2日間の絶品トレイル、小金沢山連嶺を歩くハイク。
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ゴールデントレイル最終章!
 

牛奥ノ雁ヶ腹摺山の山頂からは、また樹林帯へと入っていきます。
笹原の開放的なトレイルと八ヶ岳や奥秩父のようなしっとりとしたトレイル、その両方を味わえる絶品ハイク。
そのハイクも残すところあとわずかです。
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変化に富んで、水平移動が基本。どちらも南北アルプスのような派手さはないけれど、山歩きの醍醐味を味わうことのできる最高のルート。もっといろんな人に知ってほしいと思う反面、独り占めしたくなるような気持ちも。
ハイカーってやつは、本当わがままです。

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暫く歩くと少しずつ樹林が薄くなり・・・

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笹原の斜面を登っていくと

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ここが小金沢山の山頂!
今回のルートで最も高い標高、2,014m。
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そう、この山は今年の西暦と同じ標高(厳密には0.3ほど高いけど)。つまり2,014年の山なんですね〜。
ふもとにある山荘「介山荘」では、それにちなんだバッチを売り出して、それはそれは好評だったとか。

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山頂で初の生足ハイクの記念に。
本当は山頂ジャンプしたかったんだけど先客がいたのと、ごらんのとおり結構岩がゴロゴロしていてクキっとなったらイヤなのでやめました。

残すセクションはラスト1。
小金沢山をあとにして、大菩薩峠をめざします。
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山頂から北側のルートはやや倒木が多く、一瞬ルートに迷うことがありそうです。
テープがまめに巻いてあるので、これを見失わないように。

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少し進むと大菩薩湖が左手に見えてきました。

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このあたりは尾根筋なのですが、トラバースが多く足場が不安定な箇所が幾つかあります。
上の写真もルートを外すと左側は谷なので、ルート上では注意が必要な区間。とは言え、今までが歩きやすかっただけでこのくらいの道はどの山にもありそうですけどね。

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途中、雪がまだ残っているところがありました。ルート上には無いのでアイゼンとかは一切必要ありませんが、北側はまだ所々残っている場所があります。

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小金沢山山頂から約25分、7時49分、ついに最後のゴールデントレイル・狼平に入ります。

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トレイルに入った瞬間、二人とも思わず声をあげました。きっとのこの2日間で一番多く「最高!」って言った気がします。
この美しい稜線・・・こんなところを、しかもほとんど人が居ない状態で歩けるなんて。
もう、最高!

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やっぱりルートを米背負から入るルートにして正解でした。最初にこの景色を味わってしまうより、散々歩いて歩いてこの景色に辿り着いた、といった感じがやっぱりたまりません。
米背負からが難しければ、湯ノ沢峠から、もしくは大菩薩湖から牛奥ノ雁ヶ腹摺山へ上がる破線ルートから入るのも良いかもしれません。このルートは比較的トレースが明瞭で歩きやすそうです。

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左手眼下には大菩薩湖が。
兎に角だだっ広い笹原、解放感抜群!

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このあたりまで来ると大菩薩側から歩いてくるハイカーと何組かすれ違いました。
それでもまだ早い時間なので人もまばら。

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と思ったら団体さんも通過。
ちなみに上の写真の真ん中少ししたあたりで、ルート上に小鹿の死体がありました。
あまりに不自然なところにあったのでもしかしたら何かに襲われたのか、それとも大雪で餌が取れず力尽きたのか・・・わかりません。

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牛ノ寝通りとの分岐。これを東にずーーーっと歩いていくと三頭山や、小菅村を経由して奥多摩方面へと抜けることができます。この牛ノ寝通りも実は歩いてみたいルートなんですよね。こっちは秋がいいかなあ。途中水場が無いのが厳しいところ。

石丸峠を過ぎると、今回のハイク最後の登り、熊沢山へ。
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これを登り切れば、あとはもう大菩薩峠を経由しての下山に入ります。

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一気にハイクアップ!
ちなみにこのルート右側は防火帯のように熊笹が刈り取られていました。
雰囲気はなんとなく笠取山の山頂直下の急登って感じ。でもこっちのが全然楽ですけどね。

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熊沢山の山頂は巻いて、大菩薩峠へと降りていきます。

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峠の手前の介山荘。ここれちょっとトイレ休憩。車が入ってくるだけあってトイレも売店も充実してます。

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そして、あの有名な大菩薩峠の標識、あれ介山荘のすぐ目の前にあったんですね〜。知りませんでした・・・。もっと上の方前行ったあたりにあるものだと思い込んでいたので、ちょっと拍子抜け。
そして大菩薩峠まで来ると一気に人が増えますね。中高年ハイカーや家族連れが多かった印象。たしかにここまではかなり楽に来られますし、子供なんかが歩いても危険が少ないので安心かも。

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人の多くなってきた大菩薩峠を後にして、下山開始。
介山荘からはほぼ林道歩きになります。時間はちょうど9時。途中登ってくる家族連れ、カップルや友人同士であろうグループとも多くすれ違いました。

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ここまで散々山道を歩いてきたので林道は超楽ちん。でも5分も歩けばもう飽きてきます。。。

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途中の沢で顔を洗ったりしてリフレッシュ!

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9時46分、予定より45分ほど早く上日川峠へと戻ってきました!

この後、tujioさんのカングーでハスラーをデポした駐車場まで戻り、前日に登山口とした「やまと天目山温泉」で汗を流しました。
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ここの温泉、おすすめです。温泉は3時間で510円(市外から場合)、そして

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この舞茸そばも500円!結構ボリュームがあって、辛めの江戸前そば風の味付けは、汗をかいた後にはぴったり。この後のど結構乾きましたけどね・・・。


このあと、tsujioさんとは勝沼IC近くのコンビニ分かれ、渋滞に特に巻き込まれることもなく帰宅しました。

        
今回のハイク、tsujioさん提案のルートが大当たりで本当に楽しい山歩きでした。
特にこの「小金沢山連嶺」、本当に素晴らしいトレイルです。
大菩薩峠にくるまでは人も少なくて静かに山を歩けるし、何より稜線に上がってからの水平歩行はたまりません。また季節を変えて秋くらいに来てみたいですね。
これからの季節は、直射日光が当たるとかなり暑くなりそうなので水分。塩分補給はしっかりと。
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ちなみに今回のハイクではこれを結構頻繁に食べながら歩いていました。塩分と糖分を適度に補給でき、グミタイプなのでアメが苦手な自分にはぴったりです。

そしてtsujioさん、ハイクしながらいろいろな山の話、道具の話などたくさんお伺いでき、下山するころにはもう何年も山に一緒に行っているような感覚に。やー、本当に楽しかったです。
ぜひまた他の山を歩きに行きましょう!秋には長沢背稜やりたいですね!

みんなに歩いてほしいけど秘密にしたい、そんな絶品のゴールデントレイル。
またいずれ歩きにきたいと思います。

そしてPAC-Sについても近日レポートをアップしたいと思いますので、デイハイク編と比べながら見ていただくと面白いかも知れません。
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今回、推奨ウェイトをだいぶオーバーしてのハイクでしたが、結論から言うと肩や上半身の疲労感、腰への負担などはほとんどなく、非常に快適なハイクでしたよ!



※ atelierBluebottleさんのblogでも今回のハイクの様子が見られます。
自分とはまた違った視点、そして迫力ある写真で紹介されていますので、ぜひ比べて読んでみてください♪


◆登山データ
【1日目】
駐車場出発(08:06)→米背負峠登山口(09:34)→米背負峠(10:19)→小休止→米背負峠発(10:30)→天下石(10:46)→ハマイバ丸(11:27)→大蔵高丸(11:50)→湯ノ沢峠(12:30)→湯ノ沢避難小屋(12:32)→お昼→湯ノ沢避難小屋発(13:42)→湯ノ沢峠(13:44)→白谷ノ丸(14:35)→黒岳(14:55)→川胡桃沢ノ頭→幕営適地→泊

【2日目】
幕営地(06:00)→賽の河原(06:11)→牛奥ノ雁ヶ腹摺山(06:34)→小金沢山(07:15)→石丸峠(08:23)→大菩薩峠(08:52)→小休止→介山荘発(09:00)→上日川峠(09:46)