見上げると、直視できないほどの眩しさ。
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太陽に照らされた白いトレイルを、一歩一歩踏みしめて歩きます。
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唐松谷林道と大ダワ林道の分岐点から40分ほどで富田新道-唐松谷林道分岐点に到着。
ここを左手・唐松谷林道方面へと進みます。

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この辺りからグッと積雪量が増えてきます。
そして相変わらず細いトレイル。トラバースもより一層注意しながら進みます。

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途中木道も現れてきたり。場所によっては木道の上に雪が積もり、さらに凍結しているところも。

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こんなところでスリップしたら谷にまっ逆さまです。恐る恐る慎重に、とにかく慎重に・・・。

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トレイルはとても緊張感があるのですが、なんと言ってもそこはたっぷり積もった雪の道。
だんだんと深くなっていく雪の量に何故かテンションは上がっていきます。
その分体力ゲージは減少中・・・。

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唐松谷は基本的に沢沿いに進むので、本来は明瞭なトレイルです。
しかし、この時期豊富な積雪によって完全にトレイルは埋まっており、しかもこの日は自分達より前の先行者はいませんでした。つまりノートレース。
時折ルートが不安になったら、小まめにマップを開いて現在位置を確認します。
ペロさんは読図も自分より出来て、ホント助かりました(^^;



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途中、トレイル脇の大きな木の下で小休止。
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なんとも立派な木。

小休止を終えて歩き始めた時、またも今度は自分の前方1mのところの雪面に、右手から落ちてきた石が。
もう林道を歩く事2時間半。
その8割くらいがトラバース続きで、落石と足元の両方に神経を使いながら歩かなければなりません。
この辺りになると疲労も溜まってきて、かつ雪は深くなる一方です。

この時不安に思っていたのは明日の下山ルートです。
本来なら雲取山を経由し山荘側に降りて、芋ノ木ドッケを通過してタワ尾根、もしくは天祖山を廻って降りてくるつもりでした。
しかし、唐松谷林道でこの積雪量。しかも長沢背稜は奥多摩でも雪の多い地域です。下山ルートについてはやはり再考が必要かな・・・と、この頃から少し考えていました。
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場所によっては踏み抜くと膝上まで簡単に埋まってしまうところも。
雪質も悪くないので、こんな時こそスノーシューがあればきっと楽しいでしょうね〜。

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深い雪に悪戦苦闘しながらもなんとか進みます。
考える事は、早くテン場についてゆっくりしたい!
そして、パフェが食べたい!!

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唐松谷林道奥地の木橋を渡ります。ここまでくるとブナ坂まで最後のハイクアップ!

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坦々と登り続けるペロさんに大きく離されるも、こちらももはやマイペースで進むほかアリマセン。
ここに来て、今日のような雪の多いハイクではモントレイル マウンテンマゾヒストは完全にミスチョイスだと気づきました。。。
柔らかすぎるシャンクは雪面に食い込むことが出来ないし、キックステップも使えません。
さらに困った事にグリベル スパイダーは足先に爪が無いため、急斜面のハイクアップには適していません。
この2つの要因もあって、ブナ坂手前では本当にグロッキー状態に。ふくらはぎが爆発しそう・・・。

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それでもなんとか一歩一歩足を出しながら前へと進むことさらに約1時間。

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ようやくブナ坂に到着!
石尾根に出た途端、沢山のハイカーとすれ違いました。向こうは向こうで、「この人どっから来たんだろう?」って感じだったんでしょうかね?
まあ、そんな事も気にする余裕も無く、トレイル脇の丸太に荷物をおろして座り込みます。
持参した最後のおにぎりを食べて、何とか体力を回復させてから、今日のテン場・奥多摩小屋へと歩き出します。

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ここまで来るのは本当ツラかったけど、やっぱり石尾根に出ると足取りが軽くなる!