富士山と一緒に歩く、天子山地スルーハイク。
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雨ヶ岳を後にして、今回の目的である毛無山を目指します。

 
雨ヶ岳を後にして、続いて目指すは今回のハイクの最高地点・毛無山。
この天子山地にある毛無山は、日本に約20座ほどある毛無山の中でも最も標高が高い山です。
と言っても雨ヶ岳からの標高差は200m弱、それほど差が大きい訳ではなく、さらに尾根筋を進むルートのため比較的歩きやすいのですが・・・
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途中熊笹もきれいに刈り取られていてとても歩きやすいのです。が。

雨ヶ岳でほとんど休憩らしい休憩を取れなかったためかなり体力の消耗が激しく、かといって日の当たるところでは虫がよりついてきて落ち着いて休めません。
仕方ないので、日蔭のトレイル脇に座ってしばし休憩します。

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木が鬱蒼と茂った日蔭のトレイル。パッと見ここの方が虫が多く居そうにも見えますが、実は日の当たる暖かい場所の方が虫は多く寄ってきます。この日陰でもまあいるには居るのですが、それでも雨ヶ岳の山頂に比べれば雲泥の差。ここで10分ほど座り込んで、シリアルバーや水分補給、ストレッチをして体力回復を図ります。

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ようやく少し休めたかな・・というところで再び歩き出します。
ちょっと歩くとまたあたりが開けた熊笹帯・ダカデッキというちょっと変わったエリアに入ります。
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熊笹ごしには帽子のように雲をかぶった富士山。
一日を通してずっと富士山を見ていられるこのトレイル。実にさまざまな表情を見せてくれます。

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目の前には目指す毛無山。
この時点で、多少体力は回復したとはいえ、足にも疲労が濃く、毛無山の下山は標高差1000m以上を一気に下る、という事もありビバークポイントを探すことに。
出来るだけフラットなところがないか歩きながら探します。

と思って歩いていたら、気づいたら毛無山の手前のピーク・大見岳に着いてしまいました・・・。あれ?
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さすがに見晴もなくちょっと暗いのでもう少し先を探してみることに。。。

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少し奥秩父や八ヶ岳っぽい苔のエリアを抜けると・・・

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比較的フラットで広い場所に出ました。
お、ここいいかも?と思ったのですが、この付近は植生保護の看板が幾つか立っていて、おそらくキレイな花が咲くエリアと思われます。
さすがにトレイルを外れての幕営はNG、という事で見送ります。
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振り返ると植生保護エリア越しに富士山。ここもお花畑のようで、時期を合わせてくればきっと富士山とのコラボレーションがきれいなんでしょうね〜。

なんて思いながら歩いていたら・・・話声が何やら聞こえてきた、と思ったらすぐに
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13時58分、毛無山に到着!
あれ、以外とあっさりとついてしまいました。
山頂には15名ほどの若い登山グループが休憩中でした。
山頂部分を見渡してみると、少し下ったところにちょうど1張くらいのフラットスペースを発見。
見晴も良いし、本日の幕営地をここにすることに。
・・・とはいえ大勢人が居る中で張るのも気が引けるので、まずはお湯を沸かしてコーヒータイム。
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登山グループが下山するのに合わせて幕を張ります。

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目の前富士山の絶景ポイント!

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META1Pを張ったらお疲れビール。今回のルート上は水場が一切ないので、約400mlの水をカチカチに凍らせて持ってきました。お蔭でビールはキンキン♪
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ここまでだいぶ疲れたので富士山を眺めながらのビールは格別です。

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META1Pの前室を全開放して、メッシュ越しに富士山を見ながら昼寝タイム。
結構虫はいますが、メッシュのお蔭で入り込んでくることもなく快適に休めます。この時期はやっぱりバグネットというかネストは必須ですなあ。

1時間ほど昼寝をしたら、もうだいぶ日が傾いてきたので晩御飯にすることに。
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今回は前回に引き続きのクスクスにジャージャー麺の元、上のジップロックには千切りして持参したキュウリが入ってます。
このジャージャー麺のもと、湯煎しなくてもそのまま使えるので水・燃料もかなり節約できます。今回のようなルートではとても重宝しますね。

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お湯を沸かして、クスクスを戻して・・・キュウリを添えて・・・

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出来上がり♪ソロの時のごはんはこんなもんです。
肝心のお味は、結構いけます。ピリ辛が程よくでビールと良くあいますね〜。
キュウリがもっと多くても良かったかも。

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晩御飯も済ませて、再びぼーっと富士山を見ていたら、先ほどまで山頂をすっぽりと覆っていた雲が抜けてくれました。
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ほんのりと夕焼けに染まる富士山。明日も晴れるといいなあ。

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日もすっかり落ちて、薄暗いシルエットの富士山と麓の街の明かり。その中にはふもとっぱらなどのキャンプ場の明かりも良く見えました。

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駿河湾方面の明かり。あの辺は沼津とかその辺でしょうかね?

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日曜は6時前には出発したいので早目に就寝。
この日は夕方から意外と気温が下がって、持ってきたダウンパンツとキャプ4フーディを着てちょうどいいくらいでした。

■就寝時のウェア
・patagonia エアフローTシャツ
・patagonia キャプリーン4フーディ
・ダウンパンツ(mp フィラフィパンツ)
・シュラフ ナンガ250DX

20時38分、おやすみなさい・・・。

※今回の幕営地は指定幕営地ではありません。自己責任のもと、翌日は幕営痕跡を残さないよう現状復帰をしています。