冬の奥多摩、落ち葉と雪と温泉満喫のハイクもいよいよ終わり。
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いざ、丹波天平へ!
 
サオラ峠に到着したのは8時51分。
その風景を見てびっくり!三条の湯からここに来るまでも雪は多かったのですが、前日のあの数時間の雪で峠は真っ白、すっかり雪景色です。
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ちなみに・・こちらが前日土曜日の写真。
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 (Photo by タカさん)

この時点でもちらちらと雪は舞ってましたけどね・・・晩秋から初冬、また春先の山などは本当、天気が読みにくいです。今回のハイクはある程度雪を予測していたので、装備面で困る事は全くなかったのですが、なんというか気持ちを追いつかせるのが大変でしたw

さて、気を取り直して、ここからはいよいよ丹波天平を抜けての下山となります。
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 東の方から心地よい朝の光。

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朝の冷え込んだ空気の中、緩やかなトレイルをのんびりと歩きます。

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 ふと、尾根筋に目を向けると雪の上にポツ、ポツと足跡が。

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どうやら鹿の足跡。しかもこの足跡、ずっと登山道を辿って歩いているようなのです。
タカさんとも
「やっぱシカも歩きやすいところを歩くんだよw」
と話ながら、先行する鹿を追うように進みます。

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サオラ峠から天平までのルートはやや不明瞭。
積雪が無ければトレースもあるのでしょうけど、前日の雪のために期待できません。基本的には尾根筋を外さないように進めばよいのですが、なにせ尾根がとても広く、似たような風景が続き目印が付きにくいのです。
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なので、ところどころで立ち止まっては地図とスマホのGPSで位置確認。
ピンクテープを確認しながら進みます。

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しばらくすると再び登山道に合流。ただしいルートは尾根筋をやや南に巻いた形で通ってました。
なんだか、北海道辺りを連想させるような唐松のトレイルを抜けると・・・

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その先に広がっていたのが、大きな尾根!というか、広場?

奥多摩の山で、特に雲取山を登った事があれば知っている人もいると思うのですが、途中の石尾根や七ツ石の山頂から右手の方の尾根筋に、ぽっかりと口を開けたようなところがあります。
もうずっと前からここが気になっていて、それがこの「丹波天平」尾根だったのです。長年気になっていた場所にようやく立つことが出来て感無量。
雪の積もったその美しい風景に、しばし見とれてしまいました。
この辺りは落葉樹が多いので、もうちょっと早く来ていたらまたキレイな紅葉が見られたんでしょうね。そしてこの開放感・・・ああ、寝たい、ここで、テント張って・・・。

とは言っても今日は下山日なので、泣く泣く足を進めます。
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ここから先はルートもはっきりしているので迷う事はないでしょう。
唐松と落葉樹に囲まれた道をサクサクと歩きます。

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9時33分、気持ちの良い尾根歩きもこの鉄塔がある場所で終わり。
ここが丹波方面と、親川(お祭り)方面への分岐となっています。自分らは丹波方面へ。

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そうそう、この鉄塔があるところの手前で木の根付近が掘り返された跡がありました。
なんだろう、山芋狙いの人間か、それともイノシシ?なんとなく後者のような気が・・・。山の中ではイノシシに会うのがある意味一番怖かったりします。

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さて、それでは広い尾根とはお別れ。
丹波へと下山開始です。

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最初は唐松の落ち葉が積もるトレイル。唐松は他の広葉樹と違って葉が細かいので滑りにくいですね。
広葉樹は葉の表面が広いので、足を乗せると滑りやすくて疲れるわけですよ。。。

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途中、タカさんとバックパックを交換して歩いてみました。
他の人が自分のバックパックを背負って歩いてるのを見るのってかなり新鮮!それにしても、手前みそですがかっこいい・・w本当、山でよく映える色で、大正解でした。

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行きに使ったルートもかなりの落ち葉が積もる急斜面でしたが、こっちも条件はほぼ同じ。やっぱり落ち葉の下に隠れた石がとても厄介でした。
歩きやすさで言ったら・・・どっちも同じ感じだけど、個人的には行きのルートの方が多少歩きやすかったかな・・?その理由の一つは後ほど出てきます。

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ちなみに自分がタカさんのレパードを背負ったのはこちら。
やっぱりウェストハーネスがしっかりしているので、手で持った時ほどの重量感を感じません。思えば今年は腰で背負うバックパックをほとんど使ってないのでかなり新鮮。体に対して「ガシっ!」と掴まれているようなカッチリ感はこの手のバックパックの特徴ですね。
PAC-03に代表されるUL系のバックパックは基本背中で背負うもの。そのため重心が腰より上に来るように作られてるので、最初は慣れるまで違和感があるかもです。が、慣れてしまえばとても楽に背負えます。

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樹林帯に入ってからは落ち葉も少なくなるのですが、今度は小さな石は増えるのと、さらにかなり痩せたトラバースが出てきます。ここ、凍結していたらアイゼンなしで歩くのは危険かも。そうでなくても足元が弱いので油断すると右側にずり落ちそう。

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さらに進むと、おそらく電線?か何かかトレイル脇を堂々と、しかもこんなに低い位置を通ってました。
いやあ、これ、どうなのよ・・・。もちろん感電するようなことはないんでしょうけど、気分的にいやーな感じ。区間は短いですけどねえ・・・。

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そんな樹林帯をひたすら下っていくと、やっと丹波村が見えてきました!
あとすこーし!

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小学校裏にある登山道入り口の扉を通り・・・

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その小学校脇を通っていきます。
ここもれっきとした登山道、らしいですw

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10時26分、道の駅たばやまに到着!
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いやあ、下山つかれた・・・なんだかんだでこの日も結構がっつり歩きましたわ。
本当なら温泉に入っていきたいところだけど、この日は2人とも午後から用事があったので、軽く道の駅を物色して帰路につきました。
実はこのあと、車をデポしていたところで分かれて奥多摩方面へと向かうと、「奥多摩マラソン」なるものが開催されていたらしく・・・結局深山橋から奥多摩周遊道路を回されて武蔵五日市まで降りるハメに。結構な遠回りをさせられました。
用事があったので仕方なく八王子西インターから圏央道を使い帰宅。お金はかかったけど、これめちゃくちゃ早いなあ。。。

とにかく、今回は晩秋から初冬まで、落ち葉から雪道と変化に富んだ山道を歩くことが出来て大満足。
特に三条の湯はネガティブなイメージを完全に払拭、この寒い時期に山で温泉入れるのは本当にありがたいし、最高に気持ちいい!
という事で、近々ここにはまた来ることになりました。それはまたの機会に。。。

◆登山データ
○1日目(12/6)
道の駅たばやま(7:23)→サオラ峠方面登山分岐(7:30)→サオラ峠(9:29)→休憩→サオラ峠発(9:39)→熊倉山(10:22)→小休止→熊倉山発(10:35)→前飛龍(11:45)→前飛龍発(11:54)→飛龍権現(12:39)→小休止→飛龍権現発(12:48)→北天ノタル(13:17)→北天のタル発(13:29)→三条の湯着(14:27)→テント泊

○2日目(12/7)
三条の湯発(7:04)→御岳沢(7:50)→サオラ峠(8:51)→天平の開けたところ(9:26)→鉄塔・分岐点(9:33)→小学校裏(10:19)→道の駅たばやま(10:26)