7月に入って最初の週末。山開きが行われたばかりの南アルプス・甲斐駒ケ岳へと行ってきました。
今回は念願の黒戸尾根ルート！泣く子も黙る（？）日本三大急登です。コースとしては、まずは初日は標高2,400mにある七丈小屋に行って幕営。翌日早朝に山頂へアタックし、テントを撤収して下山、というプラン。
七丈小屋は事前情報でテント場はあまり広くないこともあって、時間帯によっては混雑するとの事。そのため早めに小屋に着くため、前日から深夜の高速を飛ばして尾白の竹宇駒ヶ岳神社の駐車場に着いたのが土曜3時過ぎ。ここから2時間ほど仮眠を取って、6時には出発・・・の予定だったのですが案の定の寝坊！
実はこの週の前半から体調があまりよくなく、この週末の登山もどうしようかと悩んでいたのです。が、金曜になってなんとか持ち直したので、「取りあえず登山口までは行ってみようか。ソロだし無理なら引き返す。」という前提で出発したのです。
幸い体調自体は回復したのですが寝坊とは・・・。
慌てて起きて外に出ると駐車場は満車！自分が来た時間にはまだ10台も停まっていないくらいだったのですが・・・「黒戸尾根ってこんなに登る人いるの？？？」と思いましたが、実はこの駐車場、途中で分岐する日向山の登山口にもなっているのです。そのハイカーも含めると・・という事だと思うのですが、よく分かりませんでした。
急いで出発準備を整えて、6時43分、駐車場を出発です。この時点で予定より40分押し・・・。
駐車場から5分ほどのところにある竹宇駒ヶ岳神社にて、登山の安全祈願。
荘厳な雰囲気漂う立派な神社です。
神社の左手を進むと吊橋。
尾白川渓谷。水の透明度ハンパないです。確かjojoさんたちが夏になるとこの辺に遊びに来るんじゃなかったっけ・・。
吊橋を渡りきるとここから登山道のスタート。気合を入れつつ、ペースはあまり上げずに、クライムオン！
登り始めはいきなりの九十九折の登り。
ここ、なんだか知ってる雰囲気だな・・と思いながら歩いていたら、そう、昨年末のタワ尾根の際の最初の登りにそっくりです。この苔むした感じといい、良く似ています。
10分ほど登ると日向山方面との分岐に。
甲斐駒方面はここを左手に進みます。
それにしてもまずまずここまではとても気持ちの良いトレイルが続きます。
なんだか黒戸尾根って、最初っからゴリゴリの急登ばっかリ、しかも岩場続きのトレイルだとばかり勝手に思い込んでいましたが、むしろ全く反対。とても歩き易いです。
こういう雰囲気、奥多摩とは秩父にもありますよね？なんだか初めて来た感じがしないというか・・。
ちょうど1時間歩いたところで最初の休憩。ここまではとても歩き易いトレイルで、ペースもまずまず。
反面、かなり湿度も高くて、汗がとにかく噴出してきます。
時折沢から吹き上げてくる風の冷たさがとても心地よい。ずっと吹いてて欲しいくらい・・。
休憩している時、バックパックを寄りかからせていた木にセミの抜け殻。
もう夏へと山も姿を変えつつあるんですね（この日実は関東では梅雨明けがあったそうですね。びっくり！）。
そうそう、黒戸尾根はいたるところに小さな祠や、不動尊の石像があります。おどろおどろしい、と思う人もいるかもしれませんが、なんだか今回の山行中はずっと見守られているような感じがして、とても心強かったです。
ずっと歩いていたくなるような、トラバース。気持ちいい！
8時16分、笹ノ平を通過。
そのすぐ先に横手・白須分岐があります。ここまで1時間40分ほど。黒戸尾根のCTは「山と高原」地図では甘く書かれているそうですが、このくらいは普通って事ですかね？
この辺りから登りが結構きつくなってきます。
何となくですが、黒戸尾根って幾つかのセクションに分かれていて、最初が苔と広葉樹の樹林帯エリア、ここでは比較的緩やかに標高を上げていきます。そして次がこのクマ笹のエリア。この辺りが結構ハードな感じで、一気に標高を稼ぐような九十九折の急登が続きます。黒戸尾根の本領はこの辺りから発揮、といったところでしょうか。
それでも疲れたなー、と思ってふと石の上に視線を移すとこんな風にお地蔵さんがいたり。しばし写真を撮りながら呼吸を整えます。
しばらくクマ笹トレイルを登っていくと、左手に鳳凰三山が！オベリスクまでバッチリ。うーん、こちらも登ってみたい・・・。今年行けるだろうか？行けたら行きたい山ですね〜。
時間もちょうどいいのでここで小休止。9時23分、登り始めから約2時間半ちょっと。ペースとしてはまずまず。今日の行程で言えば半分くらいは来たところでしょうか。しっかりと体を休めて、先の登りへと備えます。
今回は念願の黒戸尾根ルート！泣く子も黙る（？）日本三大急登です。コースとしては、まずは初日は標高2,400mにある七丈小屋に行って幕営。翌日早朝に山頂へアタックし、テントを撤収して下山、というプラン。
七丈小屋は事前情報でテント場はあまり広くないこともあって、時間帯によっては混雑するとの事。そのため早めに小屋に着くため、前日から深夜の高速を飛ばして尾白の竹宇駒ヶ岳神社の駐車場に着いたのが土曜3時過ぎ。ここから2時間ほど仮眠を取って、6時には出発・・・の予定だったのですが案の定の寝坊！
実はこの週の前半から体調があまりよくなく、この週末の登山もどうしようかと悩んでいたのです。が、金曜になってなんとか持ち直したので、「取りあえず登山口までは行ってみようか。ソロだし無理なら引き返す。」という前提で出発したのです。
幸い体調自体は回復したのですが寝坊とは・・・。
慌てて起きて外に出ると駐車場は満車！自分が来た時間にはまだ10台も停まっていないくらいだったのですが・・・「黒戸尾根ってこんなに登る人いるの？？？」と思いましたが、実はこの駐車場、途中で分岐する日向山の登山口にもなっているのです。そのハイカーも含めると・・という事だと思うのですが、よく分かりませんでした。
急いで出発準備を整えて、6時43分、駐車場を出発です。この時点で予定より40分押し・・・。
駐車場から5分ほどのところにある竹宇駒ヶ岳神社にて、登山の安全祈願。
荘厳な雰囲気漂う立派な神社です。
神社の左手を進むと吊橋。
尾白川渓谷。水の透明度ハンパないです。確かjojoさんたちが夏になるとこの辺に遊びに来るんじゃなかったっけ・・。
吊橋を渡りきるとここから登山道のスタート。気合を入れつつ、ペースはあまり上げずに、クライムオン！
登り始めはいきなりの九十九折の登り。
ここ、なんだか知ってる雰囲気だな・・と思いながら歩いていたら、そう、昨年末のタワ尾根の際の最初の登りにそっくりです。この苔むした感じといい、良く似ています。
10分ほど登ると日向山方面との分岐に。
甲斐駒方面はここを左手に進みます。
それにしてもまずまずここまではとても気持ちの良いトレイルが続きます。
なんだか黒戸尾根って、最初っからゴリゴリの急登ばっかリ、しかも岩場続きのトレイルだとばかり勝手に思い込んでいましたが、むしろ全く反対。とても歩き易いです。
こういう雰囲気、奥多摩とは秩父にもありますよね？なんだか初めて来た感じがしないというか・・。
ちょうど1時間歩いたところで最初の休憩。ここまではとても歩き易いトレイルで、ペースもまずまず。
反面、かなり湿度も高くて、汗がとにかく噴出してきます。
時折沢から吹き上げてくる風の冷たさがとても心地よい。ずっと吹いてて欲しいくらい・・。
休憩している時、バックパックを寄りかからせていた木にセミの抜け殻。
もう夏へと山も姿を変えつつあるんですね（この日実は関東では梅雨明けがあったそうですね。びっくり！）。
そうそう、黒戸尾根はいたるところに小さな祠や、不動尊の石像があります。おどろおどろしい、と思う人もいるかもしれませんが、なんだか今回の山行中はずっと見守られているような感じがして、とても心強かったです。
ずっと歩いていたくなるような、トラバース。気持ちいい！
8時16分、笹ノ平を通過。
そのすぐ先に横手・白須分岐があります。ここまで1時間40分ほど。黒戸尾根のCTは「山と高原」地図では甘く書かれているそうですが、このくらいは普通って事ですかね？
この辺りから登りが結構きつくなってきます。
何となくですが、黒戸尾根って幾つかのセクションに分かれていて、最初が苔と広葉樹の樹林帯エリア、ここでは比較的緩やかに標高を上げていきます。そして次がこのクマ笹のエリア。この辺りが結構ハードな感じで、一気に標高を稼ぐような九十九折の急登が続きます。黒戸尾根の本領はこの辺りから発揮、といったところでしょうか。
それでも疲れたなー、と思ってふと石の上に視線を移すとこんな風にお地蔵さんがいたり。しばし写真を撮りながら呼吸を整えます。
しばらくクマ笹トレイルを登っていくと、左手に鳳凰三山が！オベリスクまでバッチリ。うーん、こちらも登ってみたい・・・。今年行けるだろうか？行けたら行きたい山ですね〜。
時間もちょうどいいのでここで小休止。9時23分、登り始めから約2時間半ちょっと。ペースとしてはまずまず。今日の行程で言えば半分くらいは来たところでしょうか。しっかりと体を休めて、先の登りへと備えます。
コメント
コメント一覧 (2)
やっぱりそうでしたか、ここの登山口の近くにはキャンプ場もあったのですが、ここを使うんですかね？それにしてもホント尾白川は透明度ハンパなかったです！
海人君いよいよテント泊デビューですか！
個人的にオススメなのは笠取山ですかね〜。笠取小屋も過ごし易くて、ちょっと足を伸ばして古札山とかへもいけますし。でももう北八ヶ岳とか歩いているので物足りないかも。
それで言えば同じ八ヶ岳の赤岳鉱泉（ここは施設もしっかりしてるし、鉱泉までのアプローチは比較的フラットなんで）、硫黄岳なら一泊で行くには十分じゃないですかね。余裕があれば硫黄岳→横岳まで。その先はややテクニカルなのでもう少し経験積んでからの方が安心かもです。
初めてのテント泊なら、稜線やコルなどの風が強そうな場所は避けたほうがいいと思います。
樹林帯のテン場なら安心ですし。甲斐駒も北沢峠からのアプローチなら行けると思いますよ！
テント場も水が美味しいしオススメです！
昨年、渓谷歩きしてその後着替えずそのまま川に入り風呂代わりに（笑
ここの透明度は半端ないよね。
今年は8月第1週の土日から夏休みです。
なんとか海人とテント泊デビューを考えてますがお勧めの場所ありますか？
甲斐駒ケ岳も候補で検討していたんですが、さすがに登り続けは海人が持たないかなと。
昨年いった高見石小屋〜の天狗岳はがんばって歩いたけどね。
車で行けて、一泊コースで良いところないかな。
本当は2泊とかである程度歩きたいんだけど、子連れのリスクは大きいからね。
それと自分の体力が心配（汗
いずれにしても尾白川遊びは入れようと思ってます（笑