奥秩父・雁峠から奥多摩駅まで2泊3日で歩くハイク、3日目。
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いつもよりも少し長いハイクは、いつもよりもあっという間に最終日をむかえてしまいました。
3日目の朝も4時過ぎに起床。
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昨晩はかなり寒くて何度も目覚めてしましました。気温自体は-に落ち込む事は無かったのですが、夜半過ぎからやや風が出てきて、シェルター内を通り過ぎていきます。このために体感温度がかなり低くなっていたようです。風のお陰でシェルター内の結露はあまりありませんでしたが、このくらいの温度域だと風を遮る何かがあった方が安心ですね。結露が少なかったとは言え1度だけ、顔に結露が落ちてきて目が覚めました。その後は目覚めるたびに小まめに結露をふき取っていましたが、最終的にはシュラフカバーの必要性を改めて再認識した次第です。

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前日の将監小屋と同じくバウムクーヘンとクリームブラン、コーヒーを飲んで簡単に朝食を済ませた後、ハイドレーションにセイシェルから1.5L分の水を補給し、撤収の準備に取り掛かります。

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外に出るとうっすらと山と空の境界が赤く、明るくなっていきます。雲ひとつ無い空、鷹ノ巣で向かえる朝ではこんな快晴は久しぶりな気がします。

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META1Pを張っていた場所をキレイに片付け、随分と軽くなったバックパックへと荷物を詰め込みます。
シューズの靴紐を念入りに締めて、軽く体をほぐして準備完了。

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6時8分、奥多摩駅へと向けてこのハイク最後の山歩きのスタートです。
ゆっくりと歩こうかとも迷いましたが、せっかくのソロハイクの締めくくり、自分が出来るところを出し切ってみようと思い、どのくらいのタイムで奥多摩駅までたどり着けるか、決して速さを求めるわけではないのですが、今の自分で、この装備でどのくらい歩けるのかを知ることもこのハイクの目的です。
そう思いつつも、一歩一歩、しっかりとトレイルを踏みしめながら歩き出します。

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朝日に影の伸びる石尾根と、鷹ノ巣山の山頂。

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6時24分、鷹ノ巣山山頂に到着!
その山頂からは
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初めてはっきりと富士山が!5度目にして始めてその姿を鷹ノ巣山山頂から見ることが出来ました!
そしてさらに視線を右へと移すと・・・
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日陰名栗の向こうには南アルプスもバッチリ見えてます!
早朝のクリアな空気だからこそ見られる景色、最高の気分です。

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南側には遠く霞む丹沢主脈も。
あそこもいずれ山中湖から歩きとおして見たいところですね。晩秋辺りが狙い目でしょうかね。

鷹ノ巣山で朝の景色を満喫したら、再び奥多摩駅へ向けて出発です。
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ここから先が石尾根でも大好きな区間。南側が開けて、気持ちの良いトレイルがしばらくは続きます。
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将門番場を過ぎて、いつものぐにゃん木。こちらから見ると鳥に見えますが、反対からだとゾウに見えます。
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やがてトレイルは六ツ石山の北側をトラバースする新緑の道へ。

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程なくして六ツ石山への分岐点に到着。時刻は7時22分、鷹ノ巣避難小屋から約1時間14分。良いタイムです。

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かなり飛ばして歩いてきたのでウィンドブレーカーを脱いでレイヤリングを変えます。ここからはもう残るトレイルもわずか。この3日間のことを思い出しながらまた歩き出します。

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三ノ木戸分岐へと続く急な斜面を一気に下って・・・

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7時42分、三ノ木戸分岐に到着。

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ところどころ現れる新緑。まだ今回の行程全体を見ると新緑はまだこれからって感じでしょうかね。きっと5月半ばも過ぎるころが一番キレイなんでしょう。

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植生が変わり杉の木が増えてくるともう登山道の終わりも間近。

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8時20分、稲荷神社を通過。残りわずかとなった行程の安全を祈願して先へと進み・・・

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8時25分、ついに登山道が終わり林道に合流。

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ここからはアスファルト歩き。奥多摩の駅はもうすぐです。

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羽黒神社でも再度、安全祈願。残りは少ないけども最後まで気を抜かず歩かないと。

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眼下に奥多摩駅周辺の街並みが見えてきました。

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青梅街道に入り、氷川大橋を渡り・・・

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5月5日、8時47分、奥多摩駅に到着!!
鷹ノ巣避難小屋から2時間39分で下山完了。と、同時に3日間の奥秩父雁峠から奥多摩駅を繋ぐハイクの終了です。終わってみればあっという間で、達成感があると同時にちょっと寂しい感じも。
取りあえず記念に奥多摩駅前で写真を撮ってもらいましたが、撮ってくれたハイカーさん、不思議そうな顔をしてました。
それもそのはず、この時間帯はこれから山に向かうハイカーで奥多摩駅前は大混雑。自分の事をなんでこんな感じで写真撮ってるんだ?と思ったのかもしれません。

その後、もえぎの湯で3日間の汗を流そうかと思ったのですがOpenまで1時間以上待たなければならなかったので、駅のトイレでFinetrackのナノタオルを濡らして全身を拭いて着替え、アタマはセイシェルに残った水でざっと汗を流してすませちゃいました。これでも意外とすっきり、これからはこの手もアリかな。

こうして2泊3日、奥秩父主脈の一部の縦走ハイクは無事に終わりました。
歩行距離はおよそ30kmちょっと、ソロハイクとしても色々と得るものが大きかったです。
今回は軽量化をテーマにして見ましたが、歩くペースや下山後の疲労を考えると、パッキングウェイトが14kg弱だった事が非常に大きかった気がします。
また、シューズについてもマウンテンマゾヒストを使いましたが、今回歩いたルートではこのシューズでも十分対応が出来ることがわかりました。また、足への負担も少なかったと思います。
ただ、実際北アルプスとなるともっと岩稜帯を歩く事になるので、やはりクリスタロがいいのかどうか・・これは一度別の機会に比較してみたいと思います。

その他新しく導入したNEMO META1PやBlackDiamond リボルトについても書きたいことがあるのでこれはまた別途記事にしたいと思います。

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最後、奥多摩駅のホームから。
ガッツリと歩いた2泊3日でしたが、早くも次はどの山を歩こうかと思案中。
ホント、山バカにつける薬はありませんねw

◆登山データ
○1日目
新地平(11:25)→雁峠(13:28)→休憩→雁峠(13:40)→分水嶺(13:47)→水干(14:05)→唐松尾山(15:29)→山ノ神土(16:05)→将監峠(16:16)→将監小屋(16:25)→テント泊

○2日目
将監小屋(5:55)→禿岩(7:39)→飛龍権現(8:05)→狼平(9:25)→三条ダルミ(9:48)→休憩→三条ダルミ(10:11)→雲取山(10:39)→奥多摩小屋(11:15)→休憩→奥多摩小屋(12:00)→七ツ石山(12:27)→鷹ノ巣避難小屋(13:36)→テント泊

○3日目
鷹ノ巣避難小屋(6:08)→鷹ノ巣山(6:24)→六ツ石山分岐(7:22)→三ノ木戸分岐(7:42)→稲荷神社(8:20)→登山道入り口(8:25)→羽黒神社(8:36)→奥多摩駅(8:47)