この夏行われたORショーなどですでにご存知の方も多いと思いますが、来シーズンMSRのテントが大幅にリニューアルを受けるようです。
中でも注目なのが、HUBBA HUBBAシリーズ。
Hubba_Hubba_NX_1_
自分も愛用している、HUBBA HUBBA HPもアップデートされて 、ずいぶんとクールな印象になりました。




構造上の大きな変更点は、出入口の開閉が中央→右側に変わっていること。
MSR_HubbaHubbaNX_FlyOpen_PR_R
ちょっと分かりにくいですが、要するにフロントパネルを開けた時のフライを、従来は左右に巻き取っていたのが、中央部分への巻き取りに変わってるのです。・・・うーん、なんかうまく説明できないのでこちらの動画を。

これによって、真ん中をたくし上げてベンチレーターとして機能させたりすることも出来るみたいですね。


使用されている素材も結構変わっています。

■HUBBA HUBBA NX
ミニマムウェイト:1.54kg
パッキングウェイト:1.72kg
フライ素材:20Dリップストップナイロン 耐水圧1,200mmデュラシールド・ポリウレタン&シリコーン・コーティング
フロア素材:30Dリップストップナイロン 耐水圧3,000mmデュラシールド&DWR

■HUBBA HUBBA HP
ミニマムウェイト:1.69kg
パッキングウェイト:1.93kg
フライ素材:20Dリップストップナイロン 耐水圧1,000mmデュラシールド・ポリウレタン&シリコーン・コーティング
フロア素材:40Dリップストップナイロン 耐水圧10,000mmデュラシールド・ポリウレタン・コーティング

フライについては同じ20Dですが加工が変わったのでしょうか、耐水圧は1,000m→1,200mmへとスペックアップ。一方でフライ素材は40D→30Dへと薄型化され、耐水圧も10,000mm→3,000mmへと下がっています。
この辺りは軽量化とのトレードオフなんでしょうね。おかげでミニマムウェイトでは150g軽量化されています。
個人的には150程度であればフロア素材はそのままでもよかったような・・・。
超軽量!というほどではないですけど、フロアの扱いについてはちょっと今まで以上に気を使いそうですね。
フットプリントは必須な気がします。
MSRとしては軽量化に振ったシリーズなんでしょうけど、今一つ中途半端感が拭えないです。まあ、どことなくガンダムチックなカラーはカッコイイですけどね(^^;

HUBBA HUBBAに関しては、購入前に相当あれこれ悩んだおかげもあって非常に気に入っているテントです。
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昨年の奥多摩ソロハイクにて。

最近ソロが多くなっているので出番をNEMO META 1Pに奪われがちですが、何より居住性の高さからとても快適だし、ガイラインやペグダウン、そしてちょっとした工夫をすれば耐風性についてもなんとか対処できますし。もしNXが「1,000gを切った!」とか何か革新的な変化があったらちょっと悔しかったかもしれないけど・・・。まだまだHPのお世話になりそうです。

ところで、もう一つ気になるテントがMSRから出ますね。
新たにラインナップされているElixir 2。
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Elixir_2
こちらはフレーム構造がハブからクロスに変更されてますが、そのスタイルはどことなく往年の名作moss tentのスターゲイザーを彷彿とさせます。
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形状としてはmacpacのmicrolightと同じ感じですが、センターポールが追加されている分こちらの方が居住性は高そうです。さらにクロスポールに変更されたことから、従来のHUBBAシリーズよりも耐久性・耐風性が向上しているものと思われます。
こちらのスペックは

ミニマムウェイト:2.1kg
パッキングウェイト:2.1kg
フライ素材:68D ripstop polyester 1500mm Polyurethane & DWR
フロア素材:70 taffeta nylon 3000mm Durashield polyurethane & DWR

という事で、HPやNXよりも耐久性の高い素材が使われています。サイトでも記載されているように、よりエクストリーム向けなんでしょうね。それにしても、このUL主流の中で2.1kgというウェイトでリリースしてくるあたり、MSRのこだわりというかなんというか。せめて1.7kgくらいだったら良かったのに・・・とか思ってしまいますね。


ところで本国サイトではもうHUBBA HUBBA HPは掲載されていませんね・・・NXにリプレースされてしまうという事なんでしょうけど、何となく自分が使っているモノがディスコンになっていくのは寂しいような、そうでないような・・・複雑な心境です。