裏銀座ハイク最終日、いよいよ双六小屋を後にして新穂高へと向かいます。
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双六小屋からほんの1、2分のところから眺める双六岳。
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カメラに収まりきらないほど大きく、嫋やかな山体。いつかここの頂にも立って、裏・表の銀座の山々を眺めてみたいものです。

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双六小屋からまずは弓折乗越へと向かいます。
暫くはアップダウンのあるルート。前日は槍ヶ岳などがドーンと見えていましたが・・・

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この日はガスがあの大きなエリア全体を覆ってしまっています。
同じ北アルプスでも、ほんの数km、谷を隔ててしまうとこうも天候が違う訳です。今年は特に不安定さが目立ちましたが、高山ではこういったことがまま起こります。
こればかりは予報を信じていてもダメな事もあるし、予報に反して晴れることもあるし。まあ、仕方のないことです。

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稜線に出るとこんな光景が。
左側、槍ヶ岳方面の左俣谷はガスが充満していて視界はほとんどありませんが、右側の岐阜県側は晴れています。
その真ん中にたたずむタカさん。シルエットの雰囲気がなんともいい感じ!

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この辺りを過ぎると、いよいよ鷲羽岳も見納め。
あと1日あれば確実に行けたのだけど・・・最後にその姿を目に焼き付けて、下山を進めます。

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左俣谷から湧き上がるガス。むわっとした空気と共に稜線をかすめていきます。

花見平。
奥に見えているのが双六岳の大きな姿。
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晴れて展望の良い時に登ったら気持ちよさそう。

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9時56分、弓折乗越に到着。
ものの見事に真っ白!なんにも見えません。他のハイカーも居ないので余計に寒々しい・・・。
ちなみに昨日のこの場所の写真↓
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↑こんなに違うんですね・・・。
うーん、展望って大事。

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弓折乗越からは唯一危なさそうな箇所を通過。ガスも出ているので気を付けて進みます。

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(Photo by taka)

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弓折乗越からのトラバースを通過し、10時28分に鏡平小屋に到着。
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ここで少々休憩。
タカさんはお腹が空いた!との事で、悩んだ挙句の牛丼を発注。
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この2日間は、なぜか食べたいと思ったものは自分は食べられず、タカさんに食べられてしまうという不思議・・・。
めっちゃ良い匂いを漂わせてました、今思えばやっぱ食べればよかったかな・・・。

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休憩を終えて11時01分、再び鏡平小屋を出発。

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鏡池。今日は残念ながら逆さ槍は見られず。

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ぐんぐんと標高を下げていきます。
小池新道は本当に歩きやすくて、下山の時も足を前に出せば次のステップがある感じ。足場をあまり考えなくてもすっすッと進めるのでペースも快調。
と言っても結構飛ばしてます、タカさん早い!

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11時23分、シシドウガ原にて小休止。

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ナゾの「チボ岩」を通り過ぎ・・・。
※後日調べてみたところ、「チボ」とは関西弁で「スリ」のことらしいです。
要するに、この辺りで何かモノを落としたら、スリにあったと同じく戻ってくることはない・・・という事からチボ岩、という名前になった、という説が出てきました。

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11時55分、秩父沢を通過。
この日は休憩している人はだれもいませんでした。ここまで降りてくるのにCTでは鏡平から約100分。
約55分で降りてきたって・・・タカさんもかなりのハイペースで下山は出来るらしく、CTのだいたい半分とは驚き。

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そのおかげもあって結構足は疲れてきてます。
あと少しで林道に出るので、慎重に・・・。

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沢沿いのルートまで降りてきました。
振り返るともうさっきまでいた稜線はすっかりガスの向こう側。
またいつか、あの上へと行かないと。

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12時19分、小池新道入口に到着!
ここまできたらあとは安心の林道歩き。

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のんびりと夏の終わりを惜しむように歩きます。

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わさび平小屋。
右側で風にあおられている「そうめん」の旗がなんともそそります・・・がここはガマン。

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「せっかくなのでテント場もみてきましょう!」とタカさんに誘われて偵察。
なるほど、結構フラットな樹林帯で快適そう。水場もトイレも近いし。
ただ展望は無くて夏場は虫は多そうだけど。。。

例えば前日入りでここで1泊、翌早朝から裏銀座を目指す・・・という手もあるかも。
でもそれなら鏡平に泊まりたいかもな〜小屋だけど・・・。

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いつかは登りたい笠新道を通り過ぎ・・・
その後もゆるーりとタカさんと色々話しながら林道ハイク。
話ながら歩ける林道は良いんだけど、いかんせん距離が長い・・・やっぱりエスティマ導入してほしいですねえ。。

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新穂高ロープウェイ乗り場。
そう言えば西穂って上がったことないなー。いずれ行ってみたいかも。あんま惹かれないけど・・・。

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13時36分、新穂高に無事到着!

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この後、平湯まで移動して「ひらゆの森」にある食事処「もみの木」で蕎麦を頂きました。
ここのおそば、めっちゃ美味かったです。

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こうして1泊2日、裏銀座を歩くハイクは無事に終了しました。
北アルプスと言うとどうしてもアクセスの面から気軽に、という感じではなかったのですが、今回の山行でそんなこともないんだなと改めて実感。ただ縦走や後立山方面となるとちょっと大変かな。
南部のこの辺なら、まあなんとか週末ハイクも出来なくはなさそう。今年はもう北アにシンプルな装備で行ける時間はわずかだけど、登り残したあの山とかも行ってみたい・・けど行けるかな。

また、双六小屋、かなさん・支配人をはじめスタッフの皆さんとっても気さくで楽しい人たちでした。
写真撮ってくれた方、ありがとうございました。
鏡平であった小屋スタッフしていたみどりさん、俊輔(仮)さん、良かったら飛騨牛つまみに飲みに行きましょうw
今回、急にもかかわらず同行してくれたタカさん、ありがとうございました!ぜひ、また歩きに行きましょう!

そして今回初めて裏銀座方面、まあ入口に近い辺りではありますが、その山域に触れる事が出来てとても感動しました。
表銀座よりも山が広く大きく、雄大さを感じさせるエリア。表は急峻で派手な雰囲気がありますが、裏銀座はまたそれとも違うし、かと言って南アのような重厚感、というイメージとも違う。
上手い言葉が見つかりませんが、これからもっと開拓していきたいと思います。
そして次こそは、憧れの鷲羽岳へ。
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そして道はその向こうへと続きます。
どこまでも歩いて行けるような、そんな雰囲気を感じられた2日間でした。


◆登山データ
○1日目
新穂高出発(5:45)⇒ゲート(5:53)⇒笠新道入口(6:40)⇒わさび平小屋(6:52)⇒休憩⇒わさび平小屋発(07:06)⇒小池新道入口(07:26)⇒秩父沢(8:15)⇒シシドウガ原(9:15)⇒鏡池(10:02)⇒鏡平小屋(10:11)⇒休憩⇒(10:45)⇒弓折乗越(11:38)⇒花見平(12:07)⇒双六小屋(12:45)⇒泊

○2日目
4:40起床⇒9:01双六小屋出発⇒花見平(9:47)⇒弓折乗越(9:56)⇒鏡平小屋(10:28)⇒休憩⇒鏡平小屋(11:01)⇒シシドウガ原(10:22)⇒チボ岩(11:48)⇒秩父沢(11:55)⇒小池新道入口(12:07)⇒わさび平小屋(12:43)⇒テント場(12:54)⇒笠新道入口(12:54)⇒ゲート(13:27)⇒新穂高着(13:36)