雪の奥多摩を歩くハイク。
雲取山を目指すうえでは最もメジャーと言える鴨沢から七ツ石を抜けて、石尾根を通るルート。
とは言え、今回は雲取山のピークハントは目標ではありませんが・・・。
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出発から2時間20分ほどで七ツ石小屋に到着。雪を白く頂く富士山もばっちり見えてます!


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小屋の脇を通り、奥にある休息スペースへ向かうとそこもまるでゲレンデのような雪の量!
七ツ石小屋でここまで雪があるのは初めてです。あんな雪見大福のようにこんもり積もった雪を年内に見られるとは・・・!
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タクさんのblogにあった通り、七ツ石小屋のトイレは改修工事中。新しいトイレは鉄筋で、しかもあの位置だと見晴らしも良さそうですね〜。
奥多摩小屋も改修してくれるとうれしいんだけど・・・。

余談ですが、以前丹沢塔ノ岳に登った時、花立山荘のオーナーさんが山小屋のトイレ事情について色々と愚痴を言っているのを聞きました。行政からは十分な補助を得られず、仮に最新のバイオトイレにしたとしても費用回収は見込めないしメンテナンスも実費になるとか・・・。標高の高い・低いを問わず、どこの山でもトイレには複雑な事情が絡むみたいですね。

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そんな工事中のトイレの下で休憩。ここまでの雪の状態などをTwitterで流しておきました。
ちなみに着ているアウターは先日モニターで当たったミズノのエアロフトハイブリットジャケットです。
こちらのレビューはもう少しお待ちくださいね・・・。

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長めの休憩を済ませて、10時36分、奥多摩小屋目指して出発です。
しかしここからがちょっときつかった!

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写真で分かるとおり、トレースはあるもののまだまだ細く、ちょっとでも外すとズボっと膝上まで埋まってしまいます。雪はまだ柔らかいとはいえ低山の湿った雪。新雪といってもパウダー、とはいかないのでちょっとしたラッセル状態です。
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ヒーヒー言いながら石尾根分岐に到着。
ここもトレースは細く、右に行っても左に行ってもだいぶ疲労しそう。特にこの状態だと石尾根を鷹ノ巣方面には歩く気にはちょっとなれなかったなあ・・・。

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七ツ石山頂直下ではさらに雪は深くなっていきます。気持ちいいんだけど、つ、辛い・・・!

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11時16分、七ツ石山山頂に到着。普段より倍くらいかかったような気が。
山頂も踏み跡が少なくて、ちょっと外れると抜けるのに一苦労です。

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これから向かう奥多摩小屋方面。中央右よりの山が雲取山。もうすっかり真っ白な雪の世界です。
まるで石尾根がスキー場のコースのよう。

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七ツ石山山頂からブナ坂への下り。
これだけ雪があるならいっそスキー板でもあれば気持ちよく滑って降りられそう・・・!

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あれだけ雪が深いと登りよりも下りの方が大変。特に今日はストックがないのでバランスに注意しないと下手したら転んで雪に埋もれてしまいそうです。
なんとか慎重に降りてきて、ブナ坂で一息。七ツ石方面から降りてくる人はいませんでしたが、ここでは巻き道経由で来たと思われるハイカーさんが数名休んでいました。

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快晴の石尾根、しかも雪はたっぷり。気温も低めで雪が緩むこともなく、快適なスノーハイクが奥多摩小屋まで続きます。
サイコー!

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12時10分、奥多摩小屋のテント場に到着。
さすがにまだテントは張られていませんが、途中すれ違ったハイカーさんが1名、先行して雪をならしてテントの設営スペースを作っていました。雪が新雪なので固まらなくて大変だ〜と言っていました。
ちなみに、奥多摩小屋ではなんとスコップが借りられたそうで・・・。そうと分かっていれば持参しなかったかも。
そうそう、奥多摩小屋の管理人さん、変わったみたいですよ。今の管理人さんはとても気さくで優しいおじさん。受付に行ったら「アルコールは足りてるか?」と聞かれ・・・最初は燃料のことかと思ったのですが、よく考えてみたらビールのことですね。
今度の管理人さんは商売も上手なようで!

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こちらも受付を済ませたら早速設営開始。
最初は奥多摩小屋に近い林間に設営しようかと思ったのですが、ガイラインを張るのにちょうどいい間隔の木がなくて、結局へリポートにほど近い場所に決定。まずは整地をして・・

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なんとか設営完了!
写真では分かりにくいのですが、左右2本の木にガイラインを張って、それをMETAの頂点のループに通しています。
はっきり言ってテンションもほとんどかけられないし、ガイラインが足りなくてサイドのリフターも片方しか使えませんでした。
それでも中に入ればなんとかまあ、座って食事が出来るし寝られるし・・・もしこれがHUBBA HUBBAで、ポールを忘れていたら間違いなく撤退だったでしょうね。普通のテントでも木を使って張る方法とかありますけど、それにはガイラインが足りなさすぎ。まあ、いい経験になりました。

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さて、それじゃ水を汲みに行こうか・・と思ったら、なんと水場へのトレースがまったくなし!
それでも水がないと困るので、なんとかアイゼンとゲイターを再装着して水場に向けてラッセルスタートしたのですが・・・。
半分ほど行った辺りで足がつりそうになりあえなく断念。仕方ないのでバーナーで雪を溶かしてセイシェルで水を作ることにしました。

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雪って一見するときれいに見えるけど、こうやって溶かすとまあ木屑とか良く分からないものが沢山混じってますね。今度から雪山来るときはコーヒーフィルター持ってこよう・・・。

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なんとか1Lほどの水を30分くらいかけて確保。取りあえずまずはお昼ご飯で400mlほど使い、あとは晩御飯用にシュラフに入れて残しておきます。足りなくなったらハイドレーションの水がまだ1Lちょっと残っていたのでこちらを使うことに。

このあと、ビールを飲んだら途端に睡魔が。
最近山に来るとよく昼寝をする気がします・・が、まあ、疲れているので躊躇なくシュラフに潜り込んで夕方まで仮眠することにします。