2人組がいましたが、自分が到着すると同時に七ツ石方面へと向かっていきました。

相変わらず快適そうな防火帯。
到着時、割と風が強かったこともあって、ここでテントを張ることもちょっと考えました。が、やっぱりあの場所へ一度行ってみようか、上でも風が強そうなら降りてくればいいし。

DSC00602_R
1泊2日。
年末の晦日に山に行くなんてよっぽどヒマか、山好きかどっちかでしょ。自分は・・・もちろん後者。
限られた日数だけど、その時間の中では決められた制約は無いわけです。歩きたいように歩いて、テントを張って、のんびり過ごす。ラストハイクは、それだけが決められた事。

DSC00604_R
下から見るとウンザリするような急登をじわじわと登り・・・

DSC00607_R
到着。
ああ、やっぱりここは良い。。
幸い風もほとんどない。という事で、やっぱり今年もここに寝ることにします。

DSC00616_R
前回の三条の湯ハイクと同様、MSR HUBBA HUBBA HPのフライのみ。フットプリントだけは使ってのフロアレス仕様。稜線でのこのスタイルはちょっとチャレンジだったけど、もしどうにもならなければ避難小屋というエスケープもあるという事で。

DSC00622_R
太陽が出ているとテント内はポカポカ。
ビールを飲んでいい気分。

DSC00628_R
DSC00629_R
時間はたっぷりあるので、近くのピークまでフラッと散歩に行ってみたり。

それにしても今年はすれ違うハイカーが多かったです。
このピーク手前でも2名のハイカーさんとすれ違い、先の避難小屋でも2名。実は峰谷のバス停からも結構歩いてる人が居ました。29日が天気悪かったので、30日に登り納めに来た人が多かったみたいですね。

DSC00632_R
DSC00633_R
再びテントに戻り、シュラフに入ってゴロゴロしてると、いつの間にやら睡魔が・・・。
ここから2時間ほどお昼寝。フライシート越しに当たる日差しが暖かく、夜もこのままならいいのに・・と一瞬思ったり。

DSC00645_R
昼寝から起きると、なんとお隣さんが増えてました。
まさかここでお隣さんが出来るとはびっくり。
外に出て写真を撮ったりしていると、さらに空身の2名ハイカーさんが登ってきました。
どうやらこの2名は避難小屋泊の様子。避難小屋は人、いましたか?と声をかけると、まだ私たちだけです、との事。
そして、話しを聞いていると、このブログを見てくれている方でした。さらに、隣にテントを張った方も同様でブログを見てくれているとの事・・・!なんとも、ありがたいお話です・・・!

その後暫くすると日没。
DSC00658_R
DSC00656_R
ちょっと雲が多くて、今年は見られないかなーと思っていた富士山もしっかりと姿を見せてくれました。

DSC00687_R
マジックアワー。

DSC00692_R

この日は、月明かりもとても明るくて夜の間はヘッドランプなしでも外が歩けるほどでした。
星空と、遠くには街の明かり。
夜空にぼんやりと浮かぶ稜線のシルエット。こんな時間を過ごせることは本当に幸せだと思います。
この時間を共有したい、とも思うし、独り占めしたい・・・とも思うし。ハイカーって、本当エゴイストですよねw


DSC00733_R
明けて31日、大晦日。
2014年最後の1日のはじまり。
地平線の少し上、ぼんやりと赤く染まる空。

DSC00742_R
西を見ると、富士山もうっすらと。

DSC00741_R
コーヒーを飲みながら、少しずつ撤収準備をして日の出を待ちます。

DSC00746_R
6時51分、去年とほぼ同じく大岳山の左上辺りから、今年最後の朝日が顔を出しました。

DSC00750_R
DSC00754_R

 DSC00764_R
去年と同様、ものの数分で姿を現した太陽は、白銀の世界をあっという間に赤く染めていきます。

DSC00765_R
これから終ろうとする2014年最後の1日の、始まりを告げる太陽の光。
この相反する2つの競演は、この日しか見られないもの。初日の出も良いけど、こんな日の出も、いいでしょ?

DSC00766_R

今年1年、本当にあっという間でした。
1年前のこの日、2013年は色々と大変な1年で、それでもこんな風に最後の日の出を見られた事はきっと良い年だったんだと、そう思えました。
そして今日、この日の出をみて思ったのは、その2013年があって、2014年、この1年はまた違ったことで色々とあったなあ・・と。
そして、何よりも仕事でもそうですが、プライベート、特に山においてはとにかく出会いに恵まれた年だったなあ、と。色々な偶然が重なって出来た出会いや、予想外のところでの出会い。そのすべてが山に縁があると思うと、何とも不思議な感じがします。
願わくば、2015年もその縁を大切にして、さらにさまざまな事へとチャレンジしていきたいと、そう思います。

DSC00770_R

そして、また同じ言葉ですが、こんな景色を見ることが出来た2014年。
やっぱり良い1年だったと思います。


DSC00771_R
こうして2014年のラストハイクは無事に終了。
このエントリーが最後の更新になります。

毎年同じような言葉になってしまい、我ながらボキャブラリーの貧困さに申し訳なく思う訳ですが、ブログやTwitter、FBやInstagramを通じて知り合ってくれた皆様、本当にありがとうございました。
そして、一緒に山に行った仲間、残念ながらいけなかった仲間にも感謝しています。
そして何より、このブログを見てくれている皆様、本当にありがとうございます。
内容の至らない記事もあったかと思いますが、2014年最後という事でどうがご容赦を。そして宜しければまた来年、ゆるりとお付き合いいただけると幸いです。

それから、2014年は山に関わる人にとっては苦難の年だったと思います。
年初の大雪、相次ぐ台風・悪天候、忘れられもしない9月の御嶽山の噴火・・・。考えさせられる事も多かったのですが、これらの事を教訓に、個人、そして社会としても対応や取り組みを改めて見直す機会でした。
来年はどうか平穏な年であってほしいと願うばかりです。


DSC00775_R
それでは、皆様、今年も無事下山お疲れ様でした。
来年もまた、たくさん山を(これまた色々な意味で)登りましょう!

2015年、皆様にとって良い1年でありますように!