2泊3日で尾瀬をのんびりと歩くハイク。
尾瀬沼の山小屋エリアを後にして、沼尻経由で見晴を目指します。
DSC08382_R
だんだんと風景も、いわゆる「尾瀬」な雰囲気に変わってきました。
 
尾瀬沼の山小屋エリアから再び木道に入ると、それまでよりもぐっと開放感のある湿原が出てきます。
おお、尾瀬ってこんな感じだよなーなんて思いながら写真を何枚か撮っていたら、突然前方の木道の上に小さな動物が。
最初はヒメネズミ?と思いました。ぴょこぴょこと飛び跳ねながらこちらに向かってきて、一旦草むらに入ったと思ったら木道にヒョコっと出てきて、再びこちらに向かって、まるでそのまま自分の体をよじ登ってくるような親しげな雰囲気で駆け寄ってきます。
ああ!これって・・・!
DSC08374_R
そう、オコジョです!
想像していたよりずっと小さくて、自分の手のひらにすっぽりと乗ってしまうくらいのサイズ。兎に角動きが可愛らしくて、一瞬で心奪われてしまいました・・・。後で知ったのですが、オコジョは貴重らしく、尾瀬いったいでは目撃ポイントの情報を収集しているようです。
それにしてもああ、ホントかわいかった・・・。それまで全くアタマに無くて、長蔵小屋の売店でオコジョの写真みても「ふーん」くらいにしか思ってなかったのですが・・・あれですね、興味の無かった芸能人に思いがけず接触したらファンになってしまった、みたいな。
結局3日間で遭遇できたのはこの1度だけでしたが、写真にも運よく撮れたのは本当にラッキーでした。

DSC08379_R
これ以降、景色ももちろんですがなんとなく木道の上にまたオコジョが出てくるのでは・・・ときょろきょろしながら歩くことに。

DSC08381_R
 7時54分、長英新道分岐を通過。
見晴新道が現在通行禁止となっているため、燧ケ岳へ上がるにはこの長英新道、または沼尻からナデッ窪を上がるルート(尾瀬沼・尾瀬ヶ原エリアから)を取ることになります。が、ナデッ窪のルートはかなりの難所なので一般的には長英新道を使う事になるでしょう。とはいっても燧までのルートはどれもハードルートで、7月までは残雪もあるため結構しんどそう。
今回はスルーで・・・。いつかは登ってみたいですね。

DSC08383_R
尾瀬沼周辺のルートは基本的に木道ですが、時々こんな感じの場所も。
木道ばかり歩いているとこんな道が出てくるとちょっとうれしかったり。

DSC08385_R
トレイル脇には目玉のオヤジ(ギンリョウソウ)も!

DSC08388_R
尾瀬沼周遊のルートは1周3時間くらいらしく、意外と歩くと距離があります。
のんびりあるいて、沼尻の休憩所には8時28分、到着。
DSC08393_R
沼尻の休憩所は尾瀬沼方面から、そして尾瀬ヶ原方面から歩いてきたハイカーのちょうど良い場所に立ってます。すでに多くのハイカーが休憩中。こちらも嫁さんがややお疲れなので少し長めに休憩を取ります。

DSC08394_R
沼尻から長蔵小屋方面。中央右寄りの小高い山は檜高山。

DSC08399_R
30分ほど休んで、沼尻を9時3分出発。

DSC08401_R
まっすぐな木道を歩いた先には・・・

DSC08402_R
ちょっと滑りやすい、岩がごろごろしたルートも。
ここを登りきると、白砂峠です。
DSC08403_R
白砂峠、と言う割にはそれっぽい感じはあまり無し。という事でそのまま通過。

DSC08405_R
白砂峠からはしばらく木道とおさらば。登山道らしい登山道を歩きます。
と言っても基本トラバースなのでアップダウンも少なく、快適なルートが続きます。

DSC08409_R
再び木道が出てくると、見晴ももうすぐ。

DSC08412_R
あ、この辺りから、例のタカさんのblogにもあった滑りやすい木道、ですかね。
念のため注意はしてますが、この日は木道も乾いていて滑りやすい、というところはほとんどありませんでした。

DSC08413_R
見晴新道への分岐、10時10分に通過。
見晴新道は2014年9月末まで通行止めです。10月以降は別途アナウンスされるとのこと。昨年の台風で登山道が崩落していたそうですが、その前からも結構荒れていて歩きにくいルートのようでした。
これを機に整備されるか、もしかすると積雪期限定のルートになるかもしれませんね。

DSC08415_R
さらにのんびり歩くと、見晴の山小屋エリアが見えてきました。
ほぼ予定通り、10時21分に到着!
大清水で登山靴を忘れたり、途中で30分ほど仮眠したわりにはかなり早目に到着。だいたい5時間ほど、のーんびり歩いてのタイムでした。

DSC08418_R
早速見晴のキャンプ指定地の受付を燧小屋にて。

DSC08419_R
見晴のキャンプ場。
右手にかなり立派で、かなり快適なトイレがあります。
水場は左手のビジターセンターの前にあり、非常に快適。ここは嫁さんも絶賛してました。
まあ、この前の北八ヶ岳のトイレ事情が結構厳しめだったからね・・・。

DSC08422_R
テントを張ろうとしたら頭にトンボが。
もうすぐ秋ですもんねぇ。見晴はトンボ様のお蔭でブヨも少な目でしたね。

DSC08423_R
で、さっそく幕営。実は今回、HUBBA HUBBA HPのフットプリントを今更ながら購入しました。
以前まではタイベックを使っていたのですが、これだと短辺幅が足りなくて前の白駒池で幕営して雨に降られたとき、若干ボトムからしみてきたんですよね。なので意を決して買っちゃいました。
これがあれば一応フライのみでの自立がやりやすくなるので、晩秋や冬場にシェルター的に使ってみたいと思ってます。

DSC08424_R
まだテントも数張、場所は選び放題だったのですが、トイレと水場に近い上側のフラットにしました。
本当はちょっと奥のところが良かったんですけどね・・・。タカさんが張っていた場所は先客あり、残念。

テントを張ったら一度弥四郎小屋へ。
DSC08430_R
実はここでインスタグラムを通じて知り合ったフォロワーさんが働いてまして。
行ってみたらカフェコーナーで接客中だったので、軽く挨拶だけ。お昼を食べたらまた来ることにします。

DSC08425_R
お昼ご飯は桧枝岐小屋にて。
まずは到着の乾杯!グラスまでキンキンに冷えててめちゃ旨い!

DSC08427_R
DSC08428_R
自分はカレーうどん、嫁さんは冷やし中華!
山小屋で冷やし中華・・・なんかすごいなあ。。。
カレーうどんも冷やし中華も美味しかった!野菜もしっかり乗ってますしね〜。

で、ご飯とビールを飲んだら物凄い睡魔が。
時間も早めだったので、少し仮眠。

DSC08432_R
15時前に再び弥四郎小屋へ。
さっきより少しお客さんも落ち着いたかな?
カフェに顔を出すとフォロワーさんは休憩中とのこと。スタッフの方がわざわざ呼びに行ってくれました。

DSC08435_R
コーヒーに紅茶、チーズケーキを頼んで外側のテラスでフォロワーさんと3人でしばし歓談。
山小屋の暮らしから付近の山の情報、弥四郎小屋前の湿原で蛍が見られることなど、色々と教えていただいたり。
そしてフォロワーさん、見た目は可愛らしいのに16時間かけて見晴⇒至仏山⇒燧ケ岳を歩ききった話とか・・・めっちゃガリガリの山ヤさんですw翌日自分たちも至仏山に登ることになるのですが、実際登ってみてやっぱりフォロワーさん、すごいわ・・・と実感。
今度は平ヶ岳に行くそうで・・・うらやましい!
忙しいところ色々とお話を聞かせてもらってありがとうございました〜!とても楽しかったです!

DSC08437_R
そのあとは少し下田代の湿原をぷらぷらとお散歩。

DSC08444_R
16時過ぎにテント場に戻ってみると、幾つかテントが増えてました。と言ってもだいぶゆったり目で混雑感はなかったですね。この日はこれにあと4張り増えたくらい。

DSC08446_R
ビジターセンター前のベンチを借りてプチ宴会。
持参したあらびきステーキを焼いて乾杯!

DSC08450_R
さらに今回初めて持ってきたエリンギのアヒージョ。
DSC08451_R
使ってみたのは丸美屋から出ているこちら
箱に入って売ってるのですが、中身だけ取り出して持ってきました。これが結構大当たりでめちゃくちゃ美味しいです。味もしっかりしているのでパスタに絡めて簡単ペペロンチーノも作れます。
エリンギ2本もあれば立派なつまみになるので、今後の山でも使ってみようかと。ただコッヘルの掃除がちょっと大変(^^;

DSC08453_R
そのままの流れで晩御飯。
今回晩御飯自体は結構質素で・・・。久しぶりの瞬間美食のカレー。
まあ、なんだかんだで安定のおいしさ。尾西のパッケージを使えば汚れも出ないし楽ちん。

そのあと暫くお酒を飲んでいたのですが、空を見るといつの間にか雲が取れて夕暮れの青空が見えてきました。サングリアを飲み過ぎた嫁さんはテントで一休み、一人で下田代の湿原まで降りてみました。

DSC08456_R
DSC08457_R
見晴の山小屋と燧。

DSC08472_R
至仏山もちらっと。薄く柔らかい光を放ちながら太陽が沈んでいきます。

DSC08475_R
暗くなってから、嫁さんを起こして再び湿原へ。
残念ながら写真は取れてませんでしたが、2匹ほど蛍を発見。
そしてこの日はペルセウス座流星群が見られる日で、木道に寝っ転がって空を見上げていたら2つほど流れ星を見られました。

空も雲が取れて満天の星。
これなら、2日目に至仏山に登った方がいいかもしれない。と言うのは、当初天気予報が不確定で、2日目も見晴にテントを張って湿原をぷらぷらしたりのんびりしようか、という案も出ていたのですが、夜になって天気予報を見てみると、何とか午前中までは天気が持ちそう。
という事で、2日目は見晴から山ノ鼻へ移動、テントを設営したのち至仏山に登ることに決定。

DSC08484_R
そうと決まれば明日は4時半起きです。

DSC08489_R
20時23分、就寝。
おやすみなさい・・・。