自分により深く山の楽しさを教えてくれた相棒。
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MILLETのナムチェ55+10と本日お別れしてきました。

ナムチェを購入したのは2010年の5月だから、もう3年以上前になります。
初めて使ったのはその年のGWの雲取山。以降、奥多摩は四季を問わずテント泊で訪れ、他にも奥秩父や北アルプスも一緒に歩きました。
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購入当時は、このナムチェに至るまでは相当あれこれと悩んだり、お店に出向いては何度も背負ってみたり、とにかく妄想が激しかった(笑)。しかし、道具選びもこうやって突き詰めて考えていくと、自分の登山スタイルを見つめなおす良い機会になると、自分は思います。
この時は実は大型のバックパックを購入するのは初めて、とにかく「堅牢であり」かつ「必要なものはすべて兼ね備えている」というのが絶対条件でした。本当はグレゴリーのトリコニ辺りが欲しかったのだけど、諭吉1人分値段が違うので断念したんだよね・・・。そして当時はまだテントも今より大きかったし、他の細かいアイテムも決してコンパクトでは無かったので、55Lから65Lに拡張できるフレキシブルさもも重要なポイントでした。
何より、見た目もかなり好きだった。

ナムチェを購入して以来、色々なところにテントを担いでいって、徐々にそのハイクスタイルも変わっていきました。ある意味、ナムチェをハードに扱ったおかげで、自分のスタイルならどの程度の堅牢さで、重量で、機能が必要か、というものが実感できた、という事です。

初心者ハイカーさんに何を用意すればよいか?と尋ねられた時、2通りの答え方があると思います。

1つは、「取りあえずある物で行ってみる。そうすれば何が足りないかわかるから、それを揃えていけばいい。」
もう1つは「まずはしっかりと基本を押さえておく。過剰な装備だと思ったら次回から外していけばいい。」

どちらが正しいとかはナンセンスで、単純に個人の考え方の問題なのですが、自分は明らかに後者ですね。
ああ、これは必要なかったな、とか、これはアレで代用できるな、とか、経験の中から削っていく。心配性なので安全が担保されてないとダメなタチなのです。そういった意味では、ナムチェは最初こそ2気室に分けてつかっていたけど後半は完全に1気室にして使っていたし、レインカバーも標準のブ厚いナイロンカバーより軽量なシルナイロンのカバーの方が使いやすいとか、そういうのです。でもどれも使ってみて自分に不要か必要か分かったという点では、本当に良い経験を積ませてくれたバックパックでした。

これからどんな人に使われるのか分かりませんが、願わくば次のオーナーさんもこのバックパックを通して色々と経験してもらって、ステップアップしてくれるとうれしいです。

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バイバイ、ナムチェ!
ありがとう!