新緑の西丹沢・畦ヶ丸ハイク。
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下山は大滝橋方面へ。
 


畦ヶ丸の避難小屋からは、大滝橋までほぼランで下山してみました。
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こちらのルート、ところどころ急斜面があるにはあるのですが、西丹沢自然教室からのルートよりも歩きやすいです。
そのルートがあまり荒れていないうえにこの日は平日とあって人も少なく、自然とペースが上がります。

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あっという間に大滝峠。
ここを左手に進みます。

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迷い込みやすい尾根の分岐にはちゃんと道標が立っているのも安心。
1か所だけ、急斜面を降り切った先の曲がり角切れ落ちているところがありましたが、トラロープが張られているのでここだけ要注意ですかね。

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自然教室からのルートと同じように渡渉箇所が何か所があります。
なので雨天時などは増水に注意が必要ですが、兎に角沢沿いという事もあってめっちゃ気持ちいい!
この感じ、そう、甲武信ヶ岳への毛木平からの源流ルートに雰囲気がとても良く似ています。苔むした感じはあちらの方が上ですけどね(^^

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そんな感じで気持ちよく歩いていたのですが・・・

上の写真、ルートが写真中央付近で右手に回り込んでいるのですが、ちょうどこのあたりを通った瞬間、再び物凄い獣臭、と言うか腐臭がしました。
と、同時に

「グルルルル・・・・」

という、低く唸るような、声・・・・?

曲がりきる手前で急ブレーキ、一瞬にして全身に怖気が走りました。
良くあるのがこういった曲がり角の先、見通しのきかないところでの、熊との、遭遇・・・!

まさかと思い、静かに後ずさりします。
10mほど下がったところで立ち止まりじっとしますが、まだ低い声のようなものが聞こえてきます。
やばい、これはヤバイ。
耳を暫くすましている、どうも声は自分の右手側斜面の上の方から聞こえてくるような。。。
そう思って斜面側を注視すると、なんと登山道から10mほど上がった斜面の切り株に、鹿の死体が引っかかっていました。どうやら先ほどの強烈な臭いのもとはこれのようです。
もしかして熊が鹿を食べてる・・?
そう思ってじっとしながら辺りを注意深く見渡しますが、その姿は見えません。それでも声はやはり右手の方から聞こえてきます。
勇気を出して熊鈴を思いっきり鳴らしてみたのですが、声に変化はなく、まだ低く唸るような感じが・・・。
そして、少し冷静になってみると、獣の気配はなく、何かが動いているような音もしません。
これはもしかして・・・カエルか何か?

意を決して、熊鈴を鳴らしながら曲がり角の先を覗いてみました。
やはり獣の姿はありません。
そうとなれば早々にここを通過!もし熊なら、こちらが動けば襲ってくるなり逃げるなりの動きが分かるはずですが、そのような音は全くなし。
どうやらカエル的な生物のドッキリにあったようでした。

いやー、それにしてもビビりました。
平日の登山で自分以外周りには居ないし、本当に熊だったやばかったです。

そのあともなんとなく熊鈴は大きめに鳴らしながらちょっとペースは落として進み・・・
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12時56分、一軒屋避難小屋に到着。ここで小休止します。

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とてもきれいな芝生の敷地に建つ避難小屋。周りはフラットでテントとか張りやすそう・・。
トイレはありませんが、沢がすぐ目の前なので水の確保は問題なさそうですね。

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中も拝見。
居間が広く就寝スペースは反対に3畳弱ほどの広さ。
このあたりは沢の合流点なので増水時などは無理せずここで避難するという判断も必要になるかもですね。

小休止を済ませたら避難小屋にさよならして先に進みます。
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避難小屋から出てすぐの沢沿い、ルートが一部崩落していました。
ここは通行注意!

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ここから先はまた気持ちのいい沢沿い歩き。
とは言え先ほどの件があったのでちょっと音を出したりしながら歩きます。

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それにしてもこちらの沢はキレイですね〜。
一部ナメ床のようなところもあって、この日はとても暑かったので本当にウォータースライダーしたい気分!でした。

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大滝沢林道を通過し

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ここから先はもうほとんどフラットな林道歩き。
車で入ってこれそうですが、ここは林業などの関係者のみ入れるところなので、ハイカーの車はNGです。
残念。

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13時36分、車道に出ました!
この先は大滝橋のバス停、残念ながらバスの時間とは合わなかったので自然教室までてくてく歩きます。

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それにしてもこの道路歩きが暑くて暑くて・・・もう夏のような空ですよ。

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20分ちょっと歩いて西丹沢自然教室に無事戻ってきました!
それにしても暑い、汗だらだら・・・

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という事で自然教室裏の沢でザバーっと顔と頭を洗ってさっぱり!


こうして畦ヶ丸ハイクは無事終了。
平日という事もあってかなり静かな山歩きでした。自然教室に停まっていた車のほとんどは、どうやら用木沢方面や檜洞丸方面に向かったようで、途中すれ違ったハイカーは1人だけ。
静かでよかったけど、ちょっと静かすぎたかな・・・wいや、ホントあの唸り声?にはビビらされました。
そろそろクマーに遭遇しちゃいそうな気もするので気を付けないと、ですね。

そして今回の西丹沢自然教室→畦ヶ丸→大滝橋のルート、前半は滝が楽しめて、後半はフラットトレイルとキレイな沢歩きが満喫できます。
ただ自然教室から畦ヶ丸までの沢部分は結構歩きにくいし、トレースもかなり不明瞭、道標はしっかりしてますが悪天候や濃霧などの時は入らない方がいいでしょうね。個人的にはもしまた来るなら大滝橋から上がってみたいかな。下棚と本棚は、今年の冬には氷瀑を見に来たいですね!


◆登山データ
西丹沢自然教室(9:02)→ベンチ(旧権現山ルート分岐点:9:31)→下棚分岐(9:36)→下棚(9:38)→下棚分岐(9:44)→本棚分岐(9:52)→本棚(9:56)→本棚分岐(10:04)→善六のタワ(10:45)→畦ヶ丸山頂(11:20)→畦ヶ丸避難小屋(11:25)→お昼→畦ヶ丸避難小屋発(12:22)→大滝峠(12:38)→一軒屋避難小屋(12:56)→大滝沢林道(13:26)→大滝橋バス停手前車道分岐(13:36)→西丹沢自然教室(14:04)