富士山を見ながら歩いて、富士山を見ながら眠る、絶品ハイク!
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に、行ってきました。 
梅雨入りして以降ずっとじめじめとした天気が続いていましたが、この週末は貴重な梅雨の晴れ間が期待できそう!という事でどこぞに山歩きに行こうかとあちこち検討していたのですが・・・。

奥秩父の甲武信ヶ岳方面は、 山小屋さんの情報によると150人の予約が入っていて満員御礼状態。そうか、まだシャクナゲの時期なんですなあ・・・。あまり混雑する山はイヤなので残念ながら却下。
奥多摩も考えたのだけど、この時期すでに虫が・・・という事で却下。
八ヶ岳・・・ソロで行くにはコストがかかりすぎるので却下(苦笑)。
甲斐駒・・・はちょっと行きたいかも。

・・とあれこれ悩んでいるうちに時間ばかり経過してしまい、あああ、どうしよう決まらない決まらない・・・と、ふと思ったのが「天子山地の縦走はどうだろう?」と思いつきました。
天子山地→「山梨県南部と静岡県北部にまたがる山地。(Wikiより)」
本来であれば南部の長者ヶ岳や天子ヶ岳まで含めてのエリアですが、今回は本栖湖を起点として竜ヶ岳→雨ヶ岳→毛無山とスルーハイクの形式で歩いてみることにしました。元々は日帰りでも歩けるルートではありますが、毛無山下山後に本栖湖まで戻るバスの本数が非常に少ない事、また山でゆっくりしたかったという事もあってオーバーナイトでのハイクです。

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6月14日土曜日、朝8時20分過ぎに本栖湖畔にある「竜ヶ岳登山者駐車場」に到着。
既に数台の車が停まっており、何名かは竜ヶ岳に向かって出発しているようです。まあ、焦らずのんびり準備して・・・。そしてこの時点でなぜ、あれに気づかなかったのか。いや、気づいたところでどうすることも出来なかったわけですが。

8時47分、駐車場を出発。
竜ヶ岳に登るにはこちら側からだと2ルートあり、一つは以前ダイヤモンド富士を見るために歩いた本栖湖キャンプ場を突っ切るルート。今回はもう一つの、竜ヶ岳山頂まで直登するルートを選択。まずは本栖湖に沿って車道をてくてく・・・。
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梅雨の晴れ間と言っても夏を思わせる陽気。湖畔ではカヌーの準備をする人や、釣り客、デイキャンプに来ている人などなど。こんな天気ならどこに行っても気持ちいいでしょうなあ。

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車道を10分ほど歩いて登山口に到着。ここから少しだけ林道を進むと

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ここが今回のトレイルヘッド。
9時01分、いざ縦走開始。

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本栖湖キャンプ場側からの登りは緩やかに巻いていく感じなんだけど、こちらは九十九折でどんどん標高を稼いでいくルートです。
たっぷりと葉をたたえたブナの木がとてもきれい。歩いていて気持ちがいいですね。

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そうそう、今回は、前の小金沢山連嶺スルーハイクの2日目で開眼(?)した生足です。

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鬱蒼と生い茂る緑のなか、静かな山歩き。最高です。
甲武信ヶ岳じゃこうは行かなかったかも・・・もともと人気の山だから人は多いでしょうけど。

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標高が1,300mを過ぎたあたりで植生が変わります。
突然熊笹がたくさん!という事は、山頂部はもう近いってことです。

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階段を上って・・・

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樹林帯の切れ目が見えると

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その先には、熊笹の向うに富士山がどーん!

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北側には道志や丹沢方面、その奥には奥多摩の山並み。

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さらに北の方に目線を移すと先ほど横を歩いていた本栖湖、御坂山塊、その向こうには奥秩父の主脈も。
右端の八ヶ岳は山頂部分がすっぽりと雲に覆われてますね・・・。

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うーん、そうそう、こういうトレイルを期待してたー!

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山頂はもうすぐそこなので、熊笹帯を富士山をチラチラ眺めながら進みます。

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10時05分、ダイヤモンド富士を見た時以来、4年ぶりの竜ヶ岳山頂!
相変わらず広くて気持ちが良いです。
そして見事な富士山展望台!ゆっくり歩いても2時間ちょっとで登ってこれるので、人気があるのもうなずけますね。前に来た時は真冬で、山頂でテント張っている人も居たっけ・・・。あれ、今年やってみようかなあ。

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暫く山頂でぼけーっと休みます。
3組ほどがベンチで休憩中。まだ朝早いから?予想外に人は少ないですね。

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南アルプス方面。こちらも上部は雲に隠れちゃってます。

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さて、今回はここからが本番。10時22分、雨ヶ岳へ向けて出発。

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目の前に見えている山塊の、左側のピークが雨ヶ岳。ここから一旦端足峠まで下り、そこから登り返します。

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途中端足峠から登ってくるハイカー数名をとすれ違いながら、ギューンと下っていきます。
竜ヶ岳からは標高差100mほどの下り。結構急です。

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急な斜面のあと、緩やかな尾根筋を進むと・・・

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10時41分、端足峠に到着。ここから雨ヶ岳までは標高差およそ500mの登り返し。
これが・・・結構きつかった・・!

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初めのうちはさほど斜度もキツくないのですが・・・

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徐々に傾斜がきつくなり、以降ほどんどフラットが出てきませんw
気持ち的には稲村岩尾根的な感じ・・・いや、甲斐駒の熊笹帯の急斜面?あれよりきついかも。九十九折でもなくホントに直登なので一息つくポイントも難しいです。

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かろうじて途中見える富士山を眺めて足を止めて呼吸を整えてみるも、まーきついこと。
ちょっとナメてました、ごめんなさい。。。

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だいぶペースダウンしながらもなんとか雨ヶ岳山頂に到着。
さて一休みするぞ・・・と思っても、兎に角小さな纏わりつく虫が大量発生中!すでに山頂にいたハイカーさんもかなり纏わりつかれてました・・・。この虫、日当たりのいい場所だと寄ってくるんですよね。
ところが雨ヶ岳山頂は日蔭らしい日蔭がほとんどありません。。

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ちなみにこの刈り取られたエリア、ちょうどテントが1張、ソロ用なら2張はいけるか?ってスペースが出来てます。結構疲労していたので正直ここで張っちゃおうか一瞬考えましたが、さすがに人も多いしまだ中間点なのでぐっと我慢。ビール飲みたかったけど・・・。

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山頂でうろうろと歩いて虫をよけながらおにぎりを食べて、ちっとも休んだ気にならないまま12時09分、雨ヶ岳を出発です。
もう疲労困憊、早いところ幕営適地を見つけてビール飲みたい・・・!