降りしきる雪のなかやっと辿り着いた三条の湯。
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もう、天国でした・・・!
北天のタルから吹雪の中、激下りの中ノ尾尾根をひたすら下りつづけやっと着いた三条の湯。
受付を済ませる際に小屋番さんに色々とお話を聞いていると、どうも16:30までと、小屋泊の人の夕食が終わった後なら食堂を使っても良いとのこと。
いつもそうなのかはわからないけど、テント泊の場合自炊室すら使えないケースがほとんどなので、正直この待遇は破格のサービス。雪は既に止んでいるとはいえ、寒い思いをしなくてすむなら、それに越したことはありませんし。。
しかも、この小屋番さん、どうやらタカさんの友人のお知り合いの方だそうで、この冬から三条の湯で小屋番を始める方でした。
しかも、そのさらにもう一人友人の知り合いのハイカーさんがテント泊で来ているそうで。。。やー、なかなか、以外と世間は狭いものです。

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取りあえず、小屋から少し下ったところにあるテント場へ。
受付の際、テント泊の客が19名?居ると聞いてちょっと焦りましたが、まだなんとか設営スペースは残っていました。とは言え、三条の湯のテント場はフラットが少なく、スペース自体もかなり狭いので、テントを並べて張れる場所は限られています。
既にその場所は無いので、タカさんとはちょっと離れたところに別々に設営することに。

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設営前に今回の装備。
・シュラフ(ナンガ450DX)
・NEMO META1P
・ミズノ エアロフトハイブリッドジャケット
・MONTANE FireballSmock
・mp ダウンパンツ
・マイクロファイバータオル
・アルコール
・セイシェルボトル
・トイレセット
・プラティパス(2L)
・着替え(お風呂セット込)
・100均のアルミシート
・OR ヘリウム競献礇吋奪
・NEMO ZORショート
・BlackDiamond オービット
・BlackDiamond ReVolt
・BlackDiamond コズモ(スペア)
・コーヒーセット
・食料(鍋用)
・ビール500ml
・ウイスキー180ml
・CANP アイスマスター
・BlackDiamond ディスタンスFL
・タイベックシート

実はヘッドランプのReVoltの調子がイマイチで、念のためのスペアで嫁さんのコズモを借りてきました。
(結局使わなかったけど・・これならやっぱりIONがあると良いかなあ。)
防寒着としては今回はエアロフトハイブリッドジャケットだけでほとんど済んでしまいました。Fireballはもっと寒くなったときのブースター用。シュラフは450DX。いつも持ってくるSea To Summitのサーモライトリアクターは無し。

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さすがに開放しているとちょっと寒いけど、閉め切ってしまえばシングルウォールのメッシュテントとはいえ、多少の保温力はあります。外気とは2、3度程度は暖かい印象。と言っても今回は結局そこまでの冷え込みは無かったですけどね。

さて、テントを設営したら少し時間があるので、食堂に向かいます。
途中、お風呂に立ち寄ってみるました。

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お風呂は2か所あり、日によって男女が入れ替わっています。
今回は小屋に向かって左手が男湯。
誰も使っていないので中をのぞいてみました。

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おお、広い!赤岳鉱泉の風呂よりも全然広い、オーレン小屋くらいあるかな?
湯船には4〜6人くらいはちょっと詰めれば入れそう。
洗い場は1か所だけでした。
窓はちょっと曇ってるけど外の景色が見えます。昼間は絶景風呂ですね。
あとで入るのが楽しみ!

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食堂(全景を撮り忘れた・・・)にて。ストーブが置いてあって中はヌクヌクです。
外の寒々しい風景から一転、ここは極楽・・・!
小腹が空いていたので、ビールと一緒にカップヌードルも買っちゃいました。何で山で食べると、このドノーマルヌードルもめちゃくちゃ美味しく感じるんでしょうねえ〜。

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丹波から歩き続けて7時間くらい、やー本当お疲れ様でした!

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軽く腹ごしらえしたら、ちょうどいい時間になってました。
という事で一旦テントに撤収。

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 写真ボヤけてますけど、気温は-2〜3度ってところでしょうか。

このあとは、食堂が使えるのが18時30分過ぎくらいから。まだまだ時間があるのでテント場でしばしマッタリタイムです。META1Pにタカさんと潜り込んでコーヒー飲んだり、

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 タカさん持参のマシュマロを焼いて食べたり・・・。
いやあ、いい大人の男2人がテントに並んで座ってマシュマロ焼いて食べてるのは、何とも言えないシュールな光景w
実は焼きマシュマロとかほとんど初めて食べた気がしますが、めちゃウマい!これ、ウイスキーにも合いますな。今度は業務用みたいな量を持ってきてくれるそうですw

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ウイスキーを少しコーヒーに入れて飲んだり。
気が付けば時間も17時30分くらいなので、そろそろお風呂へと向かう事に。とは言え、せっかく温まってもそのあとすぐテントに戻ってしまうと湯冷めしそうだったので、晩御飯の食材など一式を風呂に一緒に持って行って、出たらそのまま食堂に向かうことにしました。

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このお風呂がまた最高でした・・・!
最初入った時はあまりの熱湯ぶり飛び上がりそうになりましたが、やっぱり体が冷えてたんですね。時間を追うごとに慣れてきました。途中足湯みたいにして入ったりして、しっかりと体を温めておきます。
結局30〜40分くらい入ってましたかね?
お風呂から上がって着替えて、ダウンパンツをはいた途端下半身がものすごくポカポカしてました。これ、本当にすごかった・・・!
以前、オソンさんがここのお風呂入ったお蔭でテントでもヌクヌク寝れたと書いてあったけど、それもうなずけるほどの熱量・・・。むしろ暑いくらいです。
それにしても山に来て入る風呂は本当に気持ちいい!今年は赤岳鉱泉行けなかったけど、三条の湯も負けてませんね。

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風呂から上がって食堂に向かうと、ちょうど小屋泊の人の夕食も終わっていました。
とは言え、団体さんが居て席はだいぶ埋まっていたので、席は相席で。
この時ご一緒させていただいた方の1人が、先に言っていたタカさんの友人の知り合いのYさんでした。この方がまためっちゃすごいUL系の人で・・・まさかこの時期で28Lザックでテント泊、さらに鍋食材にウイスキー1L担いでるというから驚きです。いったいどこにしまい込んで登ってきたんだろう・・。

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自分はこの時期定番の鍋。
今回は正麺の煮込みうどんをやってみました。

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寄せ鍋風の味付けですがちょっと濃いめ。もう少し大きめの鍋でお湯ももっとたっぷりにした方が良かったかも。
それでも美味しかったですけどね。
やっぱりこの時期の山は鍋が最高!

このあとは結局消灯になる21時ごろまで食堂でまったりと飲み会。同席させて頂いた方の山話や、28Lのザックはあり得ないwって話とかで盛り上がりました。
テント泊だとこういった交流がなかなか取りにくかったりもしますが、ここは食堂が開放されているのでこんなコミュニケーションも取りやすいのかも知れません。
なんとなくですが山小屋の雰囲気も、奥多摩と言うよりは甲武信とか、笠取とか、奥秩父的なアットホームさがあります。聞けばYさんも三条の湯の常連で、この冬からここで小屋番をするKさんももともと常連さんだったようです。
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(Photo by タカさん 写っているのはYさん)
以前、三条の湯を訪れたときはキツイ山道だったこともあってネガティブな印象がどうしても拭えなかったのですが、今回の山行で完全に180度ひっくり返りました。とてもいい山小屋!

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テント場に戻ったのは21時半くらい。
外に出るとこの日満月で、外はヘッドランプなしでも歩けるくらいの明るさでした。

初日は朝の快晴から、途中の小雪が舞う山道、さらには吹雪の中を小屋まで800mの下降など、色々と変化に富んだ一日でした。久しぶりにガッツリと歩いたなーと。やっぱりテント泊だと、せわしなさが無いしスケジュールや行動にもメリハリが出るのでいいですね。山をじっくりと味わえるところもあるし。

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寝る前に満月に乾杯!

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またもボケボケの写真ですが、テント内は-3、4度ですかね。
シュラフにくるまって、一日を振り返っているうちに、寒さも対して感じることなく眠りに落ちてました・・・。

■就寝時の装備
・頭部:スマートウール TrainingBeanie
・ベース:OR エコーTシャツ
・ベース:patagonia キャプリーン4フーディ
・インサレーション:ミズノ エアロフトハイブリッドジャケット
・ボトム:OR セントリフュージパンツ
・ボトム:mp ダウンパンツ
・シュラフ:ナンガ450DX(シュラフ内にアルミシートを背面に引いてます)
・マット NEMO ZORショート 

※自分は比較的寒さに強い方なのでこれでほとんど寒さも感じず快眠でした。