7月も残すところあとわずか、まだまだと思っていた夏山も気が付けばシーズンイン。あちらこちらから夏山の便りも聞こえ始めてますね。
当然、自分も負けじと(?)夏山の計画を持前の妄想力を存分に発揮して計画中です。
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ところが少々問題が・・・。

2013夏山の筆頭候補は、今までも何度も書いてきたとおり「栂海新道」を日本海から歩いて、白馬岳まで辿る「Sea To Summit」トレイル。もうこれは何年も前から考えてきた憧れのトレイルで、これを目標にして今年は山を歩いてきたと言っても過言ではありません。
何よりその「Sea To Summit」というフレーズがとてつもなくカッコイイw
とにかく、他は差し置いても何とか行きたいトレイルです。

ところがこのSTSトレイルにあたって少々問題が発生しているのです。

それはそれは、サラリーマンの悲しい宿命、「休みが取れない」かも・・・!という問題。

そもそも、この栂海新道を経由して白馬岳を目指すルート、本来であればだいたい4泊5日、移動日や予備日を考えると6日間程度の日程が必要になります。もちろん、健脚さんであれば3泊4日程度でも行ける人はいるんでしょうけど、どんなに甘く見積もってもやはり5日間は見るべきでしょう。

本来であれば5日間なんて休み、普通のサラリーマンでは取りにくいものです。
しかしこの時期は夏!つまり夏休みがある!当初はこれを当てて、なんとか山行計画を練ろうとしていました。

ところがどっこい、ここにきてどうやら8月・9月はそもそも連続して5日間の休みなんて無理そう、せいぜい取れても4日程度。4日となると一気に難易度も緊張感も倍増します。なにせこのルート、とにかく長い!

仮に、3泊4日で計画してみます。
1日は、前日深夜から移動し白馬に車を駐車。その後大糸線に乗って起点となる親不知まで移動します。
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この時点で、どんなに早くても歩きだしは9時頃になります。1日目はほぼ樹林帯のハイクなので多少長めに行動時間を取れたとしてもせいぜい17時が限界でしょう。8時間の行動時間中、休憩をトータル1時間と見ると実質7時間、となるとCTで見ると多少巻いて歩いたとして、親不知からCT7時間半の白鳥小屋泊が現実的です。
仮にここで初日は1泊したとして、2日目。
朝4時から歩き出したとして、行動時間は13時を限度とすると約9時間。すると次の幕営地は位置的には朝日小屋になるのですが、ここまでがCT12時間弱!8割で歩けたとしても9時間強。数字上では行けそう?と思うのですが非常に気になるのがここ。
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黒岩山から朝日岳までは段階的に標高を上げていくポイントで、特に最後の朝日岳山頂直前の登りは相当疲労している状態で歩くことになります。さらに朝日岳から朝日小屋までも気を抜けない個所が数か所あるようで、この辺り果たしてどこまで集中力が持つかどうか。

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おそらく3日目、朝日岳〜白馬岳間の方はそこまで怖いところはなさそう。白馬岳山頂直下のガレ場を乗り切れればOKですかね。

OKですかね、と書いておきながらですね。
この計画にはとても無理があって、大きな問題点がいくつもあります。
恥ずかしい話ですが書いておきましょうかね・・・。

1)初日の行動開始が遅すぎる。
9時登りだしというのがかなり無理があります。これを、仮に前泊して朝5時頃からスタート出来れば、初日はかなり余裕が出来るので、ちょっと頑張れば栂海山荘まで行けるでしょう。
さらに言えば、深夜発で行くことになるので、寝不足による体力の不調についても不安があります。今までは割と深夜発でも問題はなかったのですが、今回はちょっと慎重にならざるを得ないですね。

2)2日目の行動時間が長すぎる
CT12時間、8掛けで9時間ちょっとというのは、個人的に北アではあまりやりたくないCTですね。下山ならともかく特に登りでは。さらに言うと2日目仮に順調に歩いたとして後半3分の1は2,000m越えの稜線です。午後になると雲が湧きやすい時期だと、天候の急変に対応できるだけの余裕が無いのはとても大きな問題。
初日の疲労度も考慮すると、2日目は少し緩いくらいの方が先々安心なんですよね。
理想としてはCTで8時間以下、8掛けで6時間程度でしょうか。

3)そもそも、3泊4日だと予備日が設けられない。
これが問題。
1日予備日を考えるとさらに日程の短縮が前提となり、2泊3日、逆ルートで想定される日程よりも短くしなければなりません。
俺、そこまで健脚じゃないし・・・・!


・・・と、かなりネガティブな要素を列挙してみましたが、個人的には実力云々の前にまず時間を取れないかもしれない、というところがとてもイタイですね。時期を多少ずらして9月後半〜10月前半にするという考えもあるのですが、この時期になるともう冬装備が必要になってきます。出来れば少しでも装備を軽量化出来るこの時期にこそ歩いておきたいのですが、果たしてどうなることやら・・・。

で、一応別案ルートもいくつか検討中。
1つ目は「唐松岳〜不帰キレット〜白馬三山縦走」。
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初めて北アルプスに足を踏み入れた唐松岳から、不帰キレットを超えて白馬三山へ。さらにその先は栂池まで降りるもよし、大雪渓を下るもよし。個人的には大雪渓を下るのはイヤだけど(落石に気付きにくいし、クレパスも怖い)。
天狗山荘に1泊、2泊目は頂上宿舎かなー。

もう一つは、個人的にカッコイイ山No.1の鷲羽岳へ行く!
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新穂高温泉から入って2泊3日でちょうどいい感じ。これもかなみ魅力的と言えば魅力的。


・・・とまあ、あれこれ妄想してますが、ホントどうしよう。
白馬三山縦走も、鷲羽岳もどちらも非常に魅力があるし、行けばきっと感動すると思うんですよね。
ただね・・・やっぱり「Sea To Summit」って言葉に惹かれちゃってるんですよね。難易度(というか時間的制約ですが)が高い分、達成感は半端ないだろうなって思うし、いつも南側からしか見たことない白馬三山を日本海側から見たら超興奮するんだろうな〜とか、朝日〜雪倉〜三国峠のあの稜線歩きはやっぱり夢ですし・・。

なんとか実現に向けてあれこれ考えてみますけどね。
一番理想は2泊3日で初日栂海山荘、2日目に雪倉岳避難小屋、で3日目大雪渓を下る、って感じっすかねぇ。
やりたいけどヤマレコでもそうそう記録ないんですよね〜・・・・ふう。。