年の瀬も押し迫った12月30日〜31日と、今年最後のハイクに行ってきました。
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2013年、なかなか思うように山へ行けなかった年でした。
そんな1年だからこそ、最後にふさわしいハイクはなんだろう?とここの所ずっと考えていたのですが、前日の夜、お風呂の中で
「そうだ、2013年最後の日の出を見に行こう!」
と思いつき、ようやく場所も大決定。

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早朝自宅を出発し、一路奥多摩の峰谷へ。そこからさらに林道を進み、奥集落にある浅間尾根への登山口からハイクアップ。

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快晴の晦日。こんなにギリギリのタイミングに山に行くのは初めて。無理を聞いてくれた嫁さんに感謝です。

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まだ誰もいない鷹ノ巣の避難小屋。
テントの整地跡が2箇所あって、ここに張ってしまおうか・・・と一瞬誘惑がよぎるも、なんとか耐え切りました。

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避難小屋を後にして、日陰名栗山へハイクアップ。雪は深いのですが、トレースがはっきりしているので見た目よりも楽です。

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ビバーク適地を見つけて幕営。実はこの場所に前に張った人の整地跡が残っていたので、それを使わせていただきました。

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ビバークポイントからの展望は極上!

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時間に追われることなく、好きなようにのんびりと過ごします。

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そう言えば、日陰名栗山に来たはずなのにピークを踏んでいないことを思い出し、ぷらぷらと散歩のように山頂へ。

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そして、2013年、山から見る最後の夕日。遠くの山並みへとゆっくりと沈んでいきます。

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赤く染まる鷹ノ巣山と

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残照に黒く浮かぶ富士山。

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微かな残照に浮かぶ富士山を眺めながら。

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反対側には都心部の夜景が広がります。

辺りには誰もいなくて、人工物も一切無い、本当の自然の中に居る雰囲気。
なんだか、こういうシチュエーションだったらもっと今年一年のことを思い返してしんみりとするのかな、と思っていたのですが、案外そいうわけでもなく。単純にいつものように山を楽しんでいる自分にちょっと期待外れ。
いや、お涙頂戴って訳ではないんですけどね。
思いのほか神経が図太くなったのか、それとも感受性が衰えてきたのか・・・。
よく分からないまま、シュラフに潜り込んで早めに就寝。
翌朝、2013年最後の日の出を見るために。


明けて12月31日。
起床は5時30分。META1Pの前室を開けた瞬間、既に2013年最後の劇場は開演していました。
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遠く都心部の夜景の上に下弦の月が浮かび、その水平線は既に赤く染まり始めています。

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朝日が上るのをじっと待つかのような富士山。
こちらも撤収準備をしながら日の出を待ちます。気温は-8度。無風だけど体を動かしていないと凍りつきそうです。

そして、クライマックスは突如やってきました。
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大岳山の向こう、雲が光り始め

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6時50分、調べていた通りの時間に太陽が昇ってきました。

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2013年、最後の日の出。
雲から顔を出した太陽は、あっという間に白と黒だった大地を赤く染め上げていきます。

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朝日に照らされる富士山。

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丹沢の山並みも赤い舞台の上にその姿を浮かび上がらせています。

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ものの数分の間にこれだけ世界を変えてしまう、太陽の力強さと、創り出す風景の美しさ。
途端に、この1年のことが無意識に溢れかえってきました。
色々な意味で転機を迎えた2013年。うまくいかなかったことも沢山あって、その分迷惑をかけてしまう事もあって。それでもなんとか乗り切って、そしてたどり着いた2013年最後の日。
思うことは色々とあるんだけど、そんなちっぽけな自分の気持ちなんて関係無しに、この圧倒的な美しい風景を創りだす太陽にただただ、感動してしまい、気づけば自分にしては珍しく涙が。

ああ、なんだか色々あったけど、最後にこれだけの景色が見られた。
だからきっと、今年は良い1年だったのだと思う。
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素直にそう思うと、なんとなく、この1年に感謝です。

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こうして2013年のラストハイクは無事に終了。
そして、このエントリーが今年最後となります。

この1年、blogやTwiiter、Instagramを通じて様々なコメントを下さった皆様、行く先々の山でお会いした方々、一緒に山に行ってくれた仲間たち、そしていつもこの稚拙なblogを見てくださっているあなた。
本当に1年間ありがとうございました。

来年は、この2013年に迎えた転機を、自分のチカラで好機に変える、変えなければならない年です。
もしかしたら今まで通りの更新というわけにもいかないかもしれません。
が、やっぱり山にも行きたいし、やりたいことも沢山あるので更新はあるかな・・・。
でも、今年色々と山や仕事を通じて思った事を、実現できるようにステップアップしていきたい、そんな一年にしたいと思ってます。

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2013年、無事下山お疲れ様でした。
来年、また色々な(意味でも)山に登りましょう!

皆様にとって良い一年でありますように!