上高地・徳澤園をベースにして蝶ヶ岳へ。
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2日目、長い樹林帯を抜けて、青空の大展望台を目指します。
 
2日目の日曜朝3時、予定通りの起床。
前日あれだけまったりと過ごしてしまったので眠れるかどうか心配でしたが、全く問題なしでしたw
冷え込みもさほどなくて、至って快適。
ムクリと起き上ってお湯を沸かして、朝ごはんを食べます。
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ちなみに朝ごはんは簡単にいつものリフィル。
これが後々ちょっとしたトラブルになるとは。

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準備やらなんやらしていたら時間は4時20分。小屋前で準備運動したり水を補給したり。
この時間で数名のハイカーがすでに外に出ていました。山へ向かう人、星空を見る人。

余談ですが、やっぱり山に来ると星空がとてもきれいに見えます。
そんな写真を撮りたい・・と思っていたのですが、自分の今の手持ちのカメラじゃ全然写りません。という事で長時間露光出来るコンデジを物色中。。。もちろん実際に見たものとは違うでしょうけど、やっぱり雰囲気は残したいですね。

小屋前にいたハイカーはほとんどが涸沢に向かったようでした。
自分らは反対側、長堀山・蝶ヶ岳方面へと向かいます。
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4時30分、徳澤園を出発。
ここから長い長い樹林帯の急登ハイクの始まり。

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登山道に入ると小屋の直ぐ裏手からもういきなりの急登です。ジグザグに熊笹の樹林帯を上がっていきます。
おそらくここで400mほどの標高を上がることになりますね。朝イチの急登は寝ぼけた体になかなかこたえますねぇ。

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ちなみに嫁さんのnewヘッデン・Cosmoは結構明るくて調子いいです。コスパはホントいいですね。

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5時23分、徐々に空が白んできました。

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それにしても延々と熊笹ハイク。登山道自体は整備されているので基本的に歩きやすいのですが、一部木の根が張り出しているところがあります。
また、ロープが張られているので間違える事はないと思いますが所々冬道用の直登ルートがあります。その他作業用と思われるルートも幾つかありますが、いずれもロープが張られているので迷い込む事は無いでしょう。濃霧の時などは注意した方がいいかもですね。

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5時50分、木々の隙間から見えるモルゲンロートに染まる前穂。
ああ、これ蝶ヶ岳の上から見たらすごかったんだろうな・・・。分かっていたけど樹林帯が恨めしい!

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山が金色に輝いている様子が、ここからでもわかります。

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6時6分、蝶ヶ岳まで4kmの地点。ここまではCTよりやや早いくらいのペースで悪くない感じ。
嫁さんも久しぶりの急登ハイクですがなんとか頑張っているようす・・・と思いきや、なんと気分が悪いと。
どうやら朝ごはんに食べたリフィルの脂っぽさで胃がもたれているらしく。。。吐き気まであるとのことだったので撤退も考えましたが、取りあえずもう少し頑張ってみるとの本人の意思を尊重して進むことに。
ただ無理はさせられないので様子をみつつ動けなくなる前に決断はしないと。

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ペースはあまり上げずゆっくりと標高を稼ぎます。
樹林帯から除く前穂の姿もだんだんと明るくなってきました。

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東の方から太陽の光も差し込むように。
さっきまで暗く静まり返っていた森に光が入り始めるこの時間帯。何かが動いてるわけじゃないのに森がざわつき始めるこの雰囲気がとても好きですね。樹林帯は歩き出す前は気分がイマイチ乗らないことが多いのですが、こういった感じは稜線では味わえないもの。
樹林帯は樹林帯ならではの気持ちよさがあります。

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蝶ヶ岳まで3km地点。
この先でしばし休憩。嫁さんも胃薬を飲んで少し休みます。何とか大丈夫そう。

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長堀尾根の樹林帯の雰囲気は何というか、奥秩父にちょっと似てます。
苔が多い訳ではないのですが、シダ系の植物があって原始的な雰囲気がありますね。
キンと冷えた空気もあってとても気持ちが良いです。

そう言えば、この少し上で蝶ヶ岳から降りてきた30人ほどのツアー客とすれ違いました。
これだけの人数なら普通先頭と、場合によっては真ん中、そして最後尾にガイドがいて、離合するハイカーに道を譲ったりとするものですが、先頭はどうやら一般客で
「30人くらいおりてきます〜」
と言っただけでどんどん後から後からと下ってきます。
こいちらはもちろん立ち止まって待っているわけですが。。。途中気づいたツアー客が2名先に登らせて〜!と後方に声をかけていましたけど、ちょっと不親切かなーと思いました。
ガイドさんは結局1名、若い女性の方だけだったらしいです。

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標高2300m付近から見るダケカンバの樹林帯。
もっとしたからだと、本当に灰色の壁があるように見えました。まるで蝶ヶ岳を守る要塞みたい。
とは言えだんだんと空が近くなってきてます。

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7時27分、登り始めて3時間、樹林帯の頭が切れて空が見えました!
雲一つない!

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7時46分、蝶ヶ岳まであと2km。

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7時55分、長堀山山頂通過。
いや、ここまで本当に長かった!その名の通り長い壁のような山ですわ・・・。
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山頂南側の開けたところからは、南アとその奥に富士山も!
良く見えてますなー。

長堀山であった、蝶ヶ岳から降りてきたハイカーに山荘の話を聞いたら、前日はさほど混雑もなく一人1枚の布団で眠れたそうです。ただ冷え込みは結構あったみたいで、テント泊の人は氷が張ってたよ!とちょっと嬉しそうに話していました。
当初、蝶ヶ岳でのテント泊も考えていたのですが自分はともかく嫁さんが寒さにやられてしまいそうなんで今回は徳澤でテント張って正解だったかな。
そろそろ嫁さんとのテント泊も低山にシフトかなー。


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長堀山を後して先へと進みます。
日当たりの良い場所では紅葉が進んでいて、こんなに真っ赤なナナカマドも。


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あと1km!!

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トレイル脇には霜が降りていました。
こりゃ相当寒かっただろうなあ。

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8時27分、妖精の池を通過。

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妖精の池を抜けると、前方にポッコリと山頂が見えました。あれ、常念岳の山頂です!
という事は・・・!

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おお!蝶ヶ岳ヒュッテも見えました!
すっごい青空!!

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長い長い樹林帯の急登をひたすら登り約4時間、蝶ヶ岳山頂直下のところではついに穂高連峰と槍様とご対面!
えっぐい落ち込みの大キレットがかっこい!!
↑の写真、うつむいてますけど顔は超にやけてますw

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こんな感じで・・・w