南八ヶ岳ハイクから中二日、お盆の休みを利用して再び山へと向かう計画を立てていました。
ちょうど一年前のこの時期は燕岳〜大天井岳〜常念岳を縦走したのですが、今年はあの燕岳から見た裏銀座、新穂高〜双六〜鷲羽の縦走を当初計画していました。
ところが、色々と事前の情報を調べていくと、どうやらお盆時期の裏銀座はかなりの混雑が予想され、かつ新穂高の駐車場も前日の夕方には入らないと埋まってしまう可能性があるとのこと・・・。
出発当日の夜まで仕事が入りそうだったため、裏銀座はちょっと厳しいかな〜と思っていた矢先。

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その南八ヶ岳ハイクで、硫黄岳付近から見た北八ヶ岳方面。あの天狗や根石岳の稜線も気持ち良さそうだよなあ・・・。
黒百合ヒュッテは嫁さんも行って見たいといっていたし、自分はオーレン小屋にも泊まってみたかったので、まったりと歩くにはちょうど良い。という事で、急遽今年のお盆は北八ヶ岳2泊3日のんびりハイクに大決定したのでした。

仕事から帰宅後、急いでパッキングを済ませて3時間ちょっと仮眠。朝方4時過ぎに自宅を出発し、登山口となる稲子湯に到着したのは14日の7時半過ぎでした。
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野辺山を通り過ぎ、小海線沿いに進んでから左に山沿いに進んでいくと現れる稲子湯。秘湯感たっぷりで宿も雰囲気あります。600円で立ち寄り湯もやっているそうです。
そしてこの稲子湯には隣接するトイレがあり、これがまたキレイ。
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登山口はもう少し先なのですが、事前にここで軽く準備を済ませます。

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7時48分、登山口のみどり池入り口のゲートに到着。
既に数台の車が停まっていましたが、運良く1台縦列出来るスペースがあったのでそこに車を停めて、出発の私宅を整えたりします。
それにしても雲ひとつ無い快晴!お盆前から居座っている高気圧は、先日の南八ヶ岳ハイクでもお世話になったスタミナ無尽蔵な高気圧。あと3日、何とか持って欲しい・・と祈りながら、8時20分、ゲートを出発します。
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2回ほど林道をはさみ、登山道を進みます。
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森に差し込む朝陽は既にかなり高い位置。8時過ぎの登り始めはここ最近の山行ではちょっと遅め。でもこの日は目的地の黒百合ヒュッテまで4時間ちょっとのハイクなので、あまり急がなくてもOKです。

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それにしても北八ヶ岳エリア、初めて歩きましたが雰囲気がとても良いですね。何より森が明るく、それでいてとても緑が深いです。雰囲気としては昨年の甲武信ヶ岳に通じるものがありますが、甲武信の源流ルートの方がもっと原始的な感じですかね。

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気持ちの良い森林トレイル。暫くはさほどアップダウンも無く快適なトレイルが続きます。

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9時13分、途中にある水場に到着。

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この水場がまた水がとてもきれい!そのまま飲めそう。飲んでおけばよかったと今更後悔・・・。
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水が豊富なこのエリアは同時に苔の緑が豊かなエリアでもあります。
あちらこちらにある倒木・岩、なんでもとにかく苔に覆われていて、苔マニアにはもうたまりません。

水場を少し上がったところに、ちょっと面白い倒木がありました。
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分かりますかね?写真中央の倒木、なんだか恐竜みたいじゃないですか?
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寄ってみるとなかなかの迫力!思わずのけぞってしまいそうです。

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そしてこのエリアで見つけたかったのがギンリョウソウ!あまり高山植物とかには興味が無いのですが、ギンリョウソウは見てみたかった・・・のですが、ここまで見つけたのはちょっとしおれてしまったものだけ。北八ヶ岳なら見られると思ったんですけどねぇ・・・。
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水場を過ぎてからトレイルの勾配もややきつくなります。
とは言え、トレイル自体はかなり整備されていてとても歩き易いです。この辺は初心者にも安心してオススメできる所以ですね。

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水場から20分ほどでトロッコの廃道と合流します。ここまでくれば最初の休憩ポイント・しらびそ小屋はすぐそこ。
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9時42分、しらびそ小屋に到着。その名の通りシラビソに囲まれた、湖畔に建つ可愛い山小屋です。
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ここにはキャンプ指定地も隣接していて、とは言っても大体5~6張りくらい。場所を考えると縦走時の立ち寄りポイントでもないのであまり使うケースは少ないかも。それよりも雰囲気の良い小屋泊のほうが惹かれます。

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目の前にはこじんまりとしたみどり池。その湖面の向こうには、明日登る予定の東天狗岳が見えています。
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小屋前でトイレと小休止を済ませたら先へと進みます。
この先は標高差およそ300mの中山峠を越えて、黒百合ヒュッテを目指します。
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