奥秩父・雁峠から奥多摩駅を目指す2泊3日のハイク。初日は予定より2時間の大寝坊というハプニング?もありましたが、なんとか無事に将監小屋へ到着しました。
DSC03545
2日目は将監小屋からスタート。まず目指すは飛龍山、その手前には絶景の展望スポットが。
ハイク2日目、5月4日は朝4時に起床。DSC_3146
META1P内の気温は-1℃、気温ほど寒さを感じなかったのは風がほとんど無かったためかもしれません。ただ、設営場所が足元に向かって下がっているので、寝ている間にズルズルと下に体がずり落ちてしまい、何度も上に這い上がる、を繰り返してました。お陰でちょっと寝不足です。
気になる結露についてですが、シェルターの内側を見てみると
DSC_3145
ビッシリと結露が凍って霜になっていました。
将監小屋はテン場が芝で、湿度も高いため結露は多い場所なんでしょうね。今回は気温が低かったお陰でシュラフが濡れてしまうようなことはありませんでしたが、これから気温が高くなったりしたらかなりの結露は発生しそう。そうなるとシュラフカバーは必須ですね・・・。

取りあえず身支度を整えながら軽く湯沸し。
DSC_3147
今回は朝の撤収を早めにするために朝ごはんはバウムクーヘンにクリーム玄米ブラン。熱いホットチョコレートで流し込みます。寝起きに糖分を多めに取ることで血糖値を上げて体を目覚めさせる、というのをどこかで読んだため試してみました。効果というより準備が楽な分片付けも簡単でいいですね。
これからはこのスタイルで行こうかな。

DSC_3148
外に出てみるともう辺りはすっかり明るくなり、早くも出発するハイカーやのんびりとした朝を満喫しているハイカー、スタイルは様々。META1Pについては取りあえず内外についた霜を出来るだけ払い落として、あとは今日のテン場で乾かす事にします。
DSC_3150
Khufuのハイカーさんも出発の準備が整った様子。この日は雁坂小屋まで歩くと言っていました。お互いの山行の無事を祈りつつ、5時55分、こちらも将監小屋を出発です。

DSC03529
将監小屋からまずは一気に急登を登りきるとそこからは緩やかなアップダウンを繰り返しながら山腹をトラバースするトレイルに入ります。
まだ木々に葉が生い茂っていないこの時期は西側に目を向けると
DSC03526
今日は富士山がバッチリ!
DSC03527
南アルプス・北岳〜間ノ岳〜農鳥岳の白峰三山もよく見えています。朝の、まだ水蒸気が上がってくる前の時間だからこそ見られるこのクリアな景色、サイコーです!

とは言え、飛龍までのトレイルは比較的痩せたトレイルが多く、場所によってはトレイルが一部崩落していたり
DSC03531
こんな橋を渡るシーンも。緩やかですが気の抜けないトレイルが続きます。

DSC03543
将監小屋から約1時間45分、午前7時39分に禿岩に到着。標識の右手奥を進んでいくと・・・

富士山〜南アルプス
そこは富士山から南アルプスまで一気に見通せる絶景ポイント!
DSC03547
DSC03549
DSC03546
ここまでの疲れが一気に吹っ飛ぶような景色。サイコーです!

しばらくすると三条の湯方面から上がってきたハイカーで混み始めたので禿岩を後にして、ここの手前のスペースで軽く腹ごしらえ。今回、朝出発時にフリーズドライのちらし寿司に水を入れておいて、その状態で将監小屋を出発してみました。
フリーズドライのご飯系は水だと大体60分で戻る計算なので、出発を早めて、途中どうせどこかで休憩するからその時に食べられるようにしてみたのです。結果としてはこの方法はアリ、ですね。時間が節約できるし、燃料も余計に使わなくて済みます。ただ、このちらし寿司は正直あまり美味しくなかった・・・好みの問題かもしれませんが。これなら梅わかめとかの方がいいかもしれませんね(^^;

さて、腹ごしらえも済んだ後は10分ほど歩くと飛龍権現に到着です。
DSC03550
ここで飛龍山に行くか悩みました。往復で約40分。山頂はしかも展望はナシ。40分の時間をどう捉えるかですが、ここは時間と体力を優先して今回はスルーする事に・・・。ハイクの安全だけ祈願して、次の目的地・雲取山を目指します。
DSC03551

DSC03553
しばらく歩くと、その雲取山の姿が見え始めます。
奥秩父からだと飛龍の向こう側なので目にすることはここまでなかったのですが、とうとう視界に捉えられるところまで歩いてきたわけです。雁峠からなのでそれほど遠いというわけではないですが、それでもやっぱり感慨深いものがあります。
そしてこの辺りからハイカーが急に増えてきました。おそらく三条の湯から上がってきたハイカーとすれ違う時間帯みたいです。それにしても女性のソロハイカーの多いこと。これもやっぱり某雑誌効果なんでしょうかね・・?

DSC03555
飛龍から先は将監小屋からのトレイルよりもさらにアップダウンが大きくなります。基本的にピークは踏まないで山腹をトラバースするのは同じ。あまり代わり映えの無い風景が続いたりと、なかなかに精神的にクる時間もありました。
そう言えばこの時点で今日のテン場をどうするかまだ決めかねてました。奥多摩小屋でのんびりテントを張るのも良いし、今日頑張って鷹ノ巣まで行ってしまうのも時間的には全然可能です。

そんなことを繰り返し考えながら歩いていた時、一人のハイカーさんとすれ違いました。
その直後、お互い振り返ってみると、なんとHikescapeのAKMさんじゃないですか!Twitterやblog、instagramでは交流させて頂いていたのですがお会いするのは初めて。
トレイル途中での偶然の出会いに思わず握手でご挨拶。話を聞くと前日は唐松谷林道から上がって奥多摩小屋で一泊し、これから笠取小屋まで行けたら行くと話していました。どうやら本当は仲間内3人で将監小屋へ行く予定だったらしいのですが、タイミングが合わずこうしてソロハイクで来たとの事。自分が昨晩将監小屋に泊まったことを話すと「なんかUL装備の3人組いませんでした?」と聞かれ、「あ、まさにその3名の方の隣に張ってましたよ」と答えると、なんとその3名のULハイカーがお仲間だったそうで、さらにsanpo stoveの作者のsanpoさんと、最近moonlight gearにもピックアップされていたSOLA のチタンテーブル作者の方だったとの事!ああ!声かけておけばよかった・・・!
奥多摩小屋について聞いてみると昨日は激混みだったそうで・・・。この時点で大体心は決まりました。どうせなら人の少ないところでゆっくりしたい。出来るだけ鷹ノ巣まで行く方向で考えよう、と。
DSC03557
最後に写真を撮らせていただき、お互い気をつけて良いハイクを!と挨拶をしてそれぞれの方向へと歩き出しました。
山中、ソロで歩いていてこんな風な出会いは本当に嬉しいものですね。

DSC_3164
その後再び雲取山を目指して歩きます。偶然の出会いが力をくれたのか、不思議と先ほどよりも足取りも軽く順調に進み・・・
DSC03560
狼平を通過。そのフラットなスペースに思わずテントを張りたくなる・・・。
DSC03562
9時48分、三条ダルミに到着。将監小屋出発から約4時間弱。CTでは4時間50分ほどなのでだいぶ早いペースで歩けたみたいです。
ここからは一気に標高差200mあまりを登り、雲取山の山頂を目指します。
DSC03563
・・の前に三条ダルミで一休み。ちなみにここはdocomoの電波は入りました。
嫁さんに連絡などを入れつつ休憩。

DSC03564
いざ、雲取山山頂へ!
ここは以前、冬の雲取山に登りに来たときに三条の湯へ向かって下りで使ったルート。あの時も急な下りでだいぶ苦労した記憶があるけど、ここを登る日がついに来てしまったか・・・。
という事で、あまりスピードを上げず、ここは一定のペースでゆっくり登ることに。
DSC03565

途中、すれ違ったハイカーさんに「あとちょっとですよ!」と教えてもらい、え?あとちょっと?ここってCTで40分って書いてあったんだけど・・・?
DSC03567
そう思っているうちに避難小屋に到着。ここまで約30分ほど。あ、やっぱりそれなりに時間はかかってたみたいです。ただペースアップしないように登ってきたから疲労が少なかったみたいです。
DSC03569
10時41分、今年2回目の雲取山山頂到着!
回りにハイカーさんが多かったので山頂ジャンプはお預けっす・・・。
それにしても雲取山まで来るとなんて言うか、ホームグランドに戻ってきた感じが一気にしますね。

DSC03570
と、感慨にふけるのは後にして、奥多摩小屋を目指すことに。一旦そこで休憩し、混雑具合を見てみたいと思います。
もしやっぱり混雑しそうであればビールだけ買って鷹ノ巣に行こう、そう思いながら雲取山を後にしました。