秋も終わり、冬はもうすぐそこ。
DSC_0743_R
 

新大日で一休みして、いざ、初ルートである長尾尾根へと向かいます。
DSC09937_R
DSC09938_R
新大日の尾根入口には標識と、注意書きが。
長尾尾根に入ってすぐの分岐を右手に向かうルートは、登山道崩落のため通行止め。今回のルートでは影響はありません。
ちなみに、「山と高原」地図では、長尾尾根から塩水橋に抜けるには一部破線ルートを通る事になります(東丹沢登山詳細図では実線扱いですが)。表尾根などのルートに比べれば格段に人の少ないルートだけに、ちょっと緊張感あり。まあ、初めてのルートと言うのは大なり小なり緊張感はあるものですが。

DSC09940_R
11時32分、新大日を出発。
まずは落ち葉の急登。トレースは分かるものの、踏み跡はあまりなく歩く人も少ないのが分かります。
これは結構地図読みしながら行かないとかな〜と思ったのですが・・・

DSC09944_R
5分ほど下ると、先ほどの崩落ルートとの分岐に出ました。覗いてみると結構荒れていて廃道に近い印象。
自分たちは尾根筋に沿って直進します。
それにしても、この辺りになるとトレイルも明瞭で、むしろ非常に歩きやすいルートです。
冬枯れの木々を縫って進むトレイルは、明るくてとても気持ちがいい!
DSC09948_R
 こんな感じ!
トレイルは落ち葉たっぷり、フカフカで足にも優しい、思わず走り出したくなります。

DSC09942_R
北側は葉が落ちた木々の間から、丹沢三峰方面が良く見えます。
長尾尾根、マイナールートゆえの暗いイメージがありましたが、むしろ気持ちよくて歩きやすい、めっちゃいいルート!
DSC_0737_R
尾根はほぼフラットに続き、徐々に緩やかな下りに変わっていきます。
木道の多い丹沢エリアで、こういった本来の登山道をしっかり歩けるルートはとても貴重。

DSC09949_R
標高1,200m付近で最初の林業用モノレールが出てきます。

1416896694141_R
そのモノレールから少し下ったところにある広い尾根。
ここはすごく気持ちいいですよー。ステルスしたら最高でしょうね・・・エリア的にNGですが。
トレースはうっすらとついています。ただ、雪が着いたらちょっと分かりにくいかも。基本的には尾根を外さないように進めば問題は無いですが、積雪時はちょっと注意ですね。

DSC_0743_R
広い尾根には落ち葉がたっぷり。ふっかふかの天然絨毯。
こんなの見てたら・・・

DSC_0742_R
こうなっちゃいますよねぇやっぱりw
ふかふかで本当気持ちいい!こんなところならフロアレスやタープなんかでも快適でしょうね〜。NGだけど・・・。

DSC09957_R
暫くするとシカ柵沿いに進み、扉の無いくぐりを抜けてさらに下っていきます。

DSC09958_R
この辺りから徐々にトレイルが細くなっていきます。
が、しっかりと整備されているようで歩きにくさはありません。

DSC09961_R
時折見せてくれる、晩秋の風景。
山から里へと、駆け下りていく紅葉を追いかけるように標高を下げていきます。

DSC09964_R
やがて見えてくるのが札掛と塩水橋への分岐。
ここはキュウハ沢(本谷コース)に向かって進みます。写真の右奥方面が進行方向。

DSC09967_R
暗いエリアを抜けると再びシカ柵。扉を開けて先へ進みます。

DSC09969_R
その扉のすぐ先、大きな倒木がシカ柵ごとトレイルを寸断している箇所があります。
今回のルート上で一番気を付けなければならないのがこの辺りです。
まあ、山慣れしている人なら通過にはまず問題は無いでしょう。

DSC09972_R
先ほどの分岐から塩水橋までが「山と高原」地図での破線ルート。
ゆえに、写真のようにトレイルがかなりやせていて、片側が沢で落ちているところなんかもあります。
今はまだ雪も凍結もありませんが、これからもっと寒くなって、落ち葉の下に凍結箇所が出てきたり、積雪がある場合はこのルートは使用を避けた方がいいかもしれません。
もちろん、アイゼンなどの装備があれば大丈夫でしょうけど。

DSC09975_R
それでも、その先にはこんなキレイなトレイルも。

DSC09976_R
正直、期待していなかっただけに喜びもひとしお。長尾尾根を歩いて正解ですね。

DSC09980_R
この標識が見えてきたら、もう沢まではすぐ。
ここから暫くは、狭く痩せた、ザレたルートを進むので慎重に。

DSC09982_R
最後の危険地帯を抜けると、本谷川が見えてきました。
ここから沢に下り、右手に進むと吊り橋が見えてきます。

DSC09985_R
DSC09987_R
吊り橋を渡るともうそこは林道。
ここまで来るとホッと一安心。あとは林道を塩水橋までてくてく歩いていきます。

DSC09988_R
吊り橋を渡り切った少し先には、天王寺尾根への取りつきが。
タカさんを誘いましたが、一度歩いたことのあるそうであまり乗り気ではなかったですw結構ここ、急登でキツイらしいですね。
ちなみに今回のルートを調べるにあたって、ここ天王寺尾根は道迷いによる遭難が結構あるそうです。特に下りでは多いようで、下山より登りで使った方がいいかもですね。

DSC09992_R
林道脇の見事な紅葉。
下山後のご褒美ですね〜。

DSC09995_R
この、赤いところと淡い色付きのところがまざった紅葉が一番好きです。
グラデーションが本当にキレイ。

1416896461720_R
奥に見えているのが、さっき下ってきた長尾尾根。

DSC09998_R
行きに通過したゲートを通り過ぎ・・・

DSC_0753_R
無事、塩水橋まで戻ってきました!
ラウンドハイク、完了!


今回、ピークとしては丹沢山、塔ノ岳と先週と同じ山でしたが、塩水橋からの天王寺尾根、下山は長尾尾根と異なるアプローチを歩くことで変化のあるハイクを楽しめました。
前半はガスガスで展望もなくちょっと残念でしたが、後半、長尾尾根は本当に快適で歩きやすく、雪が着いていなければぜひ使ってみてもらいたいルートですね。
人も少なく静か(途中あったハイカーは3人だけ)だし、ゆるやかで歩きやすい、極上のふかふかトレイルです。
ただ、注意点としては

・広い尾根部分があるので、濃霧時や積雪時はルートファインディングが必要なところあり。
・キュウハ沢方面への分岐点から塩水橋までは崩落箇所、ザレ場、倒木などやや緊張を強いる箇所もあり。特に積雪・凍結時は注意が必要です。
・途中、イノシシと思われるフンがあちこちで見受けられました。熊はもちろんですが、個人的にはイノシシの方が怖いのでこちらも要注意ですかね。。

といったところでしょうか。
基本的に歩きやすいルートでとても快適でした。今度は登りで長尾尾根使ってみても良いかも。
そして前日に急きょ同行を決めてくれたタカさん、ありがとうございました!
今回は自分の行きたいルートを歩かせてもらったので、今度はタカさんの行きたいルートで行きましょう。
まずは、頭シリーズですかね?


◆登山データ
塩水橋(6:43)→雨量計小屋(7:46)→小休止→雨量計小屋発(7:54)→天王寺尾根分岐(合流点)(8:34)→丹沢山(9:12)→丹沢山発(9:20)→竜ヶ馬場通過(9:31)→塔ノ岳着(9:59)→休憩→塔ノ岳発(11:07)→木ノ又小屋(11:18)→新大日(11:24)→休憩→新大日発(11:32)→1,200m地点モノレール(11:47)→本谷分岐(12:31)→吊り橋(13:00)→塩水橋ゲート(13:24)