憧れの山・鷲羽岳を目指すハイク。
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北アルプスを代表する山々を眺めながら、いよいよ裏銀座の稜線へ!

鏡平小屋でしばし休憩。
入口の脇にある売店にはなんとも魅惑的なものが・・・
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この日は少し歩けば汗が滴り落ちるほどの暑さ。
景色の良さも手伝って、めったな事では頼まないかき氷をオーダー。

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タカさんは宇治金時、自分はレモン。
ちなみに練乳トッピングはプラス100円也。

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槍ヶ岳をバックに。
刺さっているスプーンはさながら小槍、というところでしょうか。兎に角この暑さに、さーっと口の中で溶けていくかき氷は最高のご馳走ですね!遅い夏山の雰囲気満点です!

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しっかりと体を休めて、10時45分に鏡平小屋を出発!
裏銀座方面はやや雲が多くなってきているけど、まだ天気は大丈夫そう。
まずは稜線へと上がり、弓折乗越を目指します。

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ここでPRIRETの山ストールの巻き方を変更、ネックゲイター方式に変更。
この方法、早く試せばよかったです。ハイクなどで運動するときはずれにくいこの使い方が一番あってそうですね。

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鏡平小屋から弓折乗越へはやや急登がありますが、ここもやはり歩きやすくさほどのキツさはありません。
むしろ天気が良すぎて、暑さで体力が奪われる感じ。
それでも、この絶景を背負って歩くのは本当に気持ちがいい!

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シャッターを切ればどれもが絶景に。こんな贅沢なトレイル、本当に久しぶり。北アルプスと言うと2年前の涸沢、常念山脈と雨に祟られる事が多かったのですが、今回は本当に天候に恵まれています。

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弓折中段を過ぎるとそこからは山腹をトラバースして、なだらかに乗越へと進んでいきます。
この辺りがだらだら・・と続き、地味に体力を消耗していきます。

ここで追い越したハイカーの方から、天候について気になる情報。
どうやら今日は日中は天気は持つものの、夜半から雨になり翌日曜の朝5時ごろまでは降り続くとのこと。

この時点では今回のテン泊地を三俣にするか、それとも双六にするか決めかねていました。
と言うのも、じわじわと疲労が溜まってきていて、双六からさらにCTで2時間半のルートを歩けるかどうか。
体力面のことを考えると双六にテントを張り、鷲羽までピストンするのも一つ。
三俣まで頑張って進み、そこでテントを張るのも一つ。
三俣まで進む場合、午後の14時以降の行動が避けられない時間帯です。雲も出てきていて、落雷などの危険性もあるため、非常に悩ましいところ。

取りあえず双六まで進んでそこで考えることに。

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トラバースを抜けて、今回のルート上で一番危ないと思われる箇所。
右側が切れ落ちていて、梯子も崩れ気味。登る場合はまだしも、下ってくる時は注意が必要ですね。

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11時38分、弓折乗越に到着。
ここで一休み。ややガスが出てきていますが、それでもまだまだこの絶景。

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弓折乗越から双六方面へ歩き出すと、左手前方に大きくなだらかな姿の山が見えてきます。
最初はなんだろう?と思っていたのですが、地図を照らし合わせるとあれが双六岳ですね。
本当にでっかく、大らかな姿です。

そしてハイマツ帯を少し進むと、前方にちらっと、ついにあの姿が・・・!
今まで幾度となく思い描き、妄想を繰り返してきたその姿。たとえ初めて見たとしても、間違えるはずはありません。
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鷲羽岳!
さらに左奥には黒い山、水晶岳の姿も!
ずっと憧れていた山を目の前にして、いや、ちょっとうるっと来てしまった。

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憧れの山を目の前にしてヒャッハー!な1枚。

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この辺りは花見平、南側には広い雪田跡が広がっていて、どちらも展望が良い場所です。
北側には双六の広い山頂部。

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南側には槍ヶ岳を筆頭とする穂高連峰の雄姿。

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西鎌尾根の奥には通称「ゴジラの背中」の北鎌尾根。
ルートファィンディングや高度なクライミング技術が要求される完全なバリエーションルート。安易に踏み込めば、待つのは不幸な結果・・・。
今年の夏、某雑誌でこのルートが紹介されたことで、初級ハイカーが北鎌に取りつき、途中で行動不能となり救助要請をする遭難が起きています。普通は高度なクライミング技術と経験を持ったハイカーのみが入るルートですが、技術レベルなど関係の無い、誰もが目にしてしまう雑誌(特に初級〜中級ハイカーが読者層の)に掲載されること自体、個人的には非常に疑問に思います。
大事にならなかったからよかったものの、下手に動いていたら最悪の自体も起こりうる場所です。

さて、そんなおっかないルートとは無縁の、こちらはまるでパラダイスのようなゆったりトレイル。
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とは言え、途中弓折乗越を過ぎて、奥に赤い屋根の双六小屋を目視してから、すぐに着くと、思っていたのですがここが地味にアップダウンがあって以外とキツかったですね。。。
空腹だったこともあり、結構足もグロッキー気味。やはり睡眠をきちんととれていないため、スナミナ切れが速かったようで。タカさんには申し訳ないのですが、この時点で「双六にテントを張って、翌朝早朝から鷲羽にアタック」が良いなあ・・・と思っていました・・・。

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木道、歩いていると先日の尾瀬ハイクを思い出しますね〜。


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12時45分、双六小屋に到着!
テント場も広く、解放感たっぷり。小屋もキレイで、なにより・・・

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小屋の目の前には鷲羽岳がどーん!!
左側からの姿だけど、あああ、かっこいい!

結局、タカさんと相談し翌朝5時に雨が上がるなら、そこから鷲羽までピストンする、にかけてみましょうか、という事に。
そしてもう一つ、この小屋での目的が、以前涸沢の帰りに立ち寄った明神館で働いていた知り合いが、今年も双六小屋で働いているとのことで久しぶりにご挨拶、というものがあったんです。
受付の方に声をかけて聞いてみると厨房にいるとのこと。
目を向けると向こうも覚えてくれていたようで、手を振ってくれました。
取りあえずテントを設営してからまた来ます、と声をかけてテント場へと向かいます。

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お昼過ぎのテント場はまだまだ選び放題。

北アルプスなどの高山帯では、いつもプランしているのはお昼過ぎにはテント場に着く、という事です。
良い場所を確保したい、と言うのもありますが、一番怖いのはやはり「雷」。
この日のように気温が高く、快晴なままならいいのですが日本海側からの湿った空気や、高層の寒気の位置しだいでは雷が発生します。主に13時以降に起きやすいため、稜線での行動は控えたい、というのが一番の理由です。この日も無理をすればあと2時間歩いて三俣に向かうことも出来たのですが、翌日の選択肢があるわけですし、体力的にも結構しんどかったので双六で泊まって正解だったかなーと、思ってます。

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取りあえずテント設営完了!
あとは・・・

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鷲羽岳を眺めながら、のんびりしまっす!