秩父芦ヶ久保から奥多摩を目指す(予定だった)ハイク。
武川岳をあとにして、妻坂峠、大持の肩を目指します。
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写真は大持の肩から眺める名栗方面。ここは展望が良くて気持ちがいいポイントです。
武川岳をあとにしてしばらく広めの尾根道を進むと、突如急勾配の下り坂に差し掛かります。
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ちなみに上の写真右手にも似たような支尾根があり、迷い込みには要注意です。

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そして妻坂峠への激下り!こんな角度が延々と続きます。
途中2名ほど登ってくるハイカーとすれ違いましたが、ここの登りは相当しんどそう。二子山雄岳からの下りも結構な激下りでしたが、ここはそれ以上かも・・・。下りも角度が急なため、脹脛や太ももにかかる負担がとても大きく、さらに足に疲労がたまっていく感じ。

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激下りを終えると道は再び緩やかになり・・・

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12時50分、妻坂峠に到着です。

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ここは秩父側の生川からの登りや、名栗から上がってくるルートの交差点。いつもなら多くのハイカーが休憩するポイントなのですが、この日は誰も居ません。
ちなみに妻坂峠は標高839m、武川岳は1052mなので、200m以上の標高差を一気に下ってきたことになります。足もだいぶ疲れましたし、ここから再び大持の肩までは急な登りがあるので、少し足を休めます。

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12時54分、足も回復したところで出発。ここからはしばらく急な登りが続きます。6月に来た時は走って下り降りた道も、反対に登りとなると地獄のような角度・・・。
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30m登っては休み、また30m登って・・の繰り返し。ひー!
ちなみに、↑こんな風に下を向いて登っていたら、途中ある倒木に気づかないで、頭を上げた瞬間その倒木にナイス頭突きをかましてしまいました。しばらく星が舞うほどのクリーンヒット、幸い怪我がありませんでしたが急坂の途中での予想外のダメージにテンションダウン・・・。

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途中の杉並木の間からは終わりかけの紅葉。晩秋の雰囲気たっぷりですね。

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何とか標高1100mまで登り返すと比較的フラットなトレイルに様変わり。
トレイルの左手には気持ち良さそうな落ち葉の広場が・・・あまりの疲労に一瞬ここでビバーグしてしまおうか思いますが、さすがにトレイルから丸見え。先もまだあるので重い脚を引きずるように進みます。

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すっかり葉の落ちたトレイル。冬のトレイルはこうやって見晴らしが良くなるので歩いていてとても気持ちがいいです。が、この時点でかなりの疲労と、そして気になる時間。どう考えても大持の肩に到着するのは13時半は過ぎてしまいそう。先のルートを考えるともっとペースアップしたいところですが疲れで足も思ったように進まず。
やはり2時間、寝坊の分だけ余裕が無い行程になってしまったことをかなり後悔していました。

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その後も重い足を引きずるようになんとか進み・・・

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予定をかなりオーバーして、13時53分、大持の肩に到着。
この日2回目バックパックを降ろしての休憩。しばらく展望を眺めてこの後のことを考えます。
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雲は多いけれど遠くまで良く見渡せます。
しかしこの展望の良さとは反対になぜかテンションはどんどんダウン中。原因は明白で、とにかく疲れが酷い・・・。17kgの荷物を背負って緩急バリエーション豊富なアップダウンをこなしてきた結果、完全に足のHPはゼロに近い感じ。晩秋だというのに帽子のツバから滴り落ちる汗がその激闘を物語っているようです・・・。

さて、どうしよう。
この先の各ポイントまでのCTは

ウノタワまで約30分
ウノタワ→鳥首峠まで30分
鳥首峠→橋小屋ノ頭まで1時間30分

最近日の傾きが早くなってきたこともあり、16時を過ぎる頃にはもう薄暗くなってくるでしょう。
ビバーグポイント適地を探す時間も考えると、2時間半のCTを1時間30分でいけるのが理想ですが、この疲労した足でどこまでタイムを稼げるか。
とは言え、実はこの時点でほとんどビバーグの気持ちは萎え萎えでした。
なので、とりあえず最終エスケープポイントである鳥首峠まで向かい、ここで改めて考えることにします。

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疲労のせいか写真もなんかうまく撮れない・・・。